※2026年7月に内容を更新しました。
12月の会社のイベントといえば「忘年会」です。
会社によっては、教育の一環として、入社したばかりの新入社員が幹事を任されることもあります。
会社の飲み会では、基本的なマナーはもちろん、上司や先輩への気配り、事前の準備や当日の進行など、意識することがたくさんあります。
初めて幹事を任された方にとっては、「わからないことがあれば相談してね」と言われても、そもそも何を確認し、何を相談すればよいのかわからないこともあるのではないでしょうか。
忘年会を成功させるためには、事前に押さえておきたいポイントがあります。
しっかり準備して当日をスムーズに進めることができれば、社内での信頼や好印象にもつながるでしょう。
今回は、新入社員が忘年会の幹事を任されたときに知っておきたい、基本的なマナーやお店選び、当日の流れ、さらに忘年会をきっかけに職場でのコミュニケーションを円滑にするためのポイントをご紹介します。
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新入社員必見!幹事として押さえておきたい忘年会ルールとマナー

忘年会を成功させるために、まずは基本的なルールとマナーを押さえておきましょう。
主なポイントは以下の4つです。
1.座る位置を決めておく
2.乾杯のドリンクは種類を絞る
3.乾杯やお酒を注ぐ際のマナーを知っておく
4.タイミングを見て挨拶回りをする
1.座る位置を決めておく

出典:ヒトサガス
まずは、誰がどこに座るかをある程度決めておきましょう。
特に、上司や役職者が座る位置には配慮が必要です。
一般的には、入口から最も遠い席が「上座」、入口に近い席が「下座」とされています。
役職が高い方には、上座の①に座っていただくのが基本です。
一方、幹事はドリンクの注文をまとめたり、料理が届いた際に対応したりできるよう、動きやすい入口付近やテーブルの端の席⑩に座るとよいでしょう。
また、頻繁に席を立つ方や喫煙のために出入りする方がいる場合は、入口に近い席を案内するなど、それぞれの事情に配慮することも大切です。
席順に迷った場合は、先輩や前回の幹事を務めた方に相談してみましょう。
「過去の飲み会では、どのように席を決めていましたか?」
「席順で配慮したほうがよいことはありますか?」
など、具体的に聞くことでスムーズに確認できます。
2.乾杯のドリンクは種類を絞る

乾杯時のドリンクは、あらかじめ2〜3種類程度(ビールとソフトドリンクなど)に絞っておくと、進行がスムーズです。
忘年会のように人数が多い場では、乾杯の段階から全員がそれぞれ好きなドリンクを注文すると、全員分がそろうまでに時間がかかってしまうためです。
さらに忘年会シーズンは、通常よりもお店が混雑しやすく、ドリンクの提供に時間がかかる場合もあります。
予約時間には限りがあるため、事前にお店と相談し、乾杯用のビールやウーロン茶などを用意してもらえるか確認しておくと安心です。
乾杯までの待ち時間を短くすることで、忘年会をスムーズにスタートできます。
3.乾杯やお酒を注ぐ際のマナー

乾杯やお酒を注ぐ場面では、基本的なマナーを知っておくと安心です。
グラスで乾杯するとき

上司や先輩など目上の方と乾杯する際は、相手のグラスより少し低い位置でグラスを合わせることが、一般的な気遣いとされています。
形式にこだわりすぎる必要はありませんが、相手への敬意を忘れず、丁寧に乾杯することを心がけましょう。
瓶ビールを注ぐ時

出典:エビスマガジン
瓶ビールを注ぐ際は、写真のようにラベルが上を向くように持つと見た目もきれいです。
片手で雑に注ぐのではなく、必要に応じてもう片方の手を添えるなど、丁寧な所作を意識しましょう。
また、無理に飲み干してからお酒を注いでもらう必要はありません。
まだグラスにお酒が残っている場合や、これ以上飲めない場合は、「ありがとうございます。まだ残っているので大丈夫です」など、無理をせず丁寧に伝えましょう。
日本酒を注ぐ時

日本酒を注ぐ際も、相手が受け取りやすいよう、徳利を丁寧に持って注ぎましょう。
おちょこいっぱいまで注ぐのではなく、飲みやすい量を意識することが大切です。
相手がお酒を飲めるかどうかも確認し、無理に勧めないようにしましょう。
忘年会は、全員が楽しく過ごせることが一番大切です。
参考:間違っている人多いかも?社会人なら知っておきたいお酒のマナー | リクナビNEXTジャーナル
4.タイミングを見て挨拶回りをする
忘年会が始まってすぐに挨拶回りをするのではなく、料理やお酒がある程度進み、会場の雰囲気が落ち着いてきたタイミングで行うとよいでしょう。
役職者へ挨拶をする場合は、一般的には役職が高い方から順番に回ります。
その際、
「今年もお世話になりました」
「入社してから○○の際に助けていただき、ありがとうございました」
など、日頃の感謝を伝えてみましょう。
忘年会は、普段なかなか話す機会のない上司や先輩とコミュニケーションを取るきっかけにもなります。
ただし、お酒を注ぐことを無理に勧めたり、飲酒を強要したりすることは避けましょう。
相手がお酒を飲まない場合は、挨拶だけでも十分です。
参考:全社員が知っておきたい!宴会で失礼のないためのマナー | 社員旅行革命
忘年会前に行うお店選びと報連相のポイント

忘年会を成功させるうえで、特に重要なのがお店選びです。
初めて幹事を任されると、何を基準にお店を選べばよいのかわからないことも多いでしょう。
しかし、確認するポイントを事前に整理しておけば、スムーズに進めることができます。
お店選びでは、以下のポイントを確認しましょう。
・相談相手を決める
・予算、目的に合ったお店を探す
・料理や飲み放題の内容を確認する
・職場からの距離を確認する
・席の配置や個室の有無を確認する
相談相手を決める
お店を探し始める前に、まずは相談相手を決めましょう。
前回の忘年会で幹事を務めた方や、普段から会社の飲み会を取りまとめている方に相談するのがおすすめです。
過去に利用したお店や評判のよかったお店、会社として好まれる雰囲気などを聞くことができます。
特に、「今回は新しいお店を開拓したい」といった希望がある場合は、自分だけで判断せず、相談しながら進めると安心です。
早めに相談することで、お店選びの失敗を防げるだけでなく、「きちんと確認しながら段取りを進めている」という安心感にもつながります。
予算、目的に合ったお店を探す
相談相手が決まったら、予算と忘年会の目的に合ったお店を探しましょう。
例えば、年齢層が高めで落ち着いて食事を楽しみたい方が多い場合は、ゆっくり会話のできる落ち着いたお店が向いています。
一方、みんなで盛り上がりたい場合は、宴会向けのコースや飲み放題が充実した居酒屋なども候補になります。
また、座敷のあるお店を選ぶ場合は、靴を脱ぐ必要があることを事前に参加者へ伝えておくと親切です。
参加者の年齢や好み、会社の雰囲気を考えながらお店を選びましょう。
料理の内容や飲み放題の内容と、追加注文ができるか確認する

お店が決まったら、コース料理や飲み放題の内容を確認しましょう。
メニュー名だけでは、実際の料理の量や内容がイメージしにくい場合があります。
お店の公式サイトや予約サイトなどで料理写真を確認し、参加人数に対して十分な内容かをチェックしましょう。
また、コースによっては飲み放題が付いていない場合もあるため注意が必要です。
忘年会が盛り上がると、追加で料理を注文したくなることもあります。
追加注文が可能か、追加料金を誰が負担するのかについても、事前に会社とお店の両方へ確認しておくと安心です。
職場からの距離を確認する
お店を選ぶ際は、職場からのアクセスも重要です。
目安としては、会社から徒歩10分程度など、参加者が移動しやすい場所を選ぶとよいでしょう。
忘年会の時期は寒く、年末で街も混雑しやすいため、駅や職場から近いお店は参加者にとって大きなメリットです。
また、二次会を予定している場合は、一次会のお店から二次会会場までの距離やアクセスも事前に確認しておきましょう。
個室や席の配置を確認する
個室の有無や席の配置も確認しましょう。
お店によっては、「個室あり」と記載されていても、利用できる人数に制限がある場合があります。
参加人数全員が同じスペースに座れるのか、席が複数のテーブルに分かれるのかなどを、予約時に確認しておくことが大切です。
どうしても席が離れてしまう場合は、事前に会社側へ相談しておきましょう。
参考:忘年会のお店選びで失敗しないポイント8選 | カシキル
忘年会で好印象につなげ、仕事をしやすくするためのポイント

ここまでは忘年会のマナーとお店選びのポイントをご紹介しました。
幹事は参加者への配慮やお店とのやりとり、当日までの調整などやることが多くて大変です。
しかし、幹事を務めることで、普段あまりコミュニケーションを取らない社員と話す機会が増えます。
また、事前の段取りやスケジュール管理、状況を把握して行動する力を身につける機会にもなります。
丁寧に準備を進めることで、
「一生懸命取り組んでいる」
「段取りがしっかりしている」
といった好印象につながることもあるでしょう。
ここからは、忘年会をきっかけに、職場の方々とより円滑に仕事をしていくためのポイントをご紹介します。
・お店との事前確認を徹底する
・必要に応じてお店を下見する
・一人ひとりに挨拶をする
・会計の段取りを決めておく
・忘年会後のフォローをする
お店との事前確認を徹底する
予約する際は、予算、コース内容、人数などをお店へ伝えましょう。
特に重要なのが、人数変更やキャンセルに関するルールです。
「人数変更は何日前まで可能か」
「当日の人数変更には料金が発生するか」
などを確認しておきましょう。
参加人数がまだ確定していない場合は、現時点での予定人数を伝え、確定後に改めて連絡する方法もあります。
予約内容に変更があった場合は、できるだけ早めにお店へ連絡しましょう。
必要に応じてお店を下見する

インターネットで予約するだけでなく、参加人数が多い忘年会や重要な社内イベントの場合は、事前に現地を確認しておくと安心です。
実際にお店へ足を運ぶことで、
・会社や駅からの距離
・お店の入口のわかりやすさ
・店内の雰囲気
・席の配置
・トイレの場所
などを確認できます。
当日の受付場所や進行についてもイメージしやすくなり、トラブルを減らすことにつながります。
一人ひとりに挨拶をする

幹事を任されたら、忘年会中にできる範囲で参加者へ挨拶をしてみましょう。
忘年会をスムーズに進めることだけでなく、上司や先輩、一緒に働く方々へ感謝を伝えることも大切です。
幹事という役割を活かし、
「いつもありがとうございます」
「来年もよろしくお願いします」
など、普段なかなか伝えられない気持ちを言葉にしてみましょう。
会計の段取りを決めておく

支払いのタイミングや、誰が会計を担当するのかを事前に確認しておきましょう。
会社負担の場合や、社長・役職者が支払う場合は、誰にいつ声をかけるのかをあらかじめ決めておくとスムーズです。
幹事が参加者から会費を集める場合は、乾杯前や忘年会が始まる前など、参加者が酔う前に集金しておくとよいでしょう。
終了間際になると、酔っている方がいたり、支払い忘れが起きたりする可能性があります。
また、会社の経費として精算する場合は、領収書の宛名や支払い方法についても事前に確認しておきましょう。
幹事が立て替える場合は、必ず領収書を受け取ってください。
忘年会後のフォローをする

忘年会は、終了したらすべて終わりというわけではありません。
翌日に、
「昨日はありがとうございました」
「ご参加いただき、ありがとうございました」
と上司や先輩へ挨拶をすることで、より丁寧な印象につながります。
また、体調を崩していた方がいれば、
「昨日は大丈夫でしたか?」
と声をかけるなど、相手を気遣うことも大切です。
こうした小さなコミュニケーションの積み重ねが、普段の仕事でも話しかけやすい関係づくりにつながっていきます。
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おわりに
初めて忘年会の幹事を任されると、お店選びや予算、参加者への連絡、当日の進行など、慣れないことばかりで不安になることもあるでしょう。
しかし、忘年会は1年間の労をねぎらい、職場の仲間とコミュニケーションを深める大切なイベントです。
事前にしっかりと準備し、参加者への気配りを意識することで、幹事としての経験は仕事にも活かせるものになります。
新入社員にとっても、普段なかなか話す機会のない上司や先輩と距離を縮める良い機会です。
ぜひ幹事という役割を前向きに活かし、職場の方々と素敵な関係を築いてみてください。
そして、忘年会を成功させるためには、参加者が楽しく過ごせるお店選びも大切です。
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