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5月に旬を迎える食材と旬の食材を使ったレシピをご紹介!

5月になると日も伸びてきて、気温もかなり上がりますよね。

5月の旬の食材には夏バテを防止するビタミンが多く含まれています。そんな食材をご紹介します。
夏に向けて体力をつけていくためにも、ぜひ旬の食材を摂っていきましょう。


5月に旬を迎える野菜


春や初夏とも呼ばれる5月は柔らかい若芽が食べられる時期でもあります。

  • 新じゃがいも
    通常よりも小ぶりでビタミン類が豊富に含まれています。
    特にビタミンCは、おおよそ1個で1日に必要なビタミンCを補えるほどです。
    じゃがいもに含まれるでんぷん質により熱に強い特徴があることから、ビタミンCをより効率的に摂取することができます。
    皮付きのまま食べられるため皮ごとフライにしたり、じゃがバターや揚げ煮などの丸ごと調理する食べ方がおすすめです。
  • アスパラガス
    日本に伝わったのは江戸時代で、大正時代から本格的に食用として栽培されました。
    疲労回復やスタミナ増強、新陳代謝を活発にするアスパラギン酸と動脈硬化の予防に効果があるとされるルチンも含まれているのが特徴です。
    また、茎には繊維質があり食物繊維が豊富に含まれています。
  • そら豆
    さやが上を向いて生ることから「空豆」、さやが蚕を作る繭のようなので「蚕豆」とも書き、両方「そらまめ」と読みます。
    ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC以外に、鉄分、カリウム、銅などのミネラル類も多く、皮には食物繊維が多く含まれているので皮ごと食べるスープなどが適しています。
    完熟した豆は煮豆や甘納豆などに使われますが、未熟な豆は塩ゆでにして食べるのが一般的です。
  • 行者にんにく
    山に入った修行者が精力をつけるために食べたため、「行者にんにく」と言われています。
    行者にんにくの特徴は強烈な香りで、葉の部分はシャキシャキとした食感が魅力です。
    また、にんにくは通年手に入る野菜ですが、行者にんにくは春先のみなので見つけたらぜひ食してみてください。


5月に旬を迎える果物


5月が旬の果物は水分をたっぷりと含んだみずみずしさが特徴です。
香りも良く美味しく食べられるので、水分補給に果物を摂るのもおすすめです。

  • びわ
    旬を迎えるびわは初夏の訪れを感じさせてくれる果物でもあります。
    含まれている栄養素は、ベータカロテン、ベータクリプトキサンチン、クロロゲン酸です。
    ベータカロテン、ベータクリプトキサンチンは風邪予防、高血圧、心筋梗塞などに効果が期待でき、クロロゲン酸は血糖値上昇の抑制、内臓脂肪蓄積の予防効果が期待されています。
    そのまま食べても、ジャムやシロップ煮にしてもおいしいですよ。
  • メロン
    マスクメロンのような表面に網目が出来る「ネット系」とマクワウリのような網目が無い「ノーネット系」があります。
    フルーツの中でもメロンは特にカリウムを多く含み、ナトリウム(塩分)を排泄するため高血圧に効果が期待されるとともに、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。

  • 5月は青梅や完熟梅が多く出回るため、梅酒・梅シロップ・梅干しなど、この時期に梅仕事をするのが定番、という方も多いのではないでしょうか。
    梅干しの酸味は有機酸によるもので、だ液分泌を促進し、消化を助け、口腔内を清潔に保つ役割があります。
    しかし、生の梅にはアミグダリンという有害成分があるためそのまま食べるのは大変危険です。
    梅干しやジャム、梅酒などに加工する工程で無害な香り成分に変化するため、必ず加工してから利用しましょう。


5月に旬を迎える魚介類


5月に旬を迎える魚介は「あっさり」した味のものが多いので、色んな調理方法で楽しめます。

  • カツオ
    初夏に出回るものを初カツオ(別名:のぼりカツオ)と呼び、身が引きしまっているためさっぱりとした味わいです。
    生のカツオは美容や健康に良く、皮付近には必須アミノ酸であるリジンが多く含まれるため、疲労回復の効果が期待でき、タタキにすることで無駄なく取り入れる事が可能です。
    なお、カツオ節には長期保存にむく初カツオが使用されています。
  • アジ
    この時期のアジは小型~中型くらいの大きさであり、身丈は大きくないものの脂のノリが非常に良く、安価で手に入る上にうま味がたっぷりつまっているためおすすめです。
    アジにはたんぱく質が含まれ、身体の中で分解後アミノ酸に変わり、血液、皮膚、筋肉、内臓などを構成する働きや細菌やウイルスなどと戦ってくれる役割もあります。
  • ホタルイカ
    深海に生息しているとても小さなイカで、名前の通り青白く光るという特徴があります。
    低カロリーなのに良質なタンパク質を取ることができ、肝臓の機能を守ると期待が高い「タウリン」が豊富に含まれています。
    さらにビタミンA、ビタミンB群、ビタミンEも含んでいるため、とても栄養価が高い食材です。
    新鮮なものはお刺身でも食べられますが、痛みやすいためおしゃれにアヒージョにしたり、春野菜とともにパスタにすると美味しくいただけます。


旬の食材を使った料理


ハッセルバックポテト

じゃがいもが丸ごと食べられて、おしゃれで映えも叶う料理です。

  • 材料
    じゃがいも 2個
    ベーコン 1~2枚
    塩 少々
    こしょう 少々
    オリーブオイル 少々
  • 作り方
    1.じゃがいもを洗い、1~2mm間隔で切り込みを入れる。断面がくっつかないように水にさらす。
    2.じゃがいもの水けを切り耐熱用器に入れ、ラップをしてレンジで3分ほど火を通す
    3.切れ込みにベーコンをはさむ。塩、こしょう、オリーブオイルなどをかける。
    4.220℃のオーブンで5~8分加熱し、オリーブオイルがふつふつとしてきたら完成。

アジのなめろう

お酒のおつまみにも、ごはんのお供にもなる一品です。

  • 材料
    アジの刺身 150g(1パック)
    生姜 10g
    大葉 5枚
    万能ねぎ 2本
    白ごま お好みで
    味噌 大さじ1.5
    酒 大さじ1
    醤油 小さじ1
    みりん 小さじ1
    にんにくチューブ 1cmほど
  • 作り方
    1.生姜をみじん切りに、大葉を千切りに、万能ねぎを1~2mm幅に小口切りにする。
    2.アジの刺身を包丁でたたく。
    3.味噌、酒、醤油、みりん、にんにくを混ぜ合わせ、アジの刺身と一緒にまな板の上で包丁を使って混ぜる。
    4.混ざったら薬味を全部入れ、再び混ぜ合わせる。
    5.お皿に盛り付け、白ごまを散らしたら完成。

そら豆のチーズ焼き

ほくほくのそら豆ととけたチーズの相性がよくどんどん箸がすすみます。

  • 材料
    そら豆 適量
    新玉ねぎ 小1個
    マヨネーズ 大さじ1
    こしょう 少々
    とろけるチーズ 適量
  • 作り方
    1.そら豆は軽く塩茹でして皮をむく。新玉ねぎは薄切りにする。
    2.フライパンを熱し、マヨネーズを入れて新玉ねぎを入れる。こしょうを振ってしんなりするまで炒める。
    3.耐熱皿に炒めた玉ねぎを敷き、塩茹でしておいたそら豆ととろけるチーズをのせて、オーブントースターで焼く。
    4.チーズが溶けて色がついたら完成。

メロンケーキ

メロンを丸々一玉使った贅沢、断面もキレイなのでインパクト大です。
参考:メロンケーキ|cookpad

ホタルイカのアヒージョ

旬のホタルイカで、バルでの人気メニューをぜひ家でも。
参考:ホタルイカのアヒージョ|FOODIE


おわりに


5月に旬を迎える食材をご紹介しました。
初夏になり気温も上がってきます。連休もあるので友達と一緒に集まって旬の食材を使った料理でテーブルを囲んで食事するのも楽しいですよね。

初夏に向けて旬の食材からしっかりと栄養補給してみてはいかがでしょうか。
旬の食材は栄養価も高く効率的に摂取できるためおすすめです。

旬の食材を使ったレシピはご紹介した以外にもまだありますので、ぜひお気に入りの料理を見つけてみてください。
UTAGE|旬の食材

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