梅雨が明け、暑い夏が今年もやってきました。
平日は運動ができず、土日にジョギングやテニスといったスポーツをされている方もいるでしょう。
今まではそれほど意識しなくても良かったかもしれませんが、夏にスポーツを楽しむために気を付けたいのが「水分補給」になります。
少し動くだけで汗が出てくるので、こまめに水分補給をして体の水分を保つことが重要になってきます。
また、マイボトルや給水スポットを上手く活用し、環境負荷も考えながら水分補給をすると良いでしょう。
普段の外出に給水スポットを取り入れると、いつもと違った景色を楽しむことができ、満足度も上がります。
最強!自分で作る水分補給ドリンクで怖いものなし!
人間の体重の約60%が水分で構成されており、1日に必要な水分補給量は2.0〜2.5Lと言われています。
生活している上でよく汗をかきますが、汗が口の中に入ったり、なめたことがある人は、汗が少ししょっぱい味がした経験がある人もいるでしょう。
これは、汗の中に含まれるナトリウムが原因になります。
大量の汗をかくと水分と一緒にナトリウムも体外に放出することになります。
そのため、水分補給時には、水だけでなく塩分も補給した方が良いでしょう。
水だけを補給すると、体内のナトリウム濃度が薄くなります。体内のナトリウム濃度が薄くなると、水分摂取する気持ちが無くなりかねません。
結果、体内の水分が無くなり、体液の量を回復できなくなり、熱中症の原因となります。
吸収した水分は、腸で体内に吸収され、血液などの体液となって全身を循環します。
体液は老廃物を尿として排出したり、汗を出して熱を出し、体温を一定に保つ役割があります。
日本スポーツ協会が推奨している水分補給ドリンクは、0.1%〜0.2%の食塩と糖質を含んだ飲料になります。
市販で購入する場合は、「ポカリスエット」「ボディメンテ」「アミノバリュー」などがおすすめで、水分以外の栄養がとれるでしょう。
水分補給ドリンクは1Lの水に、食塩2gと角砂糖を数個溶かして作成できます。
ジョギングやテニスなどの長時間運動する場合は、食塩を多く溶かすのがおすすめ。
ジョギング中は、20分間隔で約150〜200mlの水分補給を心がけましょう。
また、1度に大量の水分補給をすると、尿として排出されるため、水分補給は適度な量をこまめに摂取するとよいでしょう。
おすすめの摂取量とタイミングは、約200ml(コップ1杯分)を起床時、朝食時、10時前後、昼食時、15時前後、夕食時、入浴前後、就寝前の合計8回とプラスαや1回の摂取量を調整することで1日合計2~2.5Lを摂取することです。
コーヒーや緑茶、アルコールなどは利尿作用があり通常よりも多く水分を消費しやすいため、意識して多めの水分を摂取すると良いでしょう。
水分補給を多くするとトイレが近くなる場合ももあるため、その場合は食事で水分の多い物を摂取し、水分補給をします。
マイボトルや給水スポットを上手く利用しよう!
日常生活の中で行う水分補給にも、自前のドリンクを取り入れると効果的に水分補給をすることができます。
休みの日や在宅ワーク等、自宅にいるときは自前のドリンクを作成して水分補給することができますが、会社にいるときは難しいという人も多いでしょう。
その時は、マイボトルを準備することで解決できます。
マイボトルに少し濃い目のドリンクを入れ、会社に持参します。
会社では、持参したドリンクと水分を混ぜ合わせることで、誰でも簡単に自作ドリンクを摂取することができます。
また、SDGsをはじめ環境負荷への取り組みが進んでいる中、マイボトルを持参することでPETゴミの発生を抑制することができるでしょう。
無料で給水できるカフェやレストラン等が探せる人気アプリ「mymizu」は、外出中、どこにいても気軽に近くで補給できる場所を見つけることができます。
参考:https://www.mymizu.co/
他にも、削減できたペットボトルの本数とCO2の排出量、節約できた金額が確認でき、どれだけ環境負荷軽減へ貢献できているかも確認できます。
水分補給がもたらす健康効果とは!
最後に、人間は1日に約2L以上の水分を消費すると言われています。
体内の水分が無くなると、血液の働きが悪くなり様々な病気の原因になります。
血液は、酸素や栄養素を体のいたるところに運ぶ役割や老廃物などを体外に排出する働きがあります。
血液の半分以上は血漿という液体でできており、血漿のほとんどが水で構成されています。
そのため、体内に水分が無くなると血液の働きが悪くなります。
また、水を飲むことで体温調節が適切に行われることも期待できます。
人間の体は通常の体温から1〜2度上昇するだけで、体調を崩すと言われています。
十分な水分が体内にあれば、汗をかいた時に蒸発で熱が奪われても、体温の上昇を抑えることができます。
さらに、水分補給にはストレスの軽減、疲労回復、むくみや便秘の解消、ダイエットや美肌効果も期待できます。
水分をこまめに摂ることで、より健康的に毎日を過ごすことができるでしょう。
おわりに
テニスやジョギング中の水分補給は、水ではなくナトリウム濃度を意識した水分補給を心がけましょう。市販のものであれば、ポカリスエットなどがおすすめです。
また、mymizuなどのアプリをダウンロードし、給水スポットを活用することでより環境負荷も軽減できるでしょう。
適切な水分補給をすることで、テニスのパフォーマンスが向上したり、給水スポットを巡るジョギングをする等、新しい発見もあり、楽しくなること間違いないので、ぜひ意識してみてください!
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