合コンマスター?聖徳太子の勝ちパターン
『聖徳太子』をご存知でしょうか?
かつて飛鳥時代に
冠位十二階や十七条憲法を定めるなど、
日本の文化と平和を象徴する人物。
聖徳太子の『10人の訴えを同時に聞いて、全員に的確に答えた』という逸話は、
とても有名で日本書紀などにも載っているそうです。
このことから聖徳太子が現代に生きていたなら、
たいそう合コン上手な人物であることが想像できます。
諸説ありますが、聖徳太子の『勝ちパターン』をもってすれば
貴方も合コンマスターになれるということです。
何を言ってるのかよく分からない?
そう感じた方のために解説を後述します。
聖徳太子の勝ちパターンはフォーメーションにあった!
さて、聖徳太子の逸話について考えたとき、
一つ疑問が生まれます。
それは、10人の訴えを同時に聞くときは、
『一体どんなフォーメーションだったのか?』ということです。
10人の話を同時に聞くことは至難の技です。
いかに豊聡耳(とよとみみ、とよさとみみ)の異名を持つ聖徳太子と言えども、
10人の話をそれぞれ同時に聞き分けるのは、容易ではなかったと考えられます。
故に、聖徳太子には10人の話を同時に聞くための
『勝ちパターン』があったハズ。
想像してみましょう。
10人の訴えを同時に聞くということは、
いま、ここに聖徳太子含め11人いるということです。
そうすると、考えられるフォーメーションは
- ランダム型・囲い込み型
- 凹型
- 凸型
- 合コン型
が挙げられます。
以下に、各フォーメーションの解説を添えます。
フォーメーション1. ランダム型・囲い込み型
●:聖徳太子、○:聴衆
○ ○ ○ ○
○ ● ○
○ ○ ○ ○
まず考えられるのは、このランダム型。
無秩序に人が群がると、
聖徳太子を中心に円になるため囲い込み型とも言えます。
このフォーメーションは、
全員との距離が近いというメリットはありますが、
聖徳太子の背後にいる人の表情が、お互いに見えないという弱点があります。
これだと、もし10人の訴えを同時に聞くことができたとしても
聖徳太子の背後にいる聴衆の心象としては、
「(あれ? ちゃんと俺の話聞いてる?)」
と不安になることから、顧客満足度100%は得られないかと思われます。
故に【① ランダム型・囲い込み型】は
聖徳太子の勝ちパターンではないと考えられます。
フォーメーション2.凹型
●:聖徳太子、○:聴衆
==壁=====壁==
○ ● ○
○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○
次に、こちらの凹型が考えられます。
聖徳太子が壁等の障害物を背負うことにより完成するフォーメーション。
全体の表情を見ることができ、声も通りやすいため、
非常に効果的なフォーメーションではないかと思われます。
ただし、凹型を完成させるためには背後に壁や川等、
障害物が必須となるため、場所が限定的になってしまいます。
そして圧迫面接みたいで、きっと太子も怖いと思います。
ハマれば強い。
ただし再現性という観点から言うと
【2.凹型】は難易度が高いと思われます。
故に、こちらも勝ちパターンとは断定できません。
フォーメーション3.凸型
●:聖徳太子、○:聴衆
● ●
○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ または ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○
次に、こちらの凸型が考えられます。
凸型は今回紹介する型の中では、
最も統率の取れたフォーメーションであると言えます。
それ故に、10人のまとめ役がいなければ
そもそも凸型のフォーメーションにはなり得ないと考えられます。
そんな10人が好き勝手に聖徳太子に向けて、
発言するとは考えにくいため。
【3.凸型】は状況的に議論の対象外でしょう。
フォーメーション4.合コン型
●:聖徳太子、○:聴衆
○ ○ ● ○ ○
[ 机 ]
○ ○ ○ ○ ○ ○
最後にこちらの合コン型をみていきましょう。
こちらは、机を囲って議論する格好となり
全員が一様に会話に参加できるフォーメーションと思われます。
このフォーメーションであれば、
全員が落ち着いて発言することが可能です。
しっかりと議論を交わした感が出ますし、
聖徳太子としても、ハンドリングしやすい。
会話も弾み、食事も美味しく感じることができる、
最も優れたフォーメーションであると言えます。
上記の結果より、【4.合コン型】
は有力候補かと思われます。
聖徳太子の勝ちパターンを駆使して、合コンをしよう!
今回の結果を踏まえると、
『10人の訴えを同時に聞いて、全員に的確に答えた』とされる
聖徳太子は【4.合コン型】の勝ちパターンを駆使することで、
その逸話を残したのではないでしょうか。
そして何より、聖徳太子は『聞き上手』だった。
それが、聖徳太子は合コン上手であろうという由縁です。
さらに付け加えるならば、聖徳太子はとても勤勉な人物とのこと
聞き上手な聖徳太子が、飲み会をさらに盛り上げるために
◯プライベートで飲み会を企画する|UTAGEを熟読していたとかいないとか。
このように、あらゆる役立ち情報を取り入れていく姿勢こそが、
合コンマスターになるための勝ちパターンなのかもしれません。
これを読んだ皆様も、聖徳太子の勝ちパターンを駆使して
10人くらいで合コンをしてみてはいかがでしょうか?
「ユカリスタ」初めての方にも役立つ、幹事の可能性を拡げる情報をお届けします。