2021年も11月となりました。
来月は12月、2021年の年末です。
2021年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、9月まではほぼ緊急事態宣言で外出を自粛している人がほとんどだったかと思います。
ただ、10月からは緊急事態宣言や飲食店の時短営業も解除されたこともあり、今まで通りの楽しい年末を過ごせる予感がします。
今年の年末年始は楽しくなりそうですね。
年末と言えば、クリスマス、年越し、そして正月と様々なイベントがあります。
そして、会社としては「忘年会」という大きなイベントもあります。
会社に5年以上勤続している会社員の方々は、あまり気にしないことになったかもしれませんが、新入社員や若手と呼ばれる会社員にとっては、「幹事」という役回りがあるので、かなり大きなイベントです。
この忘年会を開催し、良い忘年会にするために、一番大事になるのは「お店」です。
このような忘年会を開催するにあたり、いったい何を大事にしてお店を予約すれば良いのでしょうか?
今日は、忘年会のお店予約で大事なポイントを3つ紹介していきます。
忘年会のお店選びのポイント1:個室
最近では、忘年会に参加する人が少ないと言われていますが、それでも会社として開催する忘年会は、かなり多くの人数が参加すると考えられます。
つまり、そのような人数が入れる場所があるか、お店に確認することが最も大事なこととなります。
ここで予約をミスってしまうと、人数の兼ね合いで別の個室に別れて、忘年会を開催することとなってしまったり、かなり窮屈な思いをしながらお酒を飲むこととなったりします。
そして、一番良くない状況としては、違う会社の人が近くにいる状態で、忘年会が開催されてしまうことです。
近くで飲んでいる会社の業種が異なる会社で、もし近しい業界であったなら、おそらく酔った勢いで話してしまったことが漏れ聞こえてきて、その内容が理解されてしまいます。
漏れ聞こえてきた情報によって、その情報が悪用されて、変なことになりかねません。
これは情報漏洩事故に該当します。
今年2021年を締めくくる飲み会ですし、せっかくなら思いっきり飲んで楽しめる空間であった方が良いですよね。
まずは、忘年会の幹事は、個室で参加想定人数が全員収容できるところを選びましょう。
このような個室が準備できるのは、おそらく大型チェーン店のようなお店のサイズが大きいところだと思いますので、近くの会社近くの広めの飲食店や、大型飲食チェーン店に空き状況や忘年会での利用について、まず話を聞いてみると良いと思います。
ただ、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、お客様収容人数を制限していたりするので、大勢を収容できる飲食店も少なくなっています。
早めに飲食店に参加想定人数での忘年会の開催が可能かどうか、確認しましょう。
忘年会のお店選びのポイント2:ビール
忘年会のお店、参加想定人数が収容できる個室があることが分かったら、次に確認するのはメニューです。
おそらく飲み放題のコースを選択すると思いますが、ここで大事なポイントは「ビール」です。
飲み放題コースは、ごく稀にビールが含まれていないものがあります。
ビールは年代幅広く受け入れられる飲み物なので、必須項目ですし、なぜかビールがないだけで、やたら幹事としての評価が下がります。
飲み放題を頼んだ時は、必ず「ビールありますか?」と確認しましょう。
また、これはかなり大企業で年配の方々が参加する場合に限りますが、提供されるビールの銘柄も確認しておきましょう。
実は、企業によっては財閥の関係があり、飲んで良いビールと飲むことを控えるビールがあります。
自分の会社がどの財閥に所属しているかを確認し、そしてお店で提供されるビールがどの財閥に所属しているかを確認し、一致するところを選んでおくと無難かと思います。
これはかなり手間がかかりますが、ここを押さえておくと年配の方々からかなり高評価をいただけると思います。
参考までに、大企業のビールメーカーがどの財閥に所属しているのか、下記に記載しておきます。
- キリンビール:三菱系
- アサヒビール:住友系
- サッポロビール:芙蓉系
- サントリービール:三和系
上記の財閥と自分の会社の所属する財閥を調べ、その財閥と一致している財閥のビールを提供できるかを確認し、幹事がお店に対して要望を伝えておくと良いと思います。
補足ですが、食べ物のメニューについても念の為確認しておきましょう。
ほとんどの飲食店で忘年会用の飲み放題コースを頼むと、大勢で食べることができるポテトフライや枝豆がメニューの中に含まれると思います。
このポテトフライや枝豆のメニューは、全員で食べやすいという良い点もありますが、何より量が多く見えます。
見た目が多いだけで、忘年会に参加した人は満足感を得ますので、これらのメニューがあることが大事です。
しかし、本当に稀にポテトフライや枝豆のようなメニューがなく、お通しのような3点セットのメニューを「3品」とカウントしている飲食店があります。
そうすると、全体的なボリュームがかなり少なく見えてしまうので、念の為ポテトフライや枝豆がメニューの中にあることも、ビールのついでに確認しておきましょう。
忘年会のお店選びのポイント3:喫煙コーナーとの距離
最後の3つ目のポイントは、喫煙コーナーです。
最近では、ほとんどの居酒屋が禁煙となっています。
しかし、会社の中には喫煙される方もいらっしゃいますし、特に、年配の方々の方が喫煙される人が多いと思います。
このような喫煙者の方々のために、大事になってくるのが喫煙コーナーとの距離です。
飲食店内で喫煙することはできないので、喫煙者は喫煙コーナーに行ってタバコを吸うしかありません。
この喫煙コーナーとの距離が近いと、「幹事、気が効くな」と誉められることが多く、幹事としての評価が上がります。
部屋の収容人数やビールに比べたら小さいポイントかもしれませんが、このポイントを重要視しておくと、様々な点で配慮できる社員として認識されるかと思います。
また、喫煙コーナーは外ではなく、飲食店が入っているビル内にあると良いです。
忘年会が始まるのは12月初旬だと思いますが、12月に入るとかなり寒い日が増えてきます。
まして、忘年会は夜に開催されているので、喫煙コーナーが外にあると、12月の夜の極寒の中で喫煙することになってしまうかもしれません。
これで風邪を引いてしまったら、次の日に影響が出てしまいます。
できるだけ同じフロアで、温かい喫煙コーナーが近くにあるお店を選べると良いですね。
おわりに
これ以外にも、お店選びには気をつけるポイントがありますが、この3つを揃えておけば、低評価が降ることはないと思います。
忘年会は直接会社の利益に結びつかないものですが、なぜか忘年会の幹事の出来具合は、その人の評価として見られるポイントとなりやすいです。
仕事の成果とは本当に関係ないことなので、忘年会の幹事をモチベーション高く実施することは本当に難しいです。
ただ、会社での出世を考えている人であれば、上司などの会社の役職が上の方々とも仲良くしておく必要がありますので、今回ピックアップしたポイントを意識しながら、忘年会の幹事を成功させていただければと思います。
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