こんにちは!
飲食店の未来を創造する情報をお届けする「UTAGE(うたげ)」です。
2020年から2021年4月現在にかけて、コロナという世界全体を巻き込む非常事態が今も続いていますが、ついにワクチンが開発され、日本でも接種された方が増えてきました。
このまま収束に向かうのか。
まだまだ猛威を振るうのか。
どちらにしてもコロナウイルスが完全になくなることはなく、これからも共生していくことを念頭に置いて生活していくことになるのではないでしょうか。
このような事態にならなければ、自分自身や家族の健康について、これほどにも深く考えた一年はなかったかもしれません。
そして、自分や家族のことのみならず、地域のことを考え、日本のことを考え、そして世界のことを考え、さらには地球全体のことまでを考えて行動に移している方々をご存知でしょうか。
その方々は、地球の修復や保全のために日夜活動されており、毎年4月22日の『アースデイ』を中心に、各地でイベントも開催されています。
アースデイ東京もその一つ。
『アースデイ』は地球のことを考えて行動する日であり、
アースデイ東京では、2021年4月17〜25日に地球市民フェスティバルと呼ばれるイベント「アースデイ東京2021」を開催しています。
アースデイ東京の地球市民フェスティバルとはどのようなイベントなのか。
私自身地球のことを考えて行動する日にしてみようと思い、イベントに参加してきました。
その中で多々あるオンラインイベントの一つである「サスティナブルファッションウィーク」に参加してみて、どのようなトークが繰り広げられたのかを、この記事でお伝えしていきます。
アースデイ東京2021「地球市民フェスティバル」とはこんなイベント
アースデイ東京では4月22日「地球のことを考えて行動する日」を中心に、9日間(4月17〜25日)に渡って各会場やオンラインにて様々なイベントが開催されました。
(※感染拡大防止のため、一部開催中止になったイベントあり)
- アースデイ東京2021@代々木公園
- アースデイ・コンサート
- オーガニック&エシカルマルシェ「くらしの天然市場」
- ごみゼロナビゲーション
- SDGsをテーマにしたパネル解説や様々な展示
- アースデイ東京2021オンライン
上記以外にも多くのイベントが開催されており、それぞれのイベントには様々な企業や人が関わっています。
地球のためや将来の子どもたちのことを考え、行動している姿には胸を打たれるものがあります。
すでに終わってしまったイベントもありますが、どんなイベントだったか確認することはできますので是非御覧ください。
各イベントの詳細やスケジュールは下記からご覧になれます。
アースデイ東京2021:EVENT
アースデイ東京2021:SCHEDULE
私が参加した、サスティナブルファッションウィーク(ファッションレボリューションジャパン×アースデイ東京2021×伊勢丹)」のトークセッション配信は「アースデイちゃんねる」にてご覧になれます。
多拠点生活者が語る!地域の魅力!
https://www.youtube.com/channel/UCFIhtUabdXgcgrxmhzQNaHg
ファッションから地球のことを考える?サスティナブルファッションウィークとは?
「ファッションって、服装のこと?」
その通り、服装のことを指すファッションです。
ファッションは、実はSDGsに関連しており豊かさの象徴でもあるのです。
日本の暮らしでは想像がしづらいですが、衣食住がままならない国もあるなか、ファッションを自由に選択して楽しむことができるということは、それだけ豊かと言えるのかもしれません。
このことはサスティナブルファッションウィークのイベントページもご覧ください。
サスティナブルファッションウィーク2020+1
サスティナブルとは、「持続可能な」という意味です。
リユースやリサイクルだけではなく、もし廃棄することになっても、自然環境に影響を及ぼさない材料を使って生産するなど、自然環境に配慮した衣服のすべてが、サスティナブルなファッションと言えます。
実は衣類の消費量は年々増加しており、消費量に比例して廃棄量も増加しているのです。
リーユースやリサイクルされるものは10〜20%程度で、残りの約80%は未だに廃棄処分されているそうです。
日本だけでも、1億人以上の人が毎日着る衣類の廃棄量ですから相当なものになります。
参考:衣類の消費と廃棄・循環の実態と課題
また、衣類の場合はゴミの問題だけでなく、生産過程で生じる汚染水や、温室効果ガス、毛皮などを使用するために動物の命を奪うことなどについても問題になっています。
サスティナブルファッションウィークは、これらの問題をテーマにしたディスカッション形式のイベントになっており、生活者ひとりひとりができることに至るまで考えられていました。
いろんなファッションに関わるさまざまな分野のゲストをお招きし、ファッション産業が環境や社会に与えるインパクト、生産から廃棄の過程での課題と改善に向けた取り組み、生活者ひとりひとりができることなど、多角的にディスカッションを行います。
ディスカッションの内容はファッションに限りません。
アースデイの歴史から、地域の活性化であったり、洗濯などの生活面についてなど、様々な角度からディスカッションするトークセッションでもあります。
トークセッションの開催スケジュールは下記をご参照ください。(25日は配信のみ)
サスティナブルファッションウィーク:渋谷区立宮下公園トークスケジュール
ちなみに渋谷区立宮下公園では、自宅に眠っている洋服を回収する「洋服ポスト」もあり、PRTIMESでも紹介されています。
【銀座三越、SHIBUYA QWSオンライン開催も!】アースデイ東京2021 ”サスティナブルファッションウィーク2020+1”~ファッションを通じて、新しい暮らしを考えるウィーク~
私が参加したトークセッションは、SHIBUYA QWS クロスパークで開催されたものになります。
日時:2021年4月24日(土)13時~15時
多拠点生活者が語る!地域の魅力!
Zoomで参加させていただいたのですが、このイベントではどんな話が聞けるのか、始まる前からとても楽しみでした!
開始時間とほぼ同時に入室したためか、参加承認の待ち時間でドキドキする間もなく、すぐ入室を許可いただいた時はとても焦ってしまいましたが。
今回、Zoomで配信されたセッションには、磐梯町を代表する方たちや、帰省の自由で新しい形「超帰省」を提唱されている協会の方など、5名の方が参加されていました。
Zoom越しではありましたが、パネリストの皆さん全員が、とてもイキイキと楽しんで活動していることが伝わってきました。
台本なしのフリートークなのに、面白そうだと思ったらすぐに取り入れたり、笑いに変えたり、お互いを尊重しながら一緒に前進していくセッションが展開されていました。
なんと、わずか1時間のセッションにも関わらず、次の新たなイベントを開催することになったんです!
本当にすごい!
超帰省協会の守屋様から発信があると思いますが、福島県の磐梯町にて、新たなイベントが開催されるかも?ということで私も楽しみにしています。
「地球のことを考える」ことは身近なところからでもできる
出典:Adobe Stock
アースデイや地球環境という言葉だけ聞くと、すごく大きなことをしないといけないような気がしますが、実はそんなことはありません。
今回参加したトークセッションでも触れていましたが、下記のようなごく身近なところから始められるものなのです。
- 自然環境に配慮された服を買う
- 必要以上に服を買わない
- リユースやリサイクルされたものを使う
- 食べ物を残さない
- 海や川を汚さない洗剤を使う
- マイボトルを使う(ペットボトルごみを減らす)
- 地域イベントに参加する
- 日本という国について知ってみる
- すでに活動している方々の講演を聞いてみる
など、ほんの少しの気遣いで変えていけることだったり、少し足を運ぶだけでも始められることが大半です。
私自身もマイボトルを使うようにしているのと、服を洗う洗剤を環境に配慮したものを使ったり、今回のように講演を聞いたりしています。
ひとりひとりの力は微力であったとしても、積み重なれば大きな力になります。
さらにその力を連携していけば、もっと大きな力になると私は信じています。
おわりに
アースデイは、「地球のことを考える」きっかけになると思います。
そしてアースデイ東京2021は、いろんな考えを知ったり、すぐにでもできる行動を知ったりできる、うってつけのイベントになります。
会場にお越しいただいたり、オンラインでも聞いていただきたいと思いました。
いつでもYouTubeで視聴することができますので、ぜひ一緒に考えていけたらと思います。
配信は「アースデイちゃんねる」にてご覧になれます。
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