こんにちは!
飲食店の未来を創造する情報をお届けする「UTAGE(うたげ)」です。
9月も後半にさしかかり、だいぶ過ごしやすくなりましたね。
この記事を書いているシルバーウイークには飲食店にも客足が戻ってきて、以前のような賑わいを見せているように思えます。
このまま状況が回復していくと良いなと、賑わっている繁華街を歩きながら感じていました。
今回はそのような賑わいを戻すことに一役買うかもしれないキャンペーンであるGo To Eat キャンペーンについてあらためておさらいします。
都道府県によってはすでにスタートしているこのキャンペーンですが、これから開始する場所もあります。
この記事をきっかけに更に業績を回復させる機会になればと思います。
GoToEatキャンペーンの概要をおさらい
Go To Eat キャンペーンとは農林水産省が主催している飲食店及び、農林漁業者を支援するためのキャンペーンです。
主な取り組みは次の2つの施策です。
- 登録飲食店で使えるプレミアム付き食事券の発行
地域の飲食店で使えるプレミアム付の食事券が発行されます。
購入額の25%を上乗せした金額を利用できる食事券を使うことで飲食店の利用を促進します。 - オンラインで飲食店を予約することでポイントを付与
指定のオンライン飲食予約サイト経由で、キャンペーン期間中に予約・来店をしたお客様に対し、次回以降にキャンペーン参加の飲食店で利用できるポイントが付与されます。
ディナーはもちろん、ランチでも使うことができます。
以上の2つの魅力的な内容で、キャンペーンが実施されています。
イギリスで先行して実施された飲食店応援キャンペーンについて
日本ではこれから本格的にスタートしていくGo To Eatキャンペーンですが、果たして本当にうまくいくのかと考えられる方もおられるのではないでしょうか。
先行している事例として、ここではイギリスで実施されたEat Out to Help Out (イート・アウト・トゥー・ヘルプ・アウト)というキャンペーンを紹介します。
イギリス版のGo To Eat キャンペーンとも言われているこの事業は、8/3から8/31まで実施されていました。
飲食店を応援するために、利用者が使った飲食代の一部を補填するという内容です。
このキャンペーンに対して予算は5億ポンドを当初イギリス政府は用意していましたが、結果的にはそれを上回る利用料が使われたことなど大好評のうちに終了を迎えたようです。
Go To Eatキャンペーンでも同じような結果になってもらいたいですね。
飲食店がGo To Eat キャンペーンに参加するためには
それでは、飲食店がキャンペーンに参加するにはどうすれば良いのでしょうか。
簡単に流れを説明していきます。
まず、農林水産省の感染者対策のガイドラインを守っていることが前提です。
すでに対応されている飲食店も多いかと思いますが、ぜひこちらからチェックしてみてください。
そして実際の登録作業ですがこちらは各都道府県によって異なります。
お店のある都道府県の窓口に問い合わせてみてください。
ここでは既に登録サイトが開設されている大阪府の例を見てみます。
- プレミアム付き食事券の場合
各都道府県で登録用のWebサイトが開設される予定です。
大阪府の場合はこちらのサイトから登録してください。
https://goto-eat.weare.osaka-info.jp - オンライン予約の場合
こちらの農林水産省の特設ページの最下部にオンライン予約のご参加の条件が記載ありますので、そこから各予約サイトにお問い合わせください。
複数のWeb予約サイトが加盟していますので、一番お使いのやりやすいサイトをぜひ選んでみてください。
農林水産省の特設ページはこちらです。
どちらも簡単に登録ができそうですが、特に都道府県が発行するプレミアム付き食事券の方は登録すれば利用可能店一覧に名前が載るので宣伝効果もありそうですね。
ここでひとつ、プレミアム付き食事券の食事券に関しては注意点があります。
それは「お釣りが出ない」ということです。
例えば、1000円の食事券を使って、950円の食事をした場合にも原則お釣りを出すことはできません。
この辺りの説明が今後各店舗で必要になりそうですね。
これを機に、例えばキャンペーンで使える1000円ぽっきりセットなどを作っても良いかもしれませんね。
おわりに
今回はいよいよ本格的に始まるGo To Eat キャンペーンについてお伝えしてきました。
各都道府県ごとに準備が整い次第スタートしていくので、まだまだこれからというところも多いかと思います。
ぜひ今後の動きに注目して頂き、過ぎに対応できるよう準備頂ければと思います。
これからも「UTAGE」では飲食店様の売り上げ、利益アップに貢献する情報を発信していきます。