こんにちは!
飲食店の未来を創造する情報をお届けする「UTAGE(うたげ)」です。
外出制限がなくなった今、特に飲食関係の皆様は、財務状況の改善に尽力されていることと思います。
緊急事態宣言中は、集客ができないだけでなく、家賃の支払いが必要であったり、店舗の改装などお金まわりの影響は計り知れません。
そのような状況もあり、ニュースを見れば、毎週のように新しい給付金や補助金、予算会議などの情報が流れています。
しかしながら、目の前のことで忙しくする飲食関係の方々が、そのすべてに目を通すことは難しいのではないかと思います。
そこで今回は、飲食店様が今すぐ使える補助金、給付金を紹介します。
コロナ対策など店舗改装で使える補助金
新型コロナウイルス対策などのために衛生対策を整えられている店舗様は多いのではないでしょうか。
机の間引きや、レジでの飛沫防止のアクリル板を設置するなどの対策は既に行われているかと思います。
さらに本格的な空調設備の改修となると非常に大きな費用がかかりますよね。
“新しい生活様式”という言葉を毎日のように聞きますが、今後も上記のような衛生対策は必須になっていくことと思います。
そんな店舗改装をする際に使える補助金が農林水産省から出されていることをご存知でしょうか?
正式には『外食産業におけるインバウンド需要回復緊急支援事業』と呼ばれています。
インバウンド(訪日外国人)の来客が減っている飲食店様向けの補助金です。
今後通常の営業が出来るようになった際に、衛生対策として機材の購入や店舗改装をされる飲食店様向けのものです。
各都道府県に対して申請をして下さい。
空気換気を設備する時やトイレの整備をされる際に使えそうですね。
窓口などはこちらのサイトに載っています。
まずは各都道府県の窓口に相談し、必要書類を揃えてください。
家賃の一部を負担する給付金の予算が間もなく成立される見込み
飲食店様にとって、家賃などの固定費は、大きな支出の1つではないでしょうか。
毎月かかってくるコストなのに、営業ができない期間があると、「何とかしてほしい!」と思いますよね。
なんと現在、そのようなお困りごとを手助けするために『家賃支援給付金』なるものを
国会にて予算会議中です。
経済産業省のホームページに以下のような記載があります。
(令和2年度第2次補正予算の成立が前提となります)
新型コロナウイルス感染症の拡⼤を契機とした自粛要請等によって売上の急減に直面する事業者の事業継続を下支えするため、固定費の中で大きな負担となっている地代・家賃の負担を軽減することを目的として、テナント事業者に対して「家賃支援給付金」を支給します。
引用元:https://seido-navi.mirasapo-plus.go.jp/supports/488
現在発表されている条件は以下のとおりです。
令和2年の5月〜12月で、下記のどちらかに該当していること。
・いずれか1か月の売上高が前年同月比で50%以上減少
・連続する3か月の売上高が前年同期比で30%以上減少
気になる実際の補助金額ですが、家賃の金額により異なるようです。
家賃の3分の1もしくは3分の2までの補助が出る見込みです。
法人か個人事業主かによっても内容が異なりますので、詳しくは、経済産業省HPからご確認ください。
対象期間は半年分の家賃ですが、財務状況を大きく改善する助けになることと思います。
おわりに
今回は、飲食店様向けに、財務状況を改善するための補助金、給付金について解説させて頂きました。
今後も多忙な飲食業の皆様に代わり、お店の経営を元に戻していくために役に立つ情報を発信していきます。
これからも「UTAGE」では飲食店様の売り上げ、利益アップに貢献する情報を発信していきます。