Zoomによりオンライン飲み会が当たり前になりつつあります。
とても便利なツールですが、慣れてきたからこそ“もっとこうできればいいのに”といった要望のある人も多いのではないでしょうか。
筆者もその一人で、特に感じるのが「参加者全員でなくその中の数人とだけ話したい」場合です。
リアルな場では、
顔の向きや声の大きさなどで特定の人と話をして、
他の人は他の人同士で会話をするといった調整が可能ですが、
Zoomで同じ部屋にいる人には全員に均等に映像や声が聞こえるためそれができません。
参加人数が多くなるほど雑談のようなコミュニケーションが難しくなります。
その解決策としてZoomではブレイクアウトルームという機能で少人数毎の部屋を複数作ることができますが
部屋割はホストユーザーが操作するので各ユーザーが自由に部屋を行き来することはできません。
誰かと話したかったらホストユーザーにそれを伝える必要があり
面倒くささや恥ずかしさを感じる人も多いと思います。
そういった面での自由さがもっとあればいいのにと感じるZoomですが
なんとRemoというオンラインビデオツールがその辺の自由度が高いと人気が出てきているようです。
そこで今回は、オンライン飲み会がもっと自由で可能性が広がりそうな「Remo」について紹介します。
オンラインビデオツール「Remo」とは
RemoはZoomと同じく、オンラインのビデオツールです。
特徴的なのは複数のテーブルが設置されており、テーブル毎で会話ができるようになっています。
さらに各テーブルへの移動は各ユーザーが自由に操作でき、よりリアルに近い感覚での会話を体感できるツールです。
Remoには以下の様な特徴があります。
- アプリ不要
Remoはブラウザだけで利用可能で、アプリのインストールが不要で誰でも参加できます。
スマホのブラウザからも利用可能ですが、パソコン向けに作られているようなのでパソコンでの利用がオススメです。 - テーブル毎に最大6名で会話可能
1テーブル最大6名まで着席可能で、同じテーブルに着席している人とのみ映像を見ながら会話ができます。 - テーブルの移動自由
テーブルの移動は各ユーザーが自由に操作できます。
アイコンで誰がどのテーブルにいるかわかりやすいのが特徴です。 - 全員に向けて話せるステージあり
全参加者にアナウンスができるステージという場所もあります。
全員に向けて話したいときはこのステージに入れば自身の映像と声を届けることが可能です。
開始や終わりの挨拶、途中の伝達事項などはここで行うと便利です。 - すべて英語。日本語未対応。
Remoは日本語対応はしておらず基本的に全ては英語表記になります。
ブラウザの翻訳機能で日本語にすることは可能です。 - 主催側は有料
主催側はRemoの利用は有料になります。
3種類のプランがあり最低125$/月からで、プランにより参加者数や1テーブルの最大着席数、イベントの時間制限などが異なります。
14日間はトライアルで無料利用可能となっています。
※2020年9月9日現在
詳しくはこちらを参考ください。
https://remo.co/remo-conference-pricing-japanese/
Remoを使った飲み会の未来について
Zoomに比べて自由度の高いRemoでのオンライン飲み会はよりリアルに近い感覚で楽しめそうです。
ただ現状ではスマホでの利用が難しいこと、完全日本語対応がしていないこと、主催側は有料であることから
誰でも気軽に開催するのは今はまだハードルが高い部分がありそうです。
まずは大きなイベント等を毎月定期的に開催する人が使用していき、
認知度、普及度が増していく中で、個人でももっと気軽に利用しやすいようなプランが出てほしいなと思います。
おわりに
今回はオンラインビデオツールRemoについてご紹介しました。
オンラインの可能性を大きく感じるツールで、今後のバージョンアップが非常に楽しみですね。
オンラインやZoomに関する記事はこちら紹介していますので是非ご覧ください。
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