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山王祭を5倍楽しめる周辺グルメや体験プログラムをご紹介

「わっしょい、わっしょい」
「せいや、せいや」

お祭りの掛け声を聞くとテンションが上がる方は多いのではないでしょうか。
筆者はハイテンションになり、踊り出してしまいます。

子供の頃に地域のお祭りで盆踊りを踊った方や屋台を出す側で参加した方も、地元を離れて東京で一人暮らしをしていると祭りから遠ざかってしまいます。

今回は東京都心でお祭りが楽しめる、日本三大祭りの1つ「山王祭(さんのうまつり」をご紹介します。
東京都心を中心とした山王祭は、毎回多くの参加者が神輿や山車を担いだり、行列を作ったりして見どころ満載です。

また、山王祭にゆかりがある神社や周辺グルメ情報もご紹介します。
神社巡りが好きな方やグルメ情報を知りたい方は読んでください。
さらに山王祭の体験プログラムには海外旅行者も参加するため国際交流の場にもなっており、他にはない特別感があります。

お勤めの会社が参加企業だと神輿を担げる可能性もあるでしょう。
コロナウィルス感染の影響でしばらく開催されていなかったため、お祭りが好きな人にとっては楽しみなイベントではないでしょうか。

現状の開催は未定ですがコロナウィルス蔓延による規制も緩和されてきているため、開催された際の見どころをご紹介します。
山王祭をより楽しむためにもぜひ読んでください。


山王祭の特徴や歴史、見どころ


山王祭とは日本三大祭りの1つに数えられ、江戸時代に「天下祭」と称された祭礼です。
日本三大祭りは他に「京都・祇園祭」と「大阪・天神祭」があります。

山王祭は隔年開催されここ数年はコロナウィルス感染の影響で中止したり、一部開催だったりしました。
今回は山王祭の特徴や歴史、見どころをわかりやすくご紹介します。

特徴:山王祭の特徴は約160の町々が参加する「神輿行列」と「山車行列」

山王祭の一番の特徴は何と言っても「神輿行列」と「山車行列」です。
東京都心を約300mの祭礼行列が王朝装束に威儀を正した総代役員や氏子青年の奉仕により、氏子区域を巡ります。

総勢500人からなる王朝絵巻は1度見たら忘れられない魅力があり、お祭り好きは一緒に参加したくなるほど圧巻です。

歴史:山王祭は「江戸の守護神として山王宮を祀った」ことがはじまり

山王祭は江戸の守護神として山王宮を祀ったことが始まりとされています。

その後1590年に徳川家康が江戸城に入る際に、場内に日枝神社が祀られていることを喜び「城内鎮守の社」として崇敬されました。
そして徳川家光の時代から山王祭の行列は城内に入ることを許され、庶民だけでなく将軍も華やかな行列を楽しんだとされています。

隔年で開催される「神幸祭」は現在といにしえの時代が交錯する景色であり、江戸時代を想像させる姿を1度見るために、国内外から多くの観光客が訪れます。

日程:気になる日程は6月上旬を予定

開催時期は毎年6月上旬で、気温が上がり暖かくなってきた時期に開催されます。

見どころ:山王祭の3つの行事

山王祭には非常に多くの見どころがあり、今回は「祭礼行列」「納涼大会」「山王嘉祥祭(さんのうがじょうさい)」をご紹介します。

・祭礼行列

出典:山王祭

祭礼行列では、江戸時代を感じさせる王朝装束で御鳳輦二基(ごほうれんにき)・宮神輿一基(みやみこしいっき)・山車六基などが東京都心を中心に練り歩きます。

様々な神輿や山車が登場しそれぞれの歴史や特徴があるため、歴史が好きな人にとっては神輿の特徴から神様をイメージすることが楽しみの1つになるでしょう。

会社が参加対象であれば一緒に神輿を担ぐ機会もあり、同じ参加者と親しくなれるチャンスにもなります。

・納涼大会

出典:山王祭

納涼大会では静かな境内に奉納提灯が掲げられ、太鼓の音に合わせて初心者でも踊れる楽しい踊りを近所の人と一緒に踊ります。
浴衣を着て参加し、みんなで一緒に踊れば自然に仲良くなれます。

毎年海外から踊りを楽しみに訪れる観光客も多いため、一緒に踊れば親しくなれるでしょう。
一緒に踊った後は出店している美味しいご飯を買って交流を深めてください。

・山王嘉祥祭

出典:山王祭

山王嘉祥祭は期間中の6月16日に東京和菓子協会の職人さんが和菓子(ねりきり)を神前でつくって奉納する行事です。

嘉定通宝(がじょうつうほう)をかたどった袋入りの干菓子も配られ、毎年楽しみにしている方も多く甘いものが好きな方にはぜひ参加して貰いたいイベントです。

日本の和菓子は海外の旅行者にも人気が高く、日本の伝統を感じながら甘いもの好き同士親しくなれるでしょう。


山王祭周辺で食べられるゆかりのあるグルメ


山王祭の行事の1つである祭礼行列は、東京の千代田区にある日枝神社から始まり赤坂、四谷、丸の内、日本橋などの都心を約300mにわたって巡ります。
祭礼行列を最初から全部見ようと思ったらお腹が空くこともあるでしょう。

今回は山王祭周辺で食べられる、山王祭にゆかりのあるグルメを3つご紹介します。

  • 「江戸前のカステラ」と呼ばれる四谷「坂本屋」のカステラ
  • 切腹をイメージしたインパクト絶大の新橋「切腹最中」
  • 嘉祥の日の特別な和菓子「とらや」

・「江戸前のカステラ」と呼ばれる四谷「坂本屋」のカステラ

出典:坂本屋

坂本屋は明治30年に四谷で創業された老舗の御菓子司(おんかしつかさ)です。
カステラの材料である卵、砂糖、小麦は吟味された材料を使い、昔ながらの製法で1枚1枚丁寧に焼き上げられています。

今ではカステラは長崎のイメージが強いですが、江戸時代に伝わった後に受け継がれてきた伝統的なお菓子です。
山王祭の祭礼行列では衣装から江戸の歴史や雰囲気を感じ、坂本屋では江戸の味が感じられるでしょう。

・切腹をイメージしたインパクト絶大の新橋「切腹最中」

出典:新正堂

新橋・新正堂にある「切腹最中」は江戸時代の「武士の名誉ある最期」として定着した切腹をイメージしたもので、今でも時代劇でよく耳にします。

海外の旅行者には「ハラキリ」として日本文化の最もエキセントリックな部分で注目を集めることが多く、お土産として渡せば喜ばれるでしょう。

海外の方とのコミュニケーションとしても切腹最中は役に立ちます。

・嘉祥の日の特別な和菓子「とらや」

出典:とらや

とらやでは山王祭の季節に七種類の嘉祥菓子や嘉祥まんじゅう、蒸羊羹などの和菓子が発売されます。

とらやには嘉祥用の饅頭を御所に納めた記録があり、6月16日限定で幕末御所にお納めしていた当時の「嘉祥菓子」を再現して、販売されます。

山王祭の祭礼行列を見ながら、地元や海外の人と一緒にとらやの嘉祥菓子を食べれば、自然に親しくなれるでしょう。


山王祭のプログラムに参加して海外旅行者と仲良くなろう


山王祭で体験できるイベントをご紹介します。
初めて参加する方でも楽しめるイベントがたくさんあるため、ぜひ参加してみてください。

体験プログラムはほかの神社にはない企画で、予約不要で参加できます。
こういった体験プログラムは地元に住んでいる人や国内旅行者だけではなく、海外旅行者にも人気があります。

プログラムに参加すると海外旅行者とも話せる機会があり、海外の方から日本の神社や文化がどう写っているのか知る機会にもなるでしょう。

・初めてでも一緒に楽しく踊れる「納涼大会」

先述しましたが納涼大会は静かな境内に奉納提灯が掲げられ、初めての方でも楽しく踊れるイベントです。

納涼大会の会場に行くことで手続きする必要なく参加することができます。
着物を着ている方はもちろん、私服でも気軽に参加可能です。

地元の方や海外の方も多く参加されるため一緒に踊れば親密な関係ができ、お互いの文化交流にも発展するでしょう。

海外との繋がりを持ちたいと思っている方にはおすすめです。

・ご利益巡りでつながり友情を深める

山王祭で巡る場所には日枝神社を始め、山王稲荷神社、猿田彦神社など御利益がある神社が多く存在します。

日中の参拝者を増やすために様々な取り組みが実施されているため、ご利益巡りをしても良いでしょう。
同じご利益巡りをしている地方や海外の方と仲良くなれたり、欲しいご利益の情報交換したりすると話が盛り上がります。

・会社で参加し神輿を担いで海外旅行者と交流しよう

ご自身の会社が地域の一員としてまちづくりに参加している場合は、神輿を担げる可能性もあります。

神輿の担ぎ手には地元や他の会社の人だけではなく、海外からの旅行者もいます。
神輿を一緒に担ぐことで一体感が生まれ、担ぎきったときには達成感もあるため互いに友情が芽生えていることでしょう。

社内外を通じて親交が深まれば新しい出会いが広がったり、情報が得られたりするでしょう。


おわりに


今回は山王祭の特徴や見どころに関してご紹介しました。
初めて東京にきた方は、突然神輿が町中に現れるため驚かれる方も多いでしょう。

山王祭は参加できる体験プログラムも豊富なため、地元や海外の方とも仲良くなりやすいイベントです。
体験プログラムで意気投合した後は、先述した山王祭にゆかりがあるお店で美味しいグルメを満喫しましょう。

まずは見て楽しみ、慣れてきたら参加して楽しんでください。
山王祭公式HP

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