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新入社員は絶対覚えるべき!忘年会をこなすためのマナーと一連の流れ

12月の会社のイベントといえば「忘年会」です。

会社によっては、教育の一環として入社したての新人社員を幹事に任命することがあります。
会社での飲み会ではルールやマナー、上司や先輩への気づかいが大事です。

幹事に任命された側としては色々と大変でしょう。
「わからないことがあれば相談してね。」と言われても、そもそも何を相談すれば良いのかわからないこともあるのではないでしょうか。

忘年会を成功させるためには大事にするべきルールがあり、うまくいけば好感度アップにも繋がります。

今回は忘年会のルールやお店選び、忘年会をきっかけに好感度が上がって仕事がやりやすくなるためのワザを紹介します。


新入社員必見!幹事で成功するための忘年会ルールとマナー


忘年会を成功させるためにまずはルールとマナーを押さえておきましょう。
ポイントは以下の4つです。

  1. 座る席を決めておく
  2. 乾杯のドリンクは二種類に絞る
  3. 乾杯からお酒を飲むまでのマナー
  4. お酌であいさつ回り

1. 座る位置を決めておく

出典:ヒトサガス

まず誰がどこに座るかを決めておきましょう。
特に上司が座る位置は大切です。
一番役職が高い方は入り口から遠い席である①上座に座ってもらいます。

そして幹事はいつでも動けるようにテーブルの端、⑩に座りましょう。
テーブルの端に座ることでドリンクの注文をまとめたり、注文した品が届いたときに手渡したりすることができます。

また頻繁にトイレに行く方や喫煙者は出入りも多いため、できるだけ入口から近いところの席にして配慮してあげることも大切です。

席をどこにしたら良いかわからない時は、先輩や前回の幹事を務めた方に相談してみましょう。
過去の飲み会では席をどうやって決めていたか、席の配慮はどうすれば良いかなど聞くと良いかと思います。

2. 乾杯のドリンクは二種類に絞る

乾杯時のドリンクはビールとソフトドリンクの合計二種類に絞っておきます。

理由は、それぞれが飲みたいドリンクを乾杯時から注文すると、揃うまでに時間がかかるからです。
特に忘年会シーズンは通常より混み合いやすくなり、ドリンクが届く時間が遅れる場合があります。

お店の予約の時間も限られているため、事前にピッチャーでビールとウーロン茶を用意しておくと、スムーズに進行することができます。
ドリンクを待つ時間が短くなる分、楽しい時間も増えるためおすすめです。

3. 乾杯からお酒を飲むまでのマナー

乾杯からお酒を飲むまでの一連のマナーがあるためそれぞれピックアップして紹介します。

  • グラスでの乾杯時

乾杯の際は上司、先輩よりもグラスを下げて乾杯しましょう。目上の方よりも高い位置で乾杯すると失礼に当たります。
日頃の感謝を込めてグラスを当てる位置が下になるように心がけましょう。

  • 瓶ビールを注ぐ時

出典:エビスマガジン

瓶ビールを注ぐ際は、写真のようにラベルを上に向けて注ぐことがマナーです。
ポイントは手の甲を見せるようにビールを持って注ぎます。
手のひらを見せて注ぐ行為は「逆手の逆注ぎ」といわれ失礼な行為にあたるため、注意しましょう。

他の人からビールを注いでもらう時は、グラスを空にした状態で飲みましょう。
もしグラスの中にビールが残っていれば、焦らずにゆっくり飲み干してから注いでもらいます。

どうしてもその場で飲み切れない場合は「まだ残っているので、残ったままで乾杯させてください」と一言伝えれば良いです。

  • 日本酒を注ぐ時

日本酒を注ぐときのマナーは、実は男女で少し違います。
徳利を持つ際、男性は片手で女性は徳利にもう片手を添えて注ぎます。

徳利に絵柄があれば、絵柄を上にして注ぐことがマナーです。
注ぐ量はだいたいおちょこの八分目まで入れると飲みやすいです。

またおちょこで日本酒をいただくときは、右手で持ち左手で3本ぐらい軽く添えて注いでもらうとより美しいしぐさになるため、余裕があれば実践してみましょう。

参考:間違っている人多いかも?社会人なら知っておきたいお酒のマナー | リクナビNEXTジャーナル

4. お酌でのあいさつ回り

お酌でのあいさつ回りは食事やお酒をある程度頂いてから回ってください。
回る順番は役職が上の方からです。

まずは社長にお酌をし、その後は専務や常務、部長や課長の所へ行きましょう。
お酌の際は「今年もお世話になりました」、「あの時色々助けてくださりありがとうございます。」など、入社してから嬉しかったことや日頃の感謝を伝えてみましょう。

お酒の場は感謝の気持ちを伝えやすくしてくれるため、想いを伝えることが大切です。

参考:全社員が知っておきたい!宴会で失礼のないためのマナー | 社員旅行革命


忘年会前に行うお店選びと報連相のポイント


忘年会で重要なことはお店選びです。
初めてのお店選びはわからないことがたくさんあるかと思いますが、ポイントさえ押さえればスムーズにできます。
ここからはチェックリストとしても使えるお店選びのポイントを紹介します。

  • 相談相手を決める
  • 予算、目的に合ったお店を探す
  • 料理の内容や飲み放題、追加料理を注文できるか相談
  • 職場からの距離
  • 個室か横並びの席かどうかの確認

相談相手を決める

お店選びの前にまずは相談相手を決めましょう。
去年幹事を務めた方や会社の飲み会をとりまとめしている方に相談すると良いでしょう。

特に会社が新しいお店を開拓したいという要望がある場合はなおさら、相談しながら進めることが良いです。
過去利用したお店かどうかのリサーチもでき、また会社が求めるお店の好みも把握できます。

相談相手を決めることで、お店選びはもちろん「ここまで段取りをしてくれるのか」と好感度も上がりやすくなります。

予算、目的に合ったお店を探す

相談相手が決まった後は、予算と忘年会の目的に合ったお店を探しましょう。

例えば年齢層が高めで落ち着いた雰囲気で飲みたい方が多い場合は、落ち着いた上品なお店、みんなでワイワイしたい場合は、賑やかな居酒屋を選びましょう。

また座敷があるお店を選ぶときは、事前に社員に伝えましょう。
女性の中には匂いが気になって足を脱ぐことに抵抗を感じる方がいるため配慮が必要です。

料理の内容や飲み放題、追加料理を注文できるか相談

お店が決まった後は、お料理の内容を把握しましょう。

品目だけ書かれていると、イメージのずれが起こりやすいです。
筆者は実際に品目は豪華なのに、実際に注文したら「あれ?想像したものと違うな」と思ったことがあります。
必ずお店のHPやグルメサイトなどでコース写真を見て、お料理を把握します。

コース料理でも、飲み放題が付いていないものがあったりするため、注意してください。
また盛り上がると追加で料理を注文したがる方がいます。
追加で単品注文しても良いかを会社とお店の両方に確認しましょう。

職場からの距離

お店を選ぶ際は職場から近いところを選びましょう。
お店の距離の目安は会社から徒歩10分以内が理想です。

また会社によっては二次会に行くパターンがあります。
二次会がある場合は事前に一次会から二次会の会場までの場所やアクセスをチェックしておきましょう。

個室か横並びの席かどうかの確認

お店に個室があるかを確認してください。
お店によっては人数によって個室が用意できる場合とそうでない場合があります。

何名までなら1つの個室で予約可能かどうかをお店へチェックしましょう。
予約した際、どうしても席が離れる場合は会社に相談することをおすすめします。

参考:忘年会のお店選びで失敗しないポイント8選 | カシキル


忘年会で好感度を上げて仕事がしやすくなるためのワザ


ここまでは忘年会のマナーとお店選びのポイントを紹介しました。

幹事は参加者への配慮やお店とのやりとり、当日までの調整などやることが多くて大変です。
しかし幹事を務めることは、普段コミュニケーションをとらない社員さんと喋る機会が増えます。
また、事前の段取りやスケジュール管理、状況把握をする力が身に付く機会です。

「この人は一生懸命だ」、「段取りが良い」など社内の好感度も上がっていきます。
この章では、社員さんとこれからも円滑に仕事をしていくためのおすすめポイントを紹介したいと思います。

  • お店の事前確認を徹底する
  • お店の下見をする
  • お酌をしながら一人一人挨拶をする
  • 会計の段取りをする
  • 忘年会後のアフターフォロー

お店の事前確認を徹底する

まずは事前にお店との連絡や確認をしましょう。

予約の際に予算、コース料理、人数を伝えます。
人数変更が何日前まで調節可能かを確認してください。急な人数変更で調節ができない場合もあります。

人数がはっきり決まってない場合は、ざっくりの人数を伝えて人数変更があればその都度お店に連絡してください。

お店の下見をする

HPやインターネットで予約して行くことが多いかもしれませんが、お店を予約したら実際に現地まで足を運ぶことをおすすめします。
お店に足を運ぶことで、会社からの距離、店内のトイレやお店の雰囲気、店員さんの接客、当日の流れや段取りが確認できます。

お酌をしながら一人一人挨拶をする

幹事を任されたら、忘年会中に社員一人一人に挨拶をしていきましょう。

忘年会をスムーズに進めるだけではなく、上司や先輩、一緒に働く社員さんへのお礼やコミュニケーションを取ることも幹事の大切な役割です。

幹事という役割を活かして日頃のお世話になっているお礼や、これからも頑張っていきたいという想いを職場の方々に伝えてみましょう。

会計の段取りをする

支払いのタイミングや誰が払うかを事前に確認しておきましょう。

社長や役職が料金を払う場合は、幹事から支払いのタイミングが来たら声をかけてあげましょう。
最後の料理やラストオーダー直後であれば、支払いもスムーズです。

幹事がまとめて参加者からお金を集金・支払いをする場合は、当日の休憩中や乾杯前に参加者から回収しておくといいでしょう。

終了前になるとお酒で酔ってしまい計算があいまいになったり、貰い忘れも発生してあとから会計が合わないという事もあったりするため気を付けていきましょう。

また急用で事前に集金できない場合はクレジットカードで支払いして、後日出社時に参加者から集金するという方法がおすすめです。

最後に幹事が払う場合は、必ず領収書をもらっておいてください。

忘年会後のアフターフォロー

忘年会は準備や開催中だけでなく、終わってからの気配りもとても大切です。
終わってから上司や先輩にお礼のメッセージを送ったり、次の日の出勤で「ありがとうございます。」と伝えたりしましょう。

感謝の気持ちを伝えることで、相手との距離も近くなりやすく、また相手から「礼儀正しいな」という印象も作れます。

また飲みすぎた方がいれば看病はもちろん、解散後にメッセージを送ったり、次の日の出勤に「大丈夫でしたか?」と声をかけたり、気にかけてあげましょう。
そうすると相手との距離感も近くなり仕事でもコミュニケーションが取りやすくなっていきます。 


おわりに


初めての忘年会の幹事はお店選びや予算、気を付けることがたくさんあり、最初は慣れないことばかりでしょう。

忘年会は1年の労を労うための大切なイベントです。
企画や準備、様々な気配りをすることで、仕事だけではなく職場の方々との関係もぐんと近くなります。

新人社員にとっては良いチャンスです。
ぜひ幹事を通じて職場の方々と素敵な人間関係を作ってみてください。

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