学生時代は「お酒が弱いお陰で数本で酔えてコスパがいい」と思いながらお酒を飲んでいたけれども、社会人になってから「お酒に強くなりたい」と思う方は多いのではないでしょうか?
社会人になるとお金に余裕ができるため、良いお酒が飲めるようになったり、仕事やプライベートの人付き合いで飲む機会が増えたり、最後までお酒を楽しみたくなります。
最後までお酒を楽しみながら過ごしたいという方に向けて、今回はお酒に強くなる方法を紹介したいと思います。
お酒が弱い方でも楽しんで飲みたい!お酒に強くなるための方法とは?
お酒に強くなる方法はこれ!というものは実はありません。
お酒の強さ・弱さは体質と遺伝で既に決められており、備わっているアルコールを分解する能力によって変わります。
お酒を最後まで楽しむ秘訣は、お酒を飲んでも酔いにくくすることです。
酔いにくくするためには以下の方法があります。
- 飲むペースをゆっくりにする
- 水割りやお茶割りなど割材(わりざい)で水分を摂る
- 事前にサプリメントを摂る
飲むペースをゆっくりにする
お酒に酔いにくくする方法の1つとして、飲むペースをゆっくりにしていきましょう。
時間をかけてゆっくり飲むことで、アルコールの吸収スピードを落とせます。
ゆっくり飲む方法は、おつまみやあてを食べたりちびちび口に含んだりすることです。
たとえば、お酒についてのエピソードを調べながら飲んだり、相手が喋っているときは手を止めて食べることに集中したりしてみましょう。
水割りやお茶割りなど割材で水分を摂る
けれども、場合によってはゆっくりすることは難しく、またアルコール度数が低いお酒を選べないかもしれません。
その場合の筆者のおすすめは、小まめに水を飲むだけではなく、水割りやお茶割り、ロックにできるお酒を選んでアルコールの量を減らす方法です。
割ることで体内に入るアルコールの量が減るため、もっとじっくり飲みたいという時はウイスキーや焼酎に切り替えてみましょう。
最近は果実酒やウイスキーだけではなく、日本酒もロックやお茶割り、日本酒カクテルも増えています。
お酒を割ることで味わいを楽しむだけでなく、アルコールの度数も緩和されるため試してみてください。
参考:お茶割、水割りについて
事前にサプリメントを摂る
実はお酒を飲む前に、サプリメントや栄養ドリンクを摂ることで酔いにくくすることができます。
いつまでに飲んだらいいかという決まりはありませんが、筆者はだいたい飲む1時間から30分前を目安に摂っています。
お酒を飲むとアルコール分解の時に大量のビタミンB1が消費されてビタミンB1不足になります。
ビタミンB1不足になるとアルコールが体の中に残りやすくなるため、飲酒の途中で眠気が出てきます。
サプリメントにもよりますが、摂り方は下記のとおりです。
- ほどほどに飲む時ならだいたい1~2粒
- たくさん食べ飲みしそうな場合は3~4粒
飲む場面を目安にサプリメントの量を決めています。
筆者は先日友人と昼間から22時まで飲み歩いた際、お店に入るごとに小まめにサプリメントを摂っていました。
結果、次の日も元気で過ごせました。
今までは「片手に日本酒、もう片手にチェイサーにビール」をモットーにひたすら飲んで次の日二日酔いで気持ち悪くなることばかりでしたが、サプリメントを取り入れるようになってから快適な朝を迎えることが増えました。
楽しみたいのになぜお酒を飲むと眠ってしまうのか?
お酒好きなのに、飲むと気づいたらいつの間にか眠ってしまう理由は色々あります。
一番よく言われているものが、アルコールの分解機能のレベル。
お酒に強い・弱いはアルコールの分解機能で、そのレベルは遺伝や体質によります。
また、年齢が上がるとアルコールの分解機能が低下して酔いやすくなるため、学生時代と比べるとお酒に弱くなったと感じる方が多いでしょう。
また、体質だけではありません。
お酒が強い人でも疲れている時は弱くなります。
徹夜明けや疲れている時に飲みに行くと、普段飲む量よりも少ない量で酔い潰れたり、次の日に二日酔いで頭痛や体調不良になったりすることがあります。
お酒の強さやその時の体のコンディションによって、ちょっとした量でも酔ってしまうでしょう。
他には、場を盛り上げようとしてお酒をいつも以上に沢山飲んで、眠たくなることもあります。
いつもよりもお酒を飲んで眠たくなることは、その人が周りのことを考えて頑張っている証拠かもしれませんね。
ただ、そんな頑張っている人だからこそ、お酒を飲みながらも健康的に過ごしていただきたいものです。
話は変わりますが、お酒を飲む場面が増えていくと、食もついつい進んでしまい太りやすくなります。
特に日本酒は糖質が高くて太りやすいと言われていますが、お酒好きの中でも人気が高く酔いやすいお酒かと思います。
次の章では特に日本酒好きの方におすすめしたい、糖質制限もできる食べものを紹介します。
日本酒を飲みながら糖質制限できる食べもの
お酒が好きだけど弱いという人の中には、日本酒のようにアルコール度数が高いお酒が好きな方もいるのではないでしょうか。
日本酒とごはんが美味しくて太ってしまい、なんとか体重管理をしたいと悩むこともあります。
飲み会が増えて太ってしまったという話はよく聞きます。
しかし、同じ飲み会が増えても、太らない方もいます。
その違いは、飲み会中に食べる物が影響していて、低糖質なものを選ぶことが太らない秘訣だそうです。
ここからはそんな糖質を控えることができる食べものを紹介していきます。
お刺身
お刺身は日本酒にバッチリ合い、種類も豊富な定番の食べものです。
ブリ、アジ、まぐろ、タイ、イカ、サーモン、カツオ、カンパチは低糖質ですが、たんぱく質やEPA、DHAも豊富に含まれています。
ただし貝類は糖質が高めなため、食べるときは量を控えめにしてください。
焼き鳥(塩)
お肉は低糖質で特に鶏肉は一番糖質が少ない肉類です。
鶏肉にはタンパク質やビタミンが含まれており、いろんな部位を選べる焼き鳥は食べる量がコントロールしやすくておすすめです。
特にささみ・レバー・軟骨・砂肝は低糖質なだけでなくカロリーも少ない部位のため、ダイエット中の方に食べていただきたい一品です。
味付けはたれではなく、塩を選んで食べてください。
たれはしょうゆや砂糖を使用しているため塩と比べて糖質が高くなります。
豆腐と納豆
豆類は糖分が多いですが、豆腐や納豆は他の豆類よりも糖分が少なくなっています。
豆腐・納豆にはミネラルやビタミンが含まれており、スンドゥブチゲや麻婆豆腐、納豆入り出し巻き卵などがおすすめです。
揚げ物
嬉しい情報です!
どうしても揚げ物が食べたくなるという方は、揚げ物を食べても大丈夫です。
実は揚げ物には、唐揚げや野菜の素揚げなど、糖分が少ない食材を使ったものもあります。
フライドポテト(Mサイズ)で糖分量は39.55gですが、唐揚げであれば、3個で糖分量が3.87gなので比較的糖質が少なめです。
揚げ物を食べるときは、フライドポテトやライスコロッケなどではなく、野菜の素揚げや唐揚げを選びましょう。
また、とろみがついた揚げ物は避けてください。
チキン南蛮や酢豚、エビチリなどとろみがついている揚げ物は、片栗粉を使っているため糖分が高くなります。
参考:糖質制限中に揚げ物はOK?唐揚げは?低糖質な揚げ物レシピも大公開
おわりに
仕事や人との付き合いでお酒の場が楽しくなり、もっと楽しく飲むためにもお酒に強くなりたいと思うことは、とても素敵なことだと感じます。
弱い方でも工夫次第で長く楽しめるようになります。
筆者のように、飲み過ぎて恥ずかしい失敗をすることもなくなるのではないでしょうか。。。
お酒を飲んで眠くなることが減っていけば飲み会を楽しむだけでなく、大切な人との時間も増えて新しい思い出がたくさん増えていきます。
ぜひ実践して楽しい飲み会を過ごしてみてください。
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