最近、朝活という言葉をニュースなどで目にすることが多くなり、興味があったり実際に朝活をされている方も多いのではないでしょうか。
筆者の周りでも、朝活をする人が多くなってきました。
朝に早起きして勉強や読書をしたり、どこかコミュニティに入って仲間と何かをするイメージがありますよね。
今回は何から始めたら良いのか、また始めることで期待できる効果やメリットなどを紹介していきます。
朝活とは
朝活とは、その名の通り「朝に活動すること」を言います。
自分の趣味や勉強をしてスキルアップのためだったり、仕事や学校に行く前の時間を有効利用し、生活を充実させることが目的です。
朝はできることが多いため、朝起きてから「何をしようかな」と考えるのではなく、前日の夜からやることを決めておきましょう。
せっかく朝早起きしても、やることを決める決めないとでモチベーションに違いが出てきます。
朝活をするメリット
朝活をすると、様々なメリットがあります。
- 気分が前向きになる
朝にしっかりと日光を浴びると、脳内で働く「セロトニン」という神経伝達物質が分泌されます。
セロトニンは気分や感情のコントロール・精神の安定に深く関わりがあり、朝活を始めると気分がだんだんと前向きになるように感じられます。 - 生活リズムが整う
毎日朝活を続けると毎日同じ時間に起床するため、自然と生活リズムが整ってきます。
いつも寝る直前にパソコンやスマホを見てしまい、寝る時間や起きる時間がバラバラ。
そんな生活を続けていると体内時計が狂っていき、不規則な生活習慣から不眠症や体調を崩してしまう可能性があります。
睡眠のリズムの改善をして決めた時間に寝て起きられるようになると、ホルモンバランスや自律神経が整います。 - コミュニティに参加すると出会いや知識が増える
朝活は、一人でもできますが、仲間と集まってすることもできます。
朝の決まった時間に同じ趣味をもつ人達や、勉強会をしたい人たちで活動する「朝活イベント」もあります。
オフラインでもオンラインでも、こういったイベントに参加することで、今まで出会うことがなかった年代の人や職種の人たちと出会うことができます。
おすすめの活動4選
いざ朝活を始めてみようと思っても、実際に何をしようか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
今回は初心者の方にもおすすめの朝活を4つご紹介します。
- 読書をする
文字を読むのがなかなか億劫に感じる方もいると思いますが、早起きして余裕がある時間帯だとゆっくり読めるのでおすすめです。
自己啓発本で朝からモチベーションを上げたり、好きな小説を読んでリラックスしたり、その日の気分でカフェなどに行くのもいいですね。
また、読書会などの朝活イベントに参加をして、他の方のおすすめ本を知ることで自分の世界観を広げられるかもしれません。 - 創作活動する
絵を描いたり、映像を作ったり。
自分の好きな創作をすると気分が上がりますよね。
朝の時間を活用して趣味や得意分野を伸ばしたり、新しいことにチャレンジしたりするのもよいでしょう。
好きなことをすることで前向きでポジティブ思考になり、朝活を楽しみながら行うことができるはずです。
- ジョギングなど運動をする
忙しくてジムに通う時間がない方や、健康を意識しているという人はジョギングや筋トレなどの運動系の朝活がおすすめです。
体を動かすと脳の活性化にも繋がり、気分転換にもなります。
日中の集中力アップや判断力の向上にもなるので、会社へ出勤前の社会人にもぴったりの朝活でしょう。
しかし、ヘトヘトになるまで行うと昼間に支障をきたす可能性もあるので注意しましょう。
- 朝活イベントに参加する
朝活イベントには様々なものがあり、ジャンルも開催形式もオフライン・オンラインとあります。
一人でやるのが億劫な方も、同じ目的の仲間と行うことでモチベーションアップにも繋がります。
-
- 異業種交流会
- ストレッチなど運動
- 勉強会
- ボランティア
など、趣味や勉強までテーマは多種多様です。
普段の生活では出会わない、同じ興味を持つ人たちと交流できるため、新しい出会いや仲間ができます。
朝活を継続させる4つのコツ
「朝活をしたいけど、継続できるか心配」と考える人もいると思います。
ここでは続けるために気をつけておきたいポイントをいくつかご紹介します。
明日からすぐにできることばかりなので、ぜひ試してみてください。
- 自分が楽しいと感じる朝活を選ぶ
目標をみつけて続ける朝活ですが、「自分の生活が満たされている」と感じているかどうかもポイントです。
早起きが大変・日中眠たくなる・思ったよりも集中できないとデメリットを感じていては、朝活を続けても意味がありません。
まずは自分が楽しいと感じる朝活を選びましょう。
朝起きたら、自分だけの楽しい時間が待っていると考えれば、目覚めも自然と良くなります。 - 朝活に備えて早く寝る
朝活には、早く寝ることが大切です。
仕事の残業や夜更かしに慣れてしまっている方は、早起きよりも早く寝るほうが難しいと感じるかもしれません。
寝つきが悪い・睡眠の質が浅いと感じる人は、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を行って体をほどよく疲れさせましょう。
疲れようとして激しい運動をすると、交感神経を刺激しすぎて睡眠を妨げてしまうため避けましょう。
就寝直前は、パソコンやスマホに触らず明かりを落とし、アロマを炊いたり音楽でリラックスするのも良いですね。 - 目標を明確にする
朝活ではまず明確な目標を持つことが、続けるための大切なポイントです。
例えば、スキルアップのために資格を何月までに取得する、ダイエットで何月までにマイナス何キロを目指すなどです。
目標が達成したら何か自分にご褒美をするなど決めておくと、やる気もアップします。
朝活を行い結果が見えてくると、自分に自信が持てたりポジティブ思考になったりと自分にとってプラスなことばかりが増えていきます。 - オフの日を作る
平日は毎日朝活を行っても、土日は休みにするなど朝活のスケジュールを調整することも必要です。
朝活を始めたての人や真面目な方は「ちゃんと毎日続けないと」と意気込みますが、体調が優れない場合や仕事が忙しいときなどはそちらを優先しましょう。
朝活は自分の生活を彩るためのプラスαなので、私生活や仕事に支障をきたさない程度に、少しづつ実践するのが長く続けるコツになります。
おわりに
自分のやりたいことを実践しながら、心も体も健やかになる「朝活」。
1日の始まりをワクワクした気持ちでスタートすれば、より充実した生活が送れると思います。
筆者自身、最近朝活で読書とランニングを交互に始めてみました。
読んでみたかった小説や、朝に軽い運動をすると身体も頭もスッキリした状態で1日を過ごせるようになりました。
この記事を読んで、これから朝活を始める方のきっかけになれば幸いです。
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