お酒をたくさん飲んだ翌日、起きたら顔がパンパンになっていた経験はないでしょうか。
「いつも小顔でキレイでありたい」、「パンパンになった顔はイヤ!」と思うでしょう。
しかし、仕事やプライベートでお酒を飲む機会が多く、ついついたくさん飲んでしまうと二日酔いで顔がむくみがちです。
お化粧やスキンケアを念入りにしたくても、忙しくて時間に追われてしまい、顔のお手入れをする余裕がなくてそのまま。
なんてこともあるかと思います。
今回は「常に仕事も美容も努力しようとしているが、忙しくて十分にお手入れできない」という女性に向けて、お酒を飲んだ後から簡単にできる顔のむくみ解消法と予防策、小顔につながるマッサージについて紹介したいと思います。
お酒で顔がパンパンになった!飲んだ後でもスッキリ顔になる方法
お酒を飲んだ後に起こる顔のむくみは水分不足が原因です。
アルコールで水分不足になるとリンパ液の流れも滞ってしまいます。
またお酒を飲んですぐに寝ると、本来排出されるお酒の水分が体の中に残り、むくみの原因になると言われています。
そのままにしていても元に戻るケースがありますが、むくみを放置するとさらに血の巡りが悪くなり悪循環を引き起こします。
お酒で顔がむくんだ時は以下の対処法で解消していきましょう。
- 冷たいシャワーで血行を促す
- 老廃物を流す首のマッサージ
- 顔と首のストレッチ
冷たいシャワーで血行を促す
朝の温かいシャワーを浴びた後に冷たいシャワーを顔にかけてみてください。
体を温めた後に冷やすことで、血管の拡張・収縮が活発になり血流が良くなります。
血流が良くなると、余計な水分や老廃物の排出がよりスムーズになるためおすすめです。
「どうしても時間がない、今すぐ何とかしたい」という方は保冷剤を使いましょう。
保冷剤をハンカチなどで包んだ後、気になるところに当てるだけでも顔が引き締まりやすくなります。
老廃物を流す首のマッサージ
むくみの原因でもある老廃物や余計な水分を排出するために、マッサージをしてみましょう。
耳の後ろから首のマッサージをすることで、老廃物の流れがスムーズになります。
化粧水や乳液を付ける時や、お化粧をする前にぜひやってみてください。
やり方は以下の通りです。
- 首を左右に3回ずつ回します。
- 耳の後ろに人差し指、中指、薬指の3本の指をそえて首筋、鎖骨へ流すように10回さすりましょう。
- 最後に鎖骨をはさむようにつまんで左右とも20回ずつ押してほぐしましょう。
参考:首のマッサージ
筆者も普段スキンケアやお化粧前にこのマッサージを行っていますが、フェイスラインだけでなく、首まわりのこりもスッキリします。
顔と首のストレッチ
ストレッチは血行を促して血流も良くなるため、パンパンになった顔だけではなく首まわりもスッキリさせることができます。
おすすめのやり方は「アイウエオ」体操です。
大きく口を開けて「ア、イ、ウ、エ、オ」の形を作ります。
口を大きく動かすことで口周りや、頬、あご、首の筋肉を使うため、老廃物の排出を促すことができます。
おすすめのタイミングはトイレや休憩の合間です。
今はマスクをする機会が多いため、外出での移動中や人に会う前にささっとできます。
お酒を飲む前にやるべきこと3選!顔がむくみにくくなる予防策
お酒によるむくみへの対策は、水分補給とこまめにトイレに行くことが一番良いです。
とはいえ「仕事や飲みの場で水を注文しづらい」、「トイレへ行く頻度を増やしたくない」そんな時はこれから紹介する予防策をやってみてください。
- 事前にサプリメントを摂る
- 緑茶やウーロン茶をこまめに飲む
サプリメントを摂る
おすすめはビタミンB群とビタミンCのサプリです。
ビタミンB群はアルコールの代謝を促してくれる役割があります。
アルコールが分解される時にビタミンB群が消費されるため、お酒を飲む前に摂っておきましょう。
ビタミンCはアルコールの毒性を弱める働きがあり、むくみだけではなく二日酔い対策にも良い栄養素です。
サプリメントだけではなく、実は深夜のクラブやラウンジで最後に出てくるフルーツの盛り合わせのフルーツでもビタミンCを摂ることができます。
緑茶やウーロン茶をこまめに飲む
緑茶やウーロン茶には、利尿作用があるためアルコールを排出してくれる働きがあります。
緑茶やウーロン茶を飲むと水分も一緒に摂れるため、むくみ予防だけではなくアルコールの分解も良くなり肝臓の負担が軽減されます。
仕事の付き合いで頻繁にトイレに行けないという時は、トイレに行くタイミングや帰宅時に飲んで予防しましょう。
普段友達とお酒を飲むときは、お茶割りやウーロン割りで飲んでください。
お酒だけを飲み続けると、アルコールの分解を助ける水分が不足しむくみにつながります。
参考:むくみを予防するには
チェイサーだけではなく、前後にサプリメントを摂ることや、飲酒中の割材で工夫できるためぜひ試してみてください。
美容に力を入れたい方は必見!簡単にできる小顔マッサージ3選を紹介
お酒を飲む習慣があるだけではなく、冷え症だったり普段から塩分・糖分が多い食事を摂ったりすることが多いとむくみやすくなります。
普段の食事や冷え対策にもこだわってもらいたいところですが、仕事や遊びで時間に余裕がないとなかなかできないでしょう。
忙しくて時間をかけられない方におすすめしたいことが、スキンケアやお風呂上がりなど普段の生活の中でできる小顔マッサージです。
この章では、ちょっとしたタイミングで簡単にできる小顔に効くツボ押しとマッサージを紹介したいと思います。
- フェイスラインをすっきりさせる顔のツボ「頬車(きょうしゃ)」
- ほうれい線対策のマッサージ
- 目元を中心にしたマッサージ
フェイスラインをすっきりさせる顔のツボ「頬車(きょうしゃ)」
フェイスラインを引き締めたり、顔の水分の代謝を整えたりするツボで、美容鍼灸でもよく使われる場所です。
ツボの場所は、耳の下で歯をかみしめた時に膨らむ箇所で左右両方同じ位置にあります。
まずは中指の腹でツボを当てて、皮膚を持ち上げるような感覚で5秒かけてゆっくり押してください。これを5回程度繰り返しましょう。
またむくみやフェイスラインだけではなく、あごや肩のこわばりにもおすすめなツボです。
簡単にできるため仕事の合間やお風呂のタイミングでやってみてください。
筆者はストレスを発散したい時や、歯を食いしばっているなと感じた時によくこのツボを押しています。
ほうれい線のマッサージ
出典:epark.jp
ほうれい線は、肌の乾燥や表情のくせ、紫外線が原因で出てきます。
また、お化粧をしたまま朝を迎えたり、忙しくてスキンケアを怠ってしまうとほうれい線が出てきてしまうことがあります。
筆者は20代からほうれい線をなくしたいため、いつも鏡を見るタイミングでほうれい線対策のマッサージを行っています。
マッサージのやり方は、まずは頬骨の下、小鼻の横あたりから親指で斜め上へ押します。
そのまま頬骨に沿って外側へ徐々に移動しながら押し上げて頬骨の上端までやっていきます。
1か所につき3秒ずつ、痛気持ち良いぐらいの強さが目安です。
1日2分程度ですが、忙しい方は1日2回に分けて、お風呂上りやスキンケアのタイミングでぜひやってみましょう。
目元のマッサージとケア
目元は印象を左右するとても大切な場所です。
ぜひ目元のケアも一緒に行いましょう。
目元のツボは、眉尻の内側と目頭にあるツボです。
親指を使ってそれぞれ3秒ずつ押してください。
このマッサージは目が疲れた時にもおすすめです。
目元の疲れが気になる時は、蒸しタオルと冷水を使った洗顔を利用した温冷療法をしてみてください。
顔の血行が良くなり、目元のむくみを良くしてくれます。
- やり方
電子レンジで濡らして絞ったタオルを40秒ほど温めて蒸しタオルを作ります。
蒸しタオルを1~2分顔に当てた後に冷たい水で洗顔をして、それぞれ3回ほど繰り返します。
参考:目元のケアについて
以上が簡単にできる小顔に効くツボ押しとマッサージです。
おわりに
仕事の付き合いで自分のペースでお酒を飲めなかったり、友達との飲みが楽しくてついついたくさん飲んだりすると、酔いが回って普段のスキンケアが難しくなりがちです。
筆者もお酒を飲む機会が多く、水を摂らずにたくさんお酒を飲んで酔っ払うとお化粧を落とさずそのまま寝てしまうことも。
次の日の朝は、顔がパンパンにむくんでいました。
今回紹介した内容を少しずつ実践して、今はお酒を飲む頻度を変えずにむくみにくい顔になってきました。
ずっとキレイでいたいからこそ、美容や見た目に気を使うことは、仕事をすることと同じくらい大切なことです。
今回は、簡単にできるむくみを取る方法と予防策、小顔マッサージを紹介しました。気になる方はぜひやってみてください。
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