※こちらのReduceGOは2021年1月29日でサービス終了しています。
こんにちは!
飲食店の未来を創造する情報をお届けする「UTAGE(うたげ)」です。
5月21日、大阪府の緊急事態宣言が解除され、同25日、ついに東京など残りの5都道県も解除となりました。
4月7日から実施されていた緊急事態が、実に約7週間ぶりの全面解除となります。
自粛疲れも残された中、飲食業界にも徐々に客足が戻ってきている事と思います。
通りすがりの繁華街に行ったときも、居酒屋から盛り上がっている声が聞こえてきて、なんだか嬉しくなりました。
しかしながら、全面解除になったとはいえ、飲食店では座席を間引いての営業など
引き続き3密対策を実施せざるを得ない状況です。
まだまだ以前の活気を取り戻すには時間がかかるかもしれませんね。
そんな中だからこそお伝えしたい、経費削減のために使えるシェアリングサービスをご紹介します。
シェアリングはインターネットを使った新しい融通の仕組み
”シェアリング”とは、主にインターネットを通じてスキルやモノ、スペースなど、自分が保有している所有物を色んな人と融通し合う仕組みです。
大きくは『シェアリングエコノミー』と言われ新しい形の経済として注目され、官公庁でも市場規模の調査が行われました。
経済産業省は、令和元年度、「シェアリングエコノミーに関する実態調査」を実施するとともに、既存の統計等を利用した民泊の市場規模の推計を行いました。この結果、平成30年の我が国のシェアリングエコノミーの年間取引額は、1兆5,226億円~1兆6008億円となりました。
引用:経済産業省ホームページ https://www.meti.go.jp/press/2019/03/20200327007/20200327007.html
いきなり1兆6008億円と聞いても、あまりの金額の大きさに想像がつきにくいですよね。
この市場規模は、身近なところで例えると、タクシー業界や出版業界などにも迫る勢いなので、かなり大きなものであると思ってください。
シェアリングサービスと聞くと、フリマアプリの『メルカリ』や、駐車場予約サービスの『akippa(あきっぱ)』など、あくまで個人間が主流のサービスといったイメージが強いですが、
飲食店様でも役に立つBtoCのシェアリングサービスをご紹介します。
Reduce GOによる余剰食材のシェア
引用:Reduce GOホームページ
Reduce GO(リデュースゴー)は、
作りすぎた料理や、廃棄せざるを得ない食材を持て余している飲食店様と、それを購入したいお客様をマッチングするシェアリングサービスです。
飲食店様からすると食材の廃棄コストを下げることができ、さらにサービスを通して新規顧客を得ることも可能となります。
また、協力金という形で、サービス収益からも飲食店様へ資金が分配される嬉しい試みもあります。
現在は関東と名古屋圏をメインに募集されています。
(それ以外の地域の飲食店様も個別にお問い合わせは出来るようです。)
おわりに
今回は、すぐに実践できる経費削減として、余った料理や食材をお客様とマッチングさせるシェアリングサービスについてご紹介しました。
このReduce GOや以前紹介したTABETEで廃棄コストを下げ、更には利益に変えることが出来ればと思います。
(『TABETE(タベテ)』もオススメのシェアリングサービスです。紹介記事はこちら。)
引き続き、飲食店様に役に立つ情報として、テーブルの間引きで空いているスペースを有効活用するサービスや、厨房・キッチンのシェアリングサービスについてもご紹介していきますので、ご期待ください。
これからも「UTAGE」は、飲食店様の売り上げ、利益アップに貢献する情報を発信して参ります。