酔っ払って記憶がない…、なのに家に帰れている理由とは!?

お酒にまつわる失敗談「記憶の忘却」とその理由


飲み会にて、場の空気に流されて飲みすぎてしまい…
途中から記憶がなく、気づけば翌朝。自宅の寝室にて目を覚ます。

ふと、
 「2件目、ちゃんとお金支払ったっけ?」とか
 「どうやって家に帰ってきたんだっけ?」とか
 「周りに迷惑をかけていないか?」なんて
急に不安になってくる。
そんな経験された方もいるのではないでしょうか。

お酒を飲みすぎてしまい、記憶がない。
にも関わらず、ちゃんと自力で自宅に帰ることができている。

今回はその理由について紹介したいと思います。

記憶のメカニズムについて


飲み会の翌日、記憶がない時間をどのように過ごしていたかについて
一緒にいた人に聞いてみたら、
「普通に話してたし、お金も支払っていたよ」なんて言われて
ホッと胸を撫で下ろすものの、やはり当の本人は覚えていない。

記憶がなくなるまで飲んでいるにも関わらず、
どうして普段どおりの行動ができているかについては
実は記憶のメカニズムが大きく関わっていました。

記憶を大きく分けると、「短期記憶」「長期記憶」に分類されます。
一時的に、新たな情報を少しだけ覚えておくのが「短期記憶」だとすると
日々の習慣や反復学習したもの、印象深いものは「長期記憶」に保存されます。

トランプの神経衰弱に例えるなら、
神経衰弱でカードの位置を一生懸命覚えても、ゲームを終えるとカードの位置はすっかり忘れている。
だけど、神経衰弱というゲームの遊び方(ルール)はしっかりと覚えている。

これは、
カードの位置は「短期記憶」に保存され、ゲーム終了と共に削除されますが、
一方で、ゲームの遊び方は「長期記憶」に保存されているから、
いつでも繰り返し神経衰弱というゲームを遊ぶことができる。

ということです。

さて、この「短期記憶」「長期記憶」が、
お酒の席にどのように関わってくるのでしょうか。

酔っ払っても家に帰れるのは長期記憶のおかげ


飲み会の席で、何度も同じ話を繰り返す酔っ払いの人がいます。
あれは一度した話を保存せずにいるからで、
話した内容を言った本人がその場で忘れているのです。
飲み会の精算をきちんと済ませても、
翌日になると支払ったかどうか忘れてしまうのも同じことだと言えます。

一方で、帰宅するまでの道のりは
毎日繰り返し、同じ道を通ることで「長期記憶」として固定化されるため
酔っ払っていても容易に記憶を取り出すことができ、
ほとんど記憶がない状態でも家に帰ることができるのだそうです。

こうしてアルコールと脳の関係を見てみると、酔っ払いの行動にも説明がつきますね。
とはいえ、「お酒の席だから」と笑っていられるのは、当の本人だけ。
さほど酔っていない人は、冷静な目で酔っ払いを観察しているので気をつけましょう。

「長期記憶」のおかげで、きちんと家に帰ることはできる。
ただし、楽しい飲み会の思い出は最後まで取っておきたいですよね。

だからこそ、記憶をなくすまで飲むのは控えて、正しくお酒と付き合いましょう。

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