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お酒を飲むと眠くなる人、性格が変わる人、タイプ別の酒癖について

笑い上戸に泣き上戸、絡み酒や酒乱など、お酒を飲むことで性格が変わることを「酒癖」などと呼びますが、酔うとそれぞれの個性が表れますよね。

また、「酔って性格が変わる」よりも「酔うと眠くなる」人も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、なぜ人は酔うと眠くなるのか、酔って性格が変わりやすいのはどういったタイプが多いのかなど、お酒を飲んだ時の影響について紹介したいと思います。


お酒を飲んだら眠くなる。それって普通?



飲み会の翌朝、家に帰るまでの記憶はハッキリしているけれど、気づいたら服も着替えず、シャワーも浴びず、そのままベッドで寝落ちしていた。または自宅で飲んでいて、グラスにお酒を残したまま就寝、なんて経験ありませんか?

特に飲みすぎているわけではないと思うし、二日酔いになったわけでもない。
誰かに迷惑をかけているわけでもないので、「まぁいっか」と考えている人も多いと思いますが、そもそも何故お酒を飲むと眠くなるのでしょうか。

こちらの記事では、「お酒と睡眠の関係」について、このように紹介しています。

  • アルコールには「リラックス効果」「血行を促進する効果」があるため、お酒を飲むと寝入りは良くなる
  • お酒を飲むと眠りが浅くなる。(睡眠の質が下がる)
  • 睡眠の途中で目覚めやすくなる(トイレが近くなる)
  • いびきをかきやすくなる

つまり飲酒は寝つきをよくする効果はありますが、あくまでも睡眠の質を高めるものではないのです。「寝酒」という言葉にもあるように、お酒を飲むことで眠くなるのは間違いありません。
しかし、いびきをかいている状態というのは、”ぐっすり眠っている”のではなく、狭くなった気道の中で一生懸命に呼吸をしている状態であり、安らかな眠りとはほど遠いものであるということは知っておいた方が良いかもしれません。

お酒を飲んで眠くなってしまうのはアルコールが持つ特性上、仕方ないことですが、キチンと家や宿泊先に帰るようにしましょう。
うっかり電車内で寝てしまい降りるべき駅を乗り過ごしたり、駅や路上で寝てしまったりすると事故につながる可能性もあるため、たとえ酒癖が悪くない人でも深酒するのは控えた方が良いでしょう。


お酒の種類によって変わる感情の動き


「お酒を飲むと性格が変わる」という人、身の回りにいませんか?
もし普段と大きくキャラが変わる人がいたとしたら、目立ちますし、やはり気になりますよね。

笑い上戸・泣き上戸、なんて言葉があるように、お酒は人の心を解放的(感情的)にさせ、飲む人の隠された一面を見せてくれます。
このように恐怖・驚き・怒り・悲しみ・喜びなどの感情の変化のうち、急激で一時的なものは情動(emotion)と言いますが、お酒の種類によって情動のパターンはどのように変化するかについて調べた論文があります。
出典:Do emotions related to alcohol consumption differ by alcohol type? An international cross-sectional survey of emotions associated with alcohol consumption and influence on drink choice in different settings.(Ashton K, et al. BMJ Open. 7 (10), e016089. 2017 Nov 20.)

こちらのお酒の種類と情動のパターンについて、さらに詳しく検証した内容が記事にされており、男女別、年齢別で情動を感じやすくなる傾向について、以下のように紹介していました。

男女別にみると、女性の方が飲酒時に情動を感じる人の割合が高く(「攻撃的になる」を除く)、年齢別では、若い世代ほど、情動を感じる人の割合が高くなっていました(「疲労を感じる」と「攻撃的になる」を除く)。また、学歴が高い人に比べ低い人のほうが、飲酒時に各種情動を感じる割合が高いことも分かりました。 (出典:ワイン、蒸留酒… お酒の種類で気分はこれだけ違う!

男性よりも女性、年配よりも若者、高学歴よりも低学歴の方が、飲酒時に情動を感じやすいと言う結果になったのですが、より感情的・活動的・シンプルな人が飲酒時に情動を感じやすいのではないか、と言う印象を受けました。

とはいえ、高学歴で年配の男性の方でも、お酒を飲んで人柄が変わる人ももちろんいるので、あくまで参考程度に留めておいた方が良いでしょう。

先ほど紹介したこちらの記事では、他にもお酒の種類(蒸留酒、赤ワイン、白ワイン、ビール)による情動の違いや、アルコール依存度の高さと情動の傾向についても紹介されておりました。 興味ある方は、ご覧になってみてください。


おわりに


いかがでしたか。

今回はお酒を飲むと眠くなる理由や、酔うことで性格が変わりやすい(酒癖が出やすい)タイプについて紹介しました。
お酒について正しく理解したうえで、楽しくお酒と付き合いましょう。

こちらの記事では酔っ払って記憶がない状態でも、自宅に帰れている理由について紹介しています。
興味ある方は、是非読まれてみてはいかがでしょうか?

関連記事:酔っ払って記憶がない…、なのに家に帰れている理由とは!?

 

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