夏が近づき日差しが強い日が多くなり、日焼け対策について考えだす方もいるかと思います。
仕事柄外回りや海水浴で苦い経験をした方は、今年こそは対策をしっかりして万全な状態で夏を迎えたいですよね。
最近では色白男子の人気が高く、意識して肌を焼く方は少ないのではないでしょうか。
肌の露出が多くなる夏だからこそ、女性に好印象な肌色を目指したいものです。
夏に向けた筋トレも良いですが、モテる肌色について考えてみても良いかもしれません。
今回は基本的な日焼け対策とおすすめの食材、肌が焼けしてしまった時の対処法について紹介するので参考にしてみてください。
基本的な日焼け対策
太陽の日差しに含まれる紫外線によって皮膚の深くでメラニンが生成され、それが表層に近づくことで黒くなるとされています。
夏以外の季節でも影響はありますが日差しが強い夏は特に注意が必要です。
部分焼けや海水浴後にヒリヒリすることが無いよう、この章では基本的な日焼け対策とメリットについて紹介します。
・日焼け対策
対策の主流はスキンケアです。
スキンケア商品にはSPFやPAの記載表示がありますが、単に「数値が高い＝万能」では無いため注意が必要です。
SPFとは日差しによる肌の炎症を防ぐ指標であり、PAは肌が黒くなることを防ぐ効果が期待され、最高値はそれぞれ「SPF50＋」と「PA＋＋＋＋」です。
これらの指標における適切な数値は場面によって異なります。
- 日常生活：SPF10～20、PA＋～PA＋＋
- 屋外でのレジャー・スポーツ：SPF20～30、PA＋＋～PA＋＋＋
- 炎天下での活動・海水浴：SPF30～、PA＋＋＋～
2～3時間を目安にケア商品を付け直すと良いとされています。
SPFとPAを基準に場面に合わせて選んでみてください。
例えば外勤が多い仕事の方は、スプレータイプやスティックタイプだと持ち運びやすく手が汚れません。下記の2つがおすすめです。
・日焼け止めミスト（無印良品）(税込739円)
出典：無印良品
SPF30/PA＋＋＋
男性でも使いやすい無印良品から販売されている商品です。
ベタつきが少なく汗ばむ季節にも気持ちよく使用できます。
紫外線対策は屋外活動に適した数値であり小型で持ち運びやすいため、外回りが多い方にはおすすめの商品です。
・クリアスティック UVプロテクター（SHISEIDO MEN）（税込3,080円）
出典：資生堂ワタシプラス
SPF50＋/PA＋＋＋＋+
資生堂からメンズ向けに販売されている商品です。
シトラスとバンブーグリーンの香りで爽やかな印象も与えることができます。
男性特有のニキビができにくい成分を使用していることも嬉しいポイントです。
紫外線が強い真夏に活躍する商品であり汗や皮脂では簡単に落ちないため、移動が多い仕事には心強いですよね。
休日の海水浴の場合、海水や汗で流れ落ちないようクリームタイプや撥水性のあるものがおすすめです。
・サンプロテクター Ｎ（ポール・スチュアート）（税込2,200円）
出典：＠cosme
SPF50＋/PA＋＋＋＋
米国の高級紳士服ブランドの大人の魅力を引き出せる商品です。
男性特有のニオイ・ベタつき・乾燥に対応し、爽やかなシトラスグリーンの香りがします。
撥水性に優れたウォータープルーフで海水浴も気兼ねなく楽しむことができます。
・対策するメリット
日焼け対策のメリットは肌荒れ防止や部分焼けを防ぐことが挙げられますが、今では色白やナチュラルな方が女性から人気であることが大きいかもしれません。
マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると、女性にとって日焼け止めを使用する男性は特別ではないという回答が多数でした。
参考：男性美容に関する調査（2022年）
男性もBBクリームで毛穴を隠したり、スキンケアを欠かさない方も多いはずです。
営業先でも肌が荒れているよりは、しっかり対策し整えている方が好印象ではないでしょうか。
筆者の周りの女性に好みの男性の肌色についてアンケートを実施したところ、ナチュラルな肌色が60％、色白が30％、焼けた肌が10%の結果となりました。（対象：20～30代 女性20名）
今年から本格的に対策をしたいという方は、SPFやPAの数値を意識し複数の商品を比較することで自身に馴染むものが見つかるはずです。
日常生活でも日焼けしてしまう可能性があるため、暖かくなってきた今のうちに探してみてはいかがでしょうか。
日焼け対策に役立つ食材
うっかり付け忘れたり、予防効果が薄く日焼けしてしまうこともあるかもしれません。
インナーケアと呼ばれる美容法があり、抗酸化作用のある成分が含まれる食材を食べることで日常的に対策ができるためおすすめです。
紫外線に強い身体を作るためにも、この章では日焼け対策に良いとされる成分と食材を紹介します。
- ビタミンC
肌が黒くなるメラニンを生成する活性酸素を抑制する働きが期待できます。
ビタミンCは柑橘系の果物に多く含まれ、オレンジやみかん、キウイなどがおすすめの食材です。
またブロッコリーや赤ピーマンなどの緑黄色野菜にも含まれています。 - ビタミンA
乾燥肌予防や免疫力を高める働きが期待できます。
鶏レバーやうなぎ、ニンジンに多く含まれ、疲れた身体に効果的であるため日差しが強い日には積極的に摂取することがおすすめです。 - ビタミンE
肌荒れ防止や血行促進の効果が期待できます。
アーモンドやかぼちゃなどに多く含まれ、ビタミンCと一緒に摂取することで相乗効果があると言われています。 - ビタミンB群
B1、B2、B6、B12の総称であり新陳代謝の手助けをする成分です。
卵や納豆、乳製品に多く含まれ、肌の正常化が期待できるため黒くなることを抑制できる可能性があります。
普段の食事で摂取できることが理想ですが、一部だけでも摂取すると良いでしょう。
筆者の経験上オレンジやヨーグルトを朝食に取り入れることで、すっきりした気分で出勤でき空腹も満たされるためおすすめです。
もし日焼けしてしまった時は？
念入りに対策をしていても日焼けしてしまう時もありますよね。
日焼けしたと感じた時には、迅速に対処することでその後の肌に大きく影響を与えることができます。
これまでに紹介した対策をしても焼けてしまった時は参考にしてみてください。
・冷やす
肌が炎症を起こしている状態であるため、一番大切なことは冷やすことです。
アフターケアは72時間が重要とされ、帰宅後に患部を冷水や冷えピタなどで冷やすとヒリヒリを抑制できる可能性があります。
長時間冷やした場合凍傷となることもあるため、10～30分程度を目安として数回おこなうことがおすすめです。
・保湿する
日焼け後の肌は乾燥しており、肌へのダメージが大きい状態であるため化粧水や乳液を念入りにおこなうことが必要となります。
下記のようなスプレータイプの化粧水は全身に使え、顔パックは十分な保湿が可能であるためおすすめです。
・キュレル ディープモイスチャースプレー 250g（花王）（2,750円）
出典：花王
手が届きにくい背中にも使えるため、日焼け対策だけでなく日常使いしたい商品です。
敏感肌・乾燥肌に対応し、大容量かつ保湿ができる魅力があります。
日差しに長時間さらされた箇所をしっかり保湿してあげてください。
・ディープモイスチュア フェースマスク（シート状美容パック）[4枚入]（DHC MEN）（税込880円）
出典：DHC
化粧品で有名なDHCから販売されている、エイジングケアと高保湿ができるマスクです。
顔パックする際は10分間何も考えずリラックスすることで、1日の疲れも癒されるかもしれません。
男性用のマスクであるため、十分顔を覆うことができる大きさがあることも魅力的です。
ケアを忘れがちな髪の毛は乾燥することでパサつきや枝毛が目立つようになるため、トリートメントも欠かさないよう注意してくださいね。
・十分な睡眠
日差しや汗をかくことで体力を消耗しているため、十分な睡眠をとって回復することが必要です。
睡眠時間が長いだけでなく質の良い睡眠が身体の修復に役立つため、次の日のためにも意識して休息をとってみてはいかがでしょうか。
特に飲み会でのお酒の飲みすぎには注意が必要で、就寝の３時間前には飲食は控え、内臓の運動を落ち着かせることが大切です。
質の良い睡眠については下記で紹介しているため参考にしてみてください。
仕事中眠い…睡眠を改善する生活習慣とおすすめのアプリはこちら
おわりに
基本的な日焼け対策について紹介しました。
外勤が多い方は持ち運びやすいアイテムで日常的に肌のケアをしつつ、部分焼けを防ぎたいですよね。
これからの季節はより日差しが強くなるため、スキンケアだけでなく今から普段の食事も意識してみてください。
食事から摂ることが難しい場合は、紹介した通り適度にサプリメントで補うと良いかもしれません。
肌が焼けた後のケアも参考に今年はしっかり日焼け対策をして、夏を思いっきり満喫してみてはいかがでしょうか。
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