こなれてきたらやってみたい!一味違った歓迎会
さて、初級&中級編の記事(中国人出張者がやってきた!歓迎会のコツ【初級&中級編】 )を読んで実践した皆さんはすでにかなり高いレベルです。さらに一歩踏み込んで上級編について今回書きたいと思います。
まずは、皆さんがついつい忘れてしまう大前提をおさらいしましょう。
旅行者→買い物や観光など本人が来たくて来日してる
出張者→仕事なので仕方なく来日してる
しっかりこの差を把握しておくことが大切です。秋葉原で爆買いしてる方や、浅草で記念撮影してる方々は「旅行者」です。そして、「出張者」は、仕事の都合で来日しています。
当然のことだと思われるでしょうが、自分が思っている以上にこの差は大きいです。
来日されている皆さんは、愛する家族と離れて仕事をしに来ています。
もちろん、「せっかくなので日本を楽しみたい」という思いは多少あるでしょうが、本分はビジネスにあります。
今回は、それを踏まえての上級編です!
【上級編】あえて中華料理店に行く
日本に仕方なく来日してる彼らは、日本にいても自国を感じていたいと思っています。なので、ハードルは多少高いけど、あえて中華料理店に連れて行ってみましょう。
日本にも美味しい中華のお店は多いです。
「あのお店は店員さんが中国人だから」となると、本場の味に近いのでは?と思いがち。ですが、あくまで日本にある多くの中華料理店は日本人向けにアレンジされた味付けが多いと認識しておきましょう。中国の方は、4000年の歴史を誇る自分の国の食文化にとってもプライドがある(ことが多い)のです。
なので、中華料理のお店に行くというのは、なかなかのチャレンジ。「日本で出される中華料理はどんな感じなんだろう」と興味を持っている方は多いので、ぜひ仲良くなったら一緒に行ってみてください。
私が驚くのは、中国人の出張者を連れて行くと店員さんの態度が変わること!笑
裏メニューというか、メニュー表にない料理が出てくることもしばしばです。
つまり「普段は日本人に合わせた料理をつくっているけど、同じ中国人にはこれを食べて欲しい」みたいなのが店員さんにあるんだろうなと思います。
【上級編】いざ!カラオケに行く!
日本で発明された「カラオケ」は中国人の方も大好き。
そもそも基本的に、ワイワイと盛り上がることを好むので、カラオケの【大部屋×個室×飲み放題=盛大に騒げる点】はいいですね。
なぜ上級かというと、「中国語の歌を聞いてもわからないから〜」という点で、私達にとってストレスになる可能性が高いから。
歌に逃げられるからあまり飲まなくていいので、うまく使えばカラオケは必殺の飛び道具になるかもしれません。
JOYSOUND、DAM、などでは中国語の曲も多く入っていますから心配の必要はありません。ぜひ、発祥の地である日本のカラオケで盛り上がりましょう。
ただし、個人的にカラオケはあくまでも2次会向きだと思います。主賓の方の趣味趣向に合わせて選んでみてください。
【最後に】政治的な国際情勢は、あまり気にしなくていい
国レベルの話になると、中国は、公には日本に対してあまり友好的ではありません。
その状況は変わってほしいですが、個人や会社同士の関わりではあまり気にしなくていいと思います。
つまり「彼らは私達のことを嫌っているのではないか」と考える必要はないです。
もちろん、ビジネス上のやりとりで嫌われたら元も子もありませんが、礼儀を守って接すれば何も問題ありません。
自分が国際交流を楽しんで、盛り上がる会にしてください。きっとそのリターンは大きくなって幹事に返ってきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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