国民性で大きく違う!歓迎会のポイント!
2019年に日本を訪れた外国人数は3,188万人となっており、7年連続で最多の数となっています。最近では、海外の出張者がやってきた場合の歓迎会や懇親会なども増えているのではないでしょうか。
私の勤める会社は社員の半数が外国人で、その数は200人以上。国籍は、アメリカ、イギリス、スペイン、フランス、中国、韓国、ロシア、ブラジル、インド、タイなど様々です。
中でも中国(主に広州、北京、香港)との社員の行き来が多いのですが、きっかけは2年前に中国資本を受け入れて会社の体制が変わったこと。ですので、決して中国人とのビジネスに慣れていたわけではありません。私や同僚がしてきた飲み会の席での苦労が、今後同じような経験をする皆さんの一助となれば幸いです。
中国は20~30代で組織の中核で活躍している人が多いという印象。また経験上、1~2人で来日してくるという例は少ないように思います。決定者が1人だとしても、必ず数名引き連れてやってきます(笑)
今回は、よくあるこのシーンについて考えてみます。
【仕事で日本に来日するのがはじめての若手ビジネスマン集団の歓迎会】
【初級編】これが出来れば十分合格点!
奢ること
これが一番大事かと思いますが、もてなす側が奢るのがマナーといった考えはあります。ビジネス上対等な立場だったとしても、奢ってもらえると考えている可能性は高い。
奢れないなら飲み会に行く前「割り勘の趣旨」をちゃんと説明して会費を集めたほうがいいです。ちなみに、こちらが訪中した際は、豪勢な食事を奢ってくれるものですので、日本でも奢っておいたほうがいいです。
飲み放題がありメニューが豊富
たくさん飲みますので、飲み放題で生ビールのあるお店を選びましょう。
日本酒や焼酎なども飲み放題メニューにあるとよりいいです。
日本の(特に東京の)飲食店はとてもレベルが高いです。味がまずい、不衛生、ひどい接客がされる、なんてことは殆どありません。初級はまず「奢ること」を最優先にして選んでもいいかもしれませんね。
【中級編】感動される歓迎会になるでしょう!
相手より大人数にする
私の印象としては、あまりこじんまり飲むのを好みません。来日者が3名なら、こちら側は6人以上にしておきたいところです。
注文して待つのが嫌い
基本的に注文してすぐに出てくるものが好まれます。凝った味でなくていいので、大衆居酒屋でもビール注文したら1分以内に出てくるようなお店は喜ばれます。タッチパネルで注文できるお店がいいですね。
電波悪いところが嫌い
地下とか行かないほうがいいです。スマホの電波が悪いと機嫌悪くなります。というか店変えようとします。
映えるところが好き
写真撮影大好きです。ただし、インスタ映えとかいうよりも、記念写真をたくさん撮りたがります。なので薄暗いムードの良いお店よりも、明るい店内のお店のほうが好まれます。
店員さんが可愛いと喜ぶ
これはその通りです。あくまで男性の出張者という前提ですが…(笑)
【チェーン店の中でもおすすめはこちら】
・土間土間 (1人3,000円程度)
飲み放題が充実していてお店のキャパが大きいところが多いです。料理もベターなので初級のお店選びとしてはイチオシ。
以上、「中国人出張者がやってきた!歓迎会のコツ【初級&中級編】」でした。
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