4月からの新生活、不安に思う事も多いのではないでしょうか。
地元を離れ、一人暮らしを始めるにあたって何を準備したらいいのか、ちゃんと家事ができるのか。
特に食生活に対しては、料理をしたことがないとより不安になると思います。
この記事では、新生活で料理に不安を感じているあなたに、簡単にできるレシピをお届けします。
料理をするメリットや、外食ばかりの注意点なども合わせて紹介していきます。
電子レンジで作れる簡単レシピ3選
ここではフライパンを使わず、火加減の調整が不要な電子レンジだけで作れるレシピを3品紹介していきます。
料理初心者でも簡単に作れるのでぜひ試してみてください。
・【1品目】すき焼き風うどん
【材料(1人分)】
牛肉or豚肉 40gくらい
長ネギ 10cmくらい
えのき ひとつかみ程度
冷凍うどん 1玉
*醤油 大さじ1
*砂糖 大さじ1/2
好みで温玉や青ネギ 適量
【作り方】
①長ネギは斜め切り、お肉は一口サイズに切り耐熱ボールに入れ、*を加えよく混ぜる。
②上にうどんをのせえのき等をのせラップをして500wで3分。
③一旦取り出し下からよく混ぜラップをせず2〜3分。
④取り出してよく混ぜ合わせたら完成。
お好みで温玉やネギを散らしてください。
参考:cookpad「レンジで簡単*すき焼き風うどん」
すき焼きのしめのうどんは美味しいですよね。
そんなうどんが簡単にできるのは最高です。
・【2品目】バンバンジー
【材料(2~4人分)】
きゅうり 100g
キャベツ 70g
もやし 100g
鳥胸肉 160g
塩コショウ 少々
酒 小1
ゴマドレッシング 適量
【作り方】
①きゅうりは細い短冊切り、キャベツは千切り、もやしは電子レンジで600wで2分チンして水きりする。
②お肉は一口大に切り、塩コショウと酒をふってラップをする。
③②を電子レンジで600wで2分チンして、汁を捨て、冷めたら手でほぐす。
④野菜の土手を作り、真ん中にお肉を置いてゴマドレッシングをかけてお召し上がりください。
参考:cookpad「レンジで時短簡単!!バンバンジー」
サラダ感覚でむね肉を食べれるのはいいですね。
・【3品目】レンジでキャベツ豚ひきミルフィーユ♡
【材料(2人分)】
キャベツ 4~5枚
豚挽き肉 150g
○白ネギ 1本
○卵 1/2個分
○塩 小さじ1/2
○酒 小さじ1
○片栗粉 小さじ1
ポン酢・柚子胡椒 適量
【作り方】
①キャベツはあらかじめレンジ3分チンして軽くしんなりさせる。
豚挽き肉は○を混ぜ合わせ、よくこねておきます。
②キャベツのあら熱がとれたらボウルにキャベツ→挽き肉→キャベツの順番で重ねていきます。
最後はキャベツで終わります。
③小さめのお皿でギュッと押さえて、そのお皿を乗せたままボウルにラップをして8~10分チンする。
④ボウルにお皿をかぶせてひっくり返す。
ケーキのように切り分けて、柚子胡椒とポン酢を合わせたタレで召し上がってください。
参考:cookpad「レンジでキャベツ豚ひきミルフィーユ♡」
包まずに乗せるだけなので、とっても簡単なのがいいですね。
自分で料理をするメリットとは
一人暮らしをスタートしたものの、料理が苦手だったり今まで料理をしてこなかった人にとっては、億劫になってしまうものだと思います。
ここでは自分で料理をすることのメリットやデメリットを紹介していきます。
【メリット】
- 食費が抑えられる
作り置き料理をすることで食事の単価を抑えることができます。 - 栄養バランスを整えやすい
コンビニや外食チェーン店中心の食生活は栄養が偏り、体に悪影響を及ぼす可能性も。
その日の体調に合わせて作れる自炊は、栄養バランスも整えやすくなります。
- 段取り力がつく
工程を考えながら料理をすると手際がよくなり、要領もよくなります。
- 人に喜んでもらえる
自分だけのためではなく誰かに振舞うことで料理の腕も上がり、異性にもモテる。
【デメリット】
- 時間がかかる
買い出し、調理、片付けなど時間がかかる。 - 台所が散らかる
包丁、まな板、ボウルなど大量の洗い物が出てしまう。
メリットとデメリットは上にあげた通りです。
他のメリットを挙げると、自分で料理をし続けると腕前が上がります。
「男は胃袋を掴め」とよく言われますが、男性も女性の胃袋を掴めるようになってきます。
デメリットについては慣れが解決してくれます。
自炊が習慣づくと手際がよくなりますし、予め献立を考えていると買い出しの時間短縮にも繋がります。
片づけは調理をしながらできる場合もあるので、段取りを考える癖がつき要領もよくなります。
料理が得意な人も要注意!外食が健康に及ぼす影響について
出典:うえやま腎クリニック
今ではコンビニやファーストフード店などが充実しており、料理をしなくても食事ができる環境が整っています。
ここでは自炊ではなく、外食で済ませてしまうことの注意点について紹介していきます。
健康の大切さを実証するために「365日外食生活」を行った、上山菜穗(うえやまなほ:うえやま腎クリニック院長)医師ご自身が行ったことを紹介していきます。
参考:「365日外食」実験を行った女医が伝えたい、食べているのに栄養不足の盲点
上山医師は日々の診療のなかで、慢性疾患は食事の影響が大きいことを実感していました。
そこで外食がどのくらい体に悪影響があるかを自分の体で実験しようと思われたそうです。
初めのうちは同僚などと食事に行き、楽しく実践できていましたが、少しずつ体に不調が現れてきました。
▼腸の変化
- お腹の調子が悪くなり食が細くなる。
- 筋肉や骨密度も落ち、エネルギー維持が難しくなる。
- チョコレートやコーヒーなど簡単にエネルギーになるものを欲するようになる。
カフェインや糖質をとると一時的に血糖値は上がるがその反動で急激に下がってしまいます。
そうなると、仕事中は頑張ることができても、仕事後はぐったりして動けなくなるなど、テンションの上がり下がりもあったようです。
▼肌・髪・爪の変化
- 肌の調子も悪くなる。
- 髪や爪の元気がなくなってくる。
ちょうど実験から1年が経とうとしたころに、帯状疱疹(たいじょうほうしん)を発症したそうです。
出典:帯状疱疹予防.jp
帯状疱疹は免疫力が低下したときに出るそうで、実験による疲れが影響していると思われます。
上山医師は自分なりに納得のいく結果が得られたと判断し、約1年かけた365日外食生活の実験を終了しました。
上山医師は外食生活を意図的に毎日継続していたからこそ、変化に気づきやすい状況でしたが、多くの人はこの変化に気づきにくいと語っています。
外食は栄養が不足しやすいとされています。
栄養不足は体をつくる原料の不足に繋がり、外食は細胞を弱らせる原因と言われています。
細胞をリニューアルするために、上山医師は次の5箇条を提唱しました。
- 味噌や醤油といった発酵食品を活用した食事を摂る。
- 長持ちするエネルギー源としてたんぱく質や脂質を摂取し、適度な運動で筋肉と骨を維持する。
- 栄養の偏りになるので毎日同じメニューは避ける。
- 一週間の食事を記録し、できるところから改善する。
- サプリメントを活用し、摂取しきれない栄養素を補う。
自炊の大切さが伝わったでしょうか?
もちろん外食をしてはならないというわけではありませんが、新生活を始めて健康を崩してしまうと、仕事にも影響が出てしまいます。
自炊をすることで、自分の身体のことも考えるようになるため、ぜひ自炊してみてください。
おわりに
今回は、新生活で料理に不安を感じているあなたに、簡単にできるレシピをお届けしました。
外食ばかりの注意点なども合わせて紹介したので、自分で料理をするメリットもお分かりいただけたと思います。
食事は健康や仕事に直結します。
初めて料理をする人にとっての自炊はとても面倒なことかもしれませんが、健康をおろそかにしてしまうともっと面倒なことになってしまいます。
仕事においては職場の方々にも余計な負担を強いることになりますので、体調管理がとても大事です。
健康にこだわる人はごくわずかだと思いますが、紹介した簡単レシピを食べて、元気に新生活を楽しんでいきましょう!
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