最近の気温は秋を通り越して冬のような寒さが続きますね。
冬になると子供の頃に家族旅行で行ったスキーを思い出します。
小学生の時、真っ白なゲレンデと体が浮いたように滑る、非日常な体験は衝撃的で「次はいつ行くの?」と翌年の家族旅行が楽しみになるほどでした。
社会人になってみると、なかなかスキー場へ行く機会が減り、いざ家族で行こうと考えても「費用は?」「近場である?」「子ども用のエリアは?」「ほぼ初心者だけど楽しめる?」と気になることがたくさんです。
今回は関東に住む方へ家族向けのスキー場についてまとめ、最後に大人でも楽しめるスキーレッスンも紹介します。
関東エリアから車で行けるスキー場
まず、関東エリアから車で行けるスキー場について紹介します。
車での移動ですと、関東エリアや甲信越エリアなどは日帰り、中部や北陸エリアとなると宿泊が必要となりそうです。
日が昇る前に出発するのは、自分自身もですが子どもにも負担をかけてしまうのであまりしたくないですよね。
今回は日帰りを想定し、関東周辺の家族で楽しめるスキー場をまとめます。
・カムイみさかスキー場
首都圏最速スキー場と呼ばれ、中央道八王子から車で80分という短さで気軽に行けます。
特徴は、「ファミリーに優しいスキー場」。
傾斜などは積雪により変化しますが、最長滑走距離520mと非常にコンパクトです。
場所:山梨県笛吹市御坂町上黒駒5321-1
営業時間:2021/10/31現在未定
平日9:00〜17:00、土日祝8:30〜17:00
価格(1日券):大人3,700円、子ども2,200円
キッズエリア:有「キッズタウン」利用料金 700円(そりレンタル無料)
・ふじてんスノーリゾート
こちらも東京、神奈川、静岡から車で90分と気軽に行けるスキー場です。
また山梨県にある河口湖駅から往復3,000円の送迎バスが出ているため、雪道運転に自信がない方も安心ですね。
最長滑走距離は3,300mあり、傾斜のあるコースも用意され初心者から上級者までの幅広い層の方が楽しめます。
場所:山梨県南都留郡鳴沢村字富士山8545-1
営業時間:2021/12中旬オープン予定
平日8:30〜17:00、土日祝8:00〜17:00、ナイター16:00〜21:30
価格(1日券):大人4,800円、子ども3,800円
キッズエリア:有「ちびっこ愛ランド」利用料金 800円(そりレンタル500円)
・スノーパークイエティ
静岡県にあり首都圏から90分で行くことができます。
スノーパークイエティは「日本一早くオープンするスキー場」として有名で、毎年10月から開業しています。
既に10月22日から開業し楽しむことが可能ですが、12月上旬まではAゲレンデという滑走距離1kmの初・中級者向けのコースしか滑ることができません。
場所:静岡県裾野市須山字藤原2428
営業時間:2021/10/22〜2022/3/21
平日10:00〜22:00、土日祝9:00〜22:00
価格(1日券):大人4,000円、子ども3,000円
キッズエリア:有「そり専用ゲレンデ」利用料金 無料(1日券または観覧券(大人1,300円 子ども850円)にて利用可能)(そりレンタル800円)
・富士見パノラマリゾート
八王子ICから車で90分で行くことができる長野県のスキー場で、全長3kmの滑走ができる長距離コースが特徴です。
キッズゲレンデや初心者〜上級者向けのコースがあり、様々な方の利用が予想されます。
なんといっても、晴天時には八ヶ岳や富士山が見える大パノラマを体験できます。
場所:長野県諏訪郡富士見町富士見6666-703
営業時間:2021/12/11オープン予定
平日8:30〜16:30、土日祝8:00〜16:30
価格(1日券):大人4,800円、子ども2,000円
キッズエリア:有「キッズパーク」利用料金(入場料)1,000円(1日・午前・午後券購入者は500円)
・サンメドウズ清里スキー場
夏の避暑地としても人気なサンメドウズ清里のスキー場です。
首都圏から車で100分ほどかかりますが、晴天率80%で富士山を眺めながら滑れる初心者〜中級者向けのコースが特徴です。
また子ども向けのコースも充実しています。
場所:山梨県北杜市大泉町西井出8240-1
営業時間:2021/12/17〜2022/3/27
平日・土日祝8:00〜17:00
価格(1日券):大人4,500円、子ども3,500円
キッズエリア:有「スノーランド」利用料金無料(そりレンタル300円)
首都圏から近いスキー場を5つ紹介しました。
どのスキー場もキッズエリアは完備されており、入場料やそりのレンタル料金が違うため最新情報を確認してから行くのがいいかもしれません。
スキーにかかる費用をシミュレーション
行きたいスキー場は見つかったでしょうか。
どのスキー場もそれぞれの良さがあり、甲乙つけがたいですよね。
比較するとなると移動距離や料金などになってくるかと思います。
先ほど紹介した5つのスキー場へ日帰りで遊びに行く場合をシミュレーションしてみました。
(大人2人、子ども2人、曜日は土日祝、車で東京都にある国立府中インターからETC無しの移動を想定します。)
・カムイみさかスキー場
合計費用:35,517円
移動距離・時間:91.8km・71分
高速道路往復:6,140円
駐車場:0円
ガソリン代:1,377円
リフト券(1日):11,800円
スキーレンタル:14,000円(スキー板、ブーツ、ストックの3点セット)
昼食:2,200円(カレーライス700円×2、子どもカレーライス甘口400円×2)
・ふじてんスノーリゾート
合計費用:44,267円
移動距離・時間:89.8km・71分
高速道路往復:6,020円
駐車場:1,000円
ガソリン代:1,347円
リフト券(1日):17,200円
スキーレンタル:15,000円(スキー板、ブーツ、ストックの3点セット)
昼食(レストランヨーデル):3,700円(富士山カレー950円×2、お子さまランチ900円×2)
・スノーパークイエティ
合計費用:45,201円
移動距離・時間:121.4km・100分
高速道路往復:8,180円
駐車場:1,200円
ガソリン代:1,821円
リフト券(1日):14,000円
スキーレンタル:15,800円(スキー板、ブーツ、ストックの3点セット)
昼食:4,200円(ビーフカレー1,100円×2、雪だるまカレー1,000円×2)
・富士見パノラマリゾート
合計費用:63,234円
移動距離・時間:164.9km・146分
高速道路往復:9,160円
駐車場:0円
ガソリン代:2,474円
リフト券(1日):13,600円
スキーレンタル:38,000円(スキー板、ブーツ、ストック、ウエア、グローブなどの小物を含めたの5点セット)
昼食:不明(スキー場にレストランは有)
・サンメドウズ清里スキー場
合計費用:49,269円
移動距離・時間:136.6km・100分
高速道路往復:8,320円
駐車場:0円
ガソリン代:2,049円
リフト券(1日):18,000円
スキーレンタル:16,800円(スキー板、ブーツ、ストックの3点セット)
昼食:4,100円(ゴロゴロブラックカレー1,100円×2、ゴロゴロ野菜カレー950円×2)
合計費用で比較してみると、
カムイみさかスキー場(35,517円)<ふじてんスノーリゾート(44,267円)<スノーパークイエティ(45,201円)<サンメドウズ清里スキー場(49,269円)<富士見パノラマリゾート(63,234円)となりました。
おおよそ距離が遠くなるほど高くなっている傾向ですが、近いほど家族連れが多かったり、上級者コースが充実しているスキー場は安心して滑れないなど金額以外にも、条件に合わせて選ぶ必要がありそうです。
富士見パノラマリゾートは「ウエア」もセットでレンタルされているため、手ぶらで行く場合には便利かもしれないです。
大人も楽しめるスキーレッスン
先ほどのシミュレーションで家族4人でスキー場に行くと「おおよそ48,000円」かかることが分かりましたね。
どのスキー場にもキッズエリアはあるため家族で十分楽しめそうです。
さらに楽しむため、今後もスキー場へ行くことを考えているなら、より上達するために「スキーレッスン」を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
各スキー場には初心者や子ども向けに「スキーレッスン」を実施しています。
1日じっくりレッスンするものから数時間で終わるものまで様々です。
スキーが上達することでよりお子さんとの接点も増え家族間のコミュニケーションが増えるのではないでしょうか。
実際に私も子どもの頃は毎年のスキーが楽しみで、「今年はどこのスキー場に行く?」と両親を誘っていました。
スキーが初心者でもまだ間に合います!
自身のスキーを上達させてより子どもと一緒にいい汗をかいてみてはいかがですか?
汗をかいた後の料理やお酒は格別なはずです。
紹介したスキー場で大人でも参加できるレッスンや、親子で参加できるレッスンをまとめました。
・カムイみさかスキー場:SAJ公認カムイみさか『スキースクール』
SAJ(全日本スキー連盟)公認の初心者向けのスキースクールです。
親子のレッスンでは受講者のレベルに合わせた少人数制となっています。
一般:2時間3,200円、4時間5,400円
ジュニア(小学生):2時間3,200円、4時間5,400円
親子:2時間12,500円、4時間18,000円
・ふじてんスノーリゾート:スキーレッスン
初心者から上級者のレベルに合わせて8クラスに分かれレッスンを行います。
道具の使い方やブレーキの使い方などのレッスンもあります。
一般(中学生以上):半日(10:00〜12:00)4,000円、1日(10:00〜12:00、13:30 〜15:30 )6,000円
ジュニア(小学生):半日5,000円、1日7,000円
・スノーパークイエティ:スキースクール(SAJ公認)
初心者から上級者、キッズ、親子向けと幅広いレッスンが特徴です。
初心者のレッスンでは靴の履き方から教えてくれます。
レッスン時間も短いため、終わった後すぐにスキー場で実践できそうですね。
ただ、親子ペアレッスンは他の家族と合同のレッスンです。
初心者:1.5時間4,000円
親子ペアレッスン(土日限定):1.5時間7,000円
・富士見パノラマリゾート:SAJ公認スクール
グループレッスンとテーマを絞った個別レッスンに分かれより本格的な上達に向けたスクールとなっています。
グループレッスンの中には「ファミリーパックレッスン」があり3名までの人数制限で実施しています。
キッズ・ジュニア・大人の初心者:3時間8,000〜6,500円
ファミリーパックレッスン:2時間23,000円
・サンメドウズ清里スキー場:SAJ公認サンメドウズスキースクール
サンメドウズ清里スキー場にある遊具を使ったユニークなスクールです。
中学生以上はクラスレッスンという専門的なものもあります。
一般(中学生以上):2時間4,000円、4時間6,000円
スキッズ・キャンプ(小学生以下):2時間午前6,500円、2時間午後6,000円、4時間8,000円
いかがでしたでしょうか。
レッスン費用はかさむものの、子どもと一緒に上達できると喜びは何倍にもなるはずです。
おわりに
今回は、関東に住む方へ家族向けのスキー場についてまとめました。
久しぶりのスキーをより楽しむため、家族でスキーを楽しむため家族みんなで選ぶのも良いかもしれませんね。
家族にとって良い思い出になるよう参考にしていただけたら幸いです。
「ユカリスタ」食や人に縁(ゆかり)ある情報と、生活を豊かにする情報をお届けします。