この春から、転勤などがきっかけで一人暮らしを始められる皆さん、新生活の準備はお済みでしょうか。
ワクワクドキドキな新生活の準備に欠かせないのが家電です。
家電を準備する際に、既に一人暮らしを経験した親や友達の意見を聞くと、とても参考になることでしょう。
ただ、一人暮らしを経験されている親や友達でも経験していない点があります。
それは、コロナ禍での新生活スタートです。
ここ数年、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、多くの事が様変わりしました。
東京などの都市部では特に感染者が多く、大きく影響を受けています。
大きく変化があった事象の一つに、食が挙げられると思います。
食は、新生活をスタートされる際の心配事の一つでもあると思います。
ここで再度お聞きします。
コロナ禍での食生活を考慮し、新生活・家電の準備はお済みでしょうか。
私は、家電量販店等で販売されている新生活家電セットを買えば十分だと思っていました。
しかし、コロナ禍であることを考えると、もう1つ家電を準備されるとより安心だと思います。
特に、普段からあまり料理をする機会がなく、不安を持っている方におすすめの家電です。
今回、新生活家電セットに、もう1つ追加して準備したい家電についてご紹介します。
一人暮らしに必須な新生活家電セットとは
新生活で一人暮らしをされる方におすすめしたいのが、新生活家電セットです。
各社家電量販店はもちろん、家電メーカー独自でも販売されています。
今やAmazon、楽天市場等のネットショッピングでも販売されており、店頭に行かずとも購入が可能で、とても便利に簡単に新生活の準備が整います。
また、その多くが送料無料となっています。
購入した際に、宛先を新居の住所にすることで、引越し費用が抑えられます。
とても助かりますよね。
新生活の準備を容易にしたい方は、これら新生活家電セットを購入されることをおすすめします。
新生活家電セットがあれば、必要最低限の物を揃えて新生活のスタートを切ることができます。
しかし、今はコロナ禍です。
そこで、もう1つ家電を準備されることをおすすめします。
コロナ禍だからこそ準備しておきたい家電について、次の章でご紹介します。
料理に自信がない方必見。一人暮らしのセカンド冷蔵庫として”冷凍専用庫”という選択
この春から新生活で一人暮らしを始められる方の中には、料理に自信のない方が多いかと思います。
そんな方にまずおすすめしたいのが、新生活に慣れるまでは、冷凍食品を多用するということです。
新生活のスタートは、その新しい生活に慣れるまでが一苦労で、普段の何気ない生活でも余計にエネルギーを消費します。
冷凍食品の一番のメリットは、多くの商品が電子レンジで温めるとすぐに食べられるという点です。
調理・片付けの手間が省け、時間とエネルギー消費を抑えることができます。
逆に、冷凍食品のデメリットはとても嵩張る(かさばる)という点です。
その為、冷凍食品を多用しようとすると冷凍スペースが広い冷蔵庫を持ちたいところです。
しかし、冷凍庫が広い冷蔵庫基準で考えると、3〜4人用となり、一人暮らしではもて余してしまう程の大きい冷蔵庫となりかねません。
そこでおすすめしたいのが“冷凍専用庫”です。
冷凍専用庫は、全室が冷凍庫として使える物で、嵩張る冷凍食品をたくさん保管できる点で優れた商品です。
一人暮らし用の冷蔵庫では、冷凍庫のスペースが小さい為、 冷凍専用庫も購入し、セカンド冷蔵庫として使われている方が増えています。
この流れは、コロナ禍になって加速しています。
家電量販店でも、冷凍専用庫の売り場コーナーが設けられており、需要の高さを感じます。
この冷凍専用庫が一台あることにより、 冷凍庫の収納スペースがグッと広がり、たくさんの冷凍食品を保管することができます。
そして冷凍食品をまとめ買いしておけば、 外出する機会も減らすことができます。
冷凍専用庫の需要が高まってきた背景にある食関連の状況
コロナ禍により、飲食店は大きなダメージを受けています。
その一方で、生産量を伸ばしているのが冷凍食品です。
2020年の市販用冷凍食品の国内生産量は、工場出荷ペースで前年比18.5%増の3,748億円となりました。
一方、業務用冷凍食品は外食やホテルなどの需要減で14.1%減の3,278億円となり、統計開始から初めて家庭用の金額が業務用を上回りました。
2021年の冷凍食品市場も前年を上回る見込みで、 生産量は前年比2~3%増の158〜160万トンが見込まれています。
このことから、家で食事をされる方が多くなっていることが分かります。
コロナ禍に大きなダメージを受けた多くの飲食店も冷凍食品に参入しています。
これまでそのお店に行かなければ食べることができなかった美味しい料理を、取り寄せることが可能です。
つまり、全国各地の名店の絶品料理が家で手軽に食べることができます。
冷凍食品がより美味しく、 より質の良いものとなっています。
手作り料理も良いですが、 より美味しくなっている冷凍食品を食べてみてはいかがでしょうか。
参考:【2021年冷凍食品動向】家庭用が業務用を逆転、外食は個人店からチェーンまで冷凍商品を投入
冷凍専用庫の特長と今注目されている理由とは
今注目されている冷凍専用庫の特長については、下記の通りです。
- 収納スペースが大きく、約1週間分の冷凍食品を保管可能
- 電気代が少ない
収納スペースが大きく、約1週間分の冷凍食品を保管可能
冷凍専用庫は、各メーカーによってサイズラインナップがありますが、 仮に内容量85Lの物を選ぶと、 約1週間分の冷凍食品が保管できます。
冷凍食品は、賞味期限が長い為、約1週間分の冷凍食品が家に帰ればあると思うと、とても心強いです。
飲食店の営業時間短縮、急な残業が入ることを考慮し備えておくと食事の心配がなくなり、仕事に集中することができます。
特に、新生活をスタートされる方にとっては大きな味方になるはずです。
休みの日や、時間がある時に、冷凍食品を買いだめしておきましょう。
電気代が少ない
冷凍専用庫をセカンド冷蔵庫として追加すると、電気代が心配だと思われる方が多いと思います。
しかし、電気代があまり掛かりません。
メーカー、サイズ、冷却設定等の違いにより、一概には言えませんが、年間の電気代が約5,000〜9,000円となります。
1日あたりの電気代が、13〜24円です。
意外と電気代が掛からないですよね。
選ぶポイントについてもご紹介します。
容量
一人暮らしであれば、85Lクラスの冷凍専用庫がおすすめです。
約一週間分の冷凍食品が保存できます。
容量を小さくすると、大きな冷凍食品が収納できなくなる可能性があるのでご注意ください。
大きめな冷凍食品と言えば、冷凍ピザ、冷凍宅配弁当、冷凍ケーキ等です。
価格帯は、85Lクラスであれば2万円代から手に入れることができます。
大きさは、キッチンの流し台ぐらいの高さの為、一人暮らしの部屋でもそれほどスペースを取らないと思います。
冷却方式
冷凍専用庫の冷却方式は、直冷式とファン式とがあります。
各冷却方式の特長について、下記にまとめます。
直冷式
- 電気代が安い
- 音が静か
- 定期的に霜取りが必要
ファン式
- 直冷式よりも比較的高価
- ファンが回る音がする
- 霜取りが不要
ドアの開閉方式
ドアの開閉方式は、3種類あります。
- チェスト式(上開き)
- 引き出し式
- 片開き
また、耐熱トップテーブルであれば、電子レンジや、ケトル等の小物が置けて、キッチンスペースを有効に活用することができます。
参考:https://www.biccamera.com/bc/i/topics/osusume_freezer/index.jsp
引出し、収納構造
冷凍専用庫の引出し、収納構造(底の深さ、奥行き)によって、冷凍食品を縦入れできたりと収納のしやすさが変わってきます。
何を冷凍庫に入れるのか考えた上で、引き出し構造を一度見て決めてください。
片開きタイプの冷凍専用庫の引き出しの一例が下図となります。
出典:アイリスプラザ
設置スペース
冷凍専用庫には、幅広いタイプとスリムタイプとがあります。
設置する際は、外径寸法に加え、設置スペースが必要になります。
購入する冷凍庫のサイズに書いているため、必ず確認しましょう。
おわりに
冷凍専用庫についてご紹介しました。
冷凍専用庫には、たくさんの冷凍食品を保管することができるので、一人暮らしを始められる皆さんの強い味方になります。
新生活を始める良い機会に、冷凍専用庫を準備してみてはいかがでしょうか。
筆者おすすめの冷凍庫は下記の2つです。
参考にしてみてください。
Amazon:ハイセンス小型冷凍庫86L HF-A81W
Amazon:三ツ星貿易冷凍庫(ファン式) 85L SKM85F
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