12月に入り、本格的な寒さが訪れましたね。
筆者は寒がりなので、毎年冬になると家で過ごす事が多くなりますが、たまには関東圏で旅行に行きたいなと思いインターネットで調べていました。
インターネットで旅行について調べていると、「冬に開催する花火大会」という記事が目に留まりました。
「花火と言えば夏の夜」と思う方が多くいると思いますが、実は冬に開催される「花火大会」も数多くあるのをご存じでしょうか。
雪景色の中や、冬の温度で空気が澄んでいる中での花火は美しさも一際だそうです。
今回はまだ間に合う、2021年12月から2022年3月まで開催が予定されている、日本の冬の花火大会のスケジュールを紹介します。
そして、冬に花火をするメリットとデメリットもお伝えしていきます。
花火スケジュール4選
①【静岡県】熱海海上花火大会
日本でも屈指の温泉郷でもある熱海で開催されます。
年間を通して10回以上も開催されており、熱海名物になっているそうです。
会場である熱海湾は、3面を山に囲まれた「すり鉢」状の地形のため、海で上げる花火の音が反響します。
大きなスタジアムのような音響効果があることから、花火業者の方がおすすめする花火打上会場となっているのだとか。
また、海から近いことで水面に映し出される花火も人気となっています。
フィナーレを飾る「大空中ナイアガラ」と呼ばれるパフォーマンスの美しさは、瞬きを忘れてしまう程だそうです。
筆者も熱海にはまだ行ったことが無く、温泉のイメージが強かったのですが、観光に行く時は花火のスケジュールに合わせて行ってみようと思います。
【開催日時】
2021年12月5日(日)、12月12日(日)、12月18日(土)、12月25日(土)
2022年1月9日(日)、1月15日(土)
いずれも20:20~20:40
【開催場所】熱海湾
【入場料金】無料
【公式サイト】熱海海上花火大会
②【愛知県】ISOGAI花火劇場in名古屋港 ~次世代を担う子供たちに美しい花火を~
名古屋で開催される花火大会では「ミュージカル・ドラマチックハナビ」と言われ、花火をストーリー仕立てに打ち上げ、臨場感あふれるサウンドと融合させた内容だそうです。
オリジナルのクリスマスストーリーが展開され、花火ならではの演出とサウンドが来場者の心を鷲掴みするのだとか。
こちらの花火大会は、指定席が用意されリクライニングシートなど、ベストスポットで花火を鑑賞することができます。
クリスマスは恋人や家族と、遊園地や家で過ごす事が多いですが、花火を見ながらゆっくりとした時間を過ごすのも良いですね。
【開催日時】
2021年12月25日(土):開場17:00、開演18:30~終演19:15(予定)
【開催場所】名古屋港ガーデン埠頭一帯
【入場料金】会場内有料
【公式サイト】ISOGAI花火劇場in名古屋港
③【北海道】洞爺湖温泉冬花火2022
洞爺湖汽船の近くで開催され、海や観光地を背景に花火を楽しめます。
こちらの花火大会は、2022年2月4日(金)~2022年2月13日(日)で毎日開催される予定で、20:30~5分程度打ち上げるそうです。
旅館の部屋から鑑賞できる場合もあるそうで、観光のちょっとした息抜きなどに最適かもしれませんね。
【開催日時】2022年2月4日(金)~2022年2月13日(日)
【開催場所】洞爺湖汽船本社前桟橋前
【入場料金】無料
【公式サイト】洞爺湖温泉冬花火大会
④【千葉県】木更津恋物語 冬花火in恋人の聖地/中の島大橋
木更津の港付近で開催され、「中の島大橋」と呼ばれる橋は「恋人の聖地」として選定されており、多くのカップルや家族が足を運ぶようです。
この花火大会は1・2・3月の3回行われ、2月はバレンタインスペシャルとういことでバレンタインに因んだ花火が上がるのだとか。
夏にも花火大会が行われ、多くの人を魅了しますが、空気の澄んだ冬の花火も格別です。
【開催日時】
1回目:2022年1月8日(土)18時00分~(10分程度)
2回目:2022年2月12日(土)18時00分~(10分程度)
3回目:2022年3月18日(金)18:30~(10分程度)
【開催場所】木更津内港周辺
【入場料金】無料
【公式サイト】木更津恋物語 冬花火in恋人の聖地
冬花火のメリット
冬に花火を打ち上げるのと夏に打ち上げるのでは、見え方が違うと言われています。
乾燥した空気では視界がクリアになり、夏よりも冬の星空のほうがくっきりキレイに見えるそうです。
当然、遠くから眺める打ち上げ花火もよりはっきりみえます。
冬の花火は、花火本来の鮮やかな色合いと美しい形を堪能することができます。
また、夏よりも乾燥した冬の空気は花火の燃焼を激しくします。
なので手持ち花火もいつもより綺麗に見えるそうです。
線香花火のような小さな花火だと結構違いがあり、夏とは違う太く短い火花を見ることができます。
冬花火のデメリット
ここでは、冬花火のデメリットも紹介していきます。
乾燥した冬は良く燃えます。
空気中の水分が少ないので、火が自然に消えにくいためです。
大きな火災は冬場のほうが多いですよね。
冬の方が、ストーブなどガスを扱う機会が多くなることもありますが、冬ならではの気候も関係しているのです。
また、冬の地面には枯れ葉・枯れ木など燃えやすい物が多く落ちています。
そこから燃え広がって火事になることも考えられます。
夏の花火はもちろんですが、冬に花火を楽しむ場合は、枯葉等が落ちていないか、より一層注意が必要になります。
ルールをきちんと守り、花火を楽しみましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
花火は夏以外では遊園地や施設でクリスマスや年末年始のイベント毎でしか開催していないと思っていました。
しかし、調べてみると多くの場所で開催されている事がわかり、実際に行って見てみたいと興味をそそられました。
今回は花火大会の一部を紹介しましたが、旅行会社等で調べると沢山出てきます。
早いところは11月から始まっているので、旅行の行先や家族とお出かけしたい方は是非調べてみてください。
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