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知って楽しい小ネタ集:お酒にまつわる世界のことわざ

この春、新生活を迎えられた方が多くいらっしゃると思います。
中でも社会という新たな舞台に飛び込まれているのが新入社員です。

新入社員の方にとっての一番の不安材料といえば、会社での仕事でしょう。
当たり前ですね。
新たなチャレンジには、不安は付きものと割り切ってしまいましょう。

次に、新入社員の方が不安に感じており、意外と多いことに飲みの場があるのではないでしょうか。
年が一回り、二回り上の上司、先輩と何を話せばいいか分からない。
数時間話が途切れることなく楽しめるか心配。

特に近年の新入社員の方は顕著に多いのではないでしょうか。
学生期間中は、新型コロナウイルス感染拡大防止の関係で、友達同士での飲み会が少なく、みんなで盛り上がる機会、経験が少なかったように推測します。
ただでさえあまり経験のない飲みの場であるにも関わらず、さらには、年が一回り、二回り上の上司、先輩と飲むとなるとより不安になることと思います。

新型コロナウイルス感染拡大も徐々に弱まりつつあり、今後は会社での飲み会の機会も増えることでしょう。

そこで、ネタの1つや2つ準備して飲み会に参加しようとお考えの方に提案です。
ことわざからネタを収集してみてはいかがでしょうか。

例えば、

飲みニケーションは万国共通

ことわざは、短文にも関わらず、多くの学び、知識が詰まっています。
また世界のことわざまで範囲を広げると、その国の文化、常識まで知ることができます。

ことわざのシェアは、会社での飲みの場で話のネタとして活かせるはずです。

まずは、ことわざに触れてみて、ことわざの良さを体感してみて下さい。

今回は「お酒にまつわることわざ」について紹介します。
みんなにウケるネタを仕入れておきましょう!


飲み会のネタ収集には、ことわざが使える


お酒にまつわる世界のことわざ集〜ビール編〜

  • 「ビール1本と塩づけキャベツは医者から金貨を奪いとる」(ドイツ)
  • 「朝、昼、晩、夜!汝はビールをのむべし然らずんば軽蔑されん」(ドイツ)
  • 「よいビールはビール自身でほめ称えている」(オランダ)

まずは、ビールに関することわざです。
言わずと知れたビール大国ドイツや、ハイネケンで有名なオランダにビールのことわざがあります。

両国とも、ビール愛があふれ、かつ、正当化する内容のことわざです。
ビールを飲むことが日常であり、文化であるということが感じられます。

食前にキャベツを食べよう

上記のことわざに、「ビール1本と塩づけキャベツは医者から金貨を奪いとる」とありました。
意味としては、ギリシャ時代には薬として用いられていた食材がキャベツとのことです。
ビールとキャベツがあれば医者はいらない。
はい。ビールとキャベツを摂りましょう。ということです。

キャベツには、豊富な食物繊維が含まれています。
食物繊維は腸内細菌のエサとなり、腸内の善玉菌を増やします。
腸内環境が整えば便秘が改善するのはもちろん、免疫力のアップも期待できます。
さらに、胃の粘膜を保護するビタミンUや、造血のビタミンと呼ばれる葉酸など、体を元気に保つための栄養素がたっぷりです。

キャベツを食べると体に良いことが多く、上記ことわざのように医者はいらないといわれる理由も分かります。
さらに食前にキャベツを食べると、以下の通り身体にとって良いそうです。

  1. 高血圧の予防・改善:豊富なカリウムが体内の余分なナトリウムの排出を促し、血圧を下げる。
  2. 糖尿病の予防・改善:食物繊維が血糖値の急激な上昇を抑制する。
  3. 肥満の予防:食物繊維が余分なコレステロールの排出を促す。糖質の吸収も抑制する。

参考:やせる!血圧、血糖値がさがる!キャベツ 特効レシピ マキノ出版

そのまま食べてもよし、発酵させたり、スパイスを加えたりすればおいしいだけでなく、健康効果も高まります。
食前にキャベツを食べてみてはいかがでしょうか。

お酒にまつわることわざ集〜ワイン編〜

  • 「ぶどう畑と美人は手がかかる」(フランス)
  • 「可愛気のない美人は、劣化したワインのようなものだ」(フランス)
  • 「肉は身体を作り、パンは腹を満たし、ワインは踊りを躍らせる。」(フランス)
  • 「ワインの中に真実あり。」(イタリア)
  • 「ワインあるところに沈黙なし。」(イタリア)
  • 「ワイン無しの食卓は花の咲かぬ畑の如し。」(イタリア)

次にワインに関することわざです。
ワインが有名なフランスやイタリアからのことわざが多いようです。
こう見ると、少しだけお国柄が見えませんか?

ちょっと遠回しな表現でお洒落な感じがするフランスに対して、イタリアは生活感のある、食卓の楽しい空気感が伝わってきます。
ことわざから国民性が見えて面白いですね。

ワインの品質はぶどうの品質で決まる

上記ことわざの中で「ぶどう畑と美人は手がかかる」とあります。
意味は、ぶどう畑と美人は同じくらい手間がかかるということです。
ぶどう畑はまるで女性のようだということです。

ではワインを作る上でぶどう畑の重要性について紹介します。

ワインの味わいの80~90%はぶどうの品質で決まるとも言われます。
ワインというのは、アルコール飲料になる前は、100パーセントの天然ぶどう果汁です。
ワインを造るときに、このぶどう果汁に何かを足したり引いたりするということはありません。
したがって、出来上がったワインというのは、原料のぶどう果汁がそのまま形を変えたものということになります。
つまり、ワインの品質は、ぶどうの品質に直結しており、農業の要素がとても大きいお酒と言えます。

ほとんどの国でぶどうが実るのは1年に1度です。
生産者たちは、よいぶどうを得るために、春から秋まで畑で一生懸命働きます。

ぶどうは農産物ですから、天候気候により必ずしも人間が望んだ状態に育ってくれるわけではありません。
また、ぶどうに与えられた土地の環境によっても、同じぶどうを植えても違う個性のぶどうとなることはよく知られたことです。

こうした天候や土地の環境は所与のもので、人間の努力で何とかなるというたぐいのものではありません。
そんな環境の中、生産者は無数にあるワインそれぞれの特徴を表現するよう、ぶどうの品質(糖度、酸度、窒素、香りの前駆体等)を合わせて栽培管理します。
それぞれのワインの特徴に合わせて、農作物であるぶどうの品質を栽培管理するということは、生産者の方はとても骨が折れる思いで働かれていることと推測します。

このことから、「ぶどう畑と美人は手がかかる。」ということわざが生まれたことに納得です。
ワインが作られるまでに、農家の方、ワイナリーの方を始めここまで多くの方の手間隙がかかっている飲み物だと知ると有難みを感じながら味わいたくなります。

ちなみに、低価格の量販ブランドワインなどでは、色々なぶどうをブレンドする事でブランドの味わいを表現しているため、ヴィンテージの個性は現れにくくなっています。

ネタ収集にことわざが使える理由

ここで改めてことわざについて調べてみます。

ことわざの意味について下記します。
古くから言い伝えられてきた、教訓または風刺の意味を含んだ短い言葉。生活体験からきた社会常識を示すものが多い。
引用:goo辞書

ことわざには、多くの要素が詰まっているため、多くのことが学べると思います。
各国の文化・常識や、日常生活からの教訓や知恵などを容易に知ることができます。

ことわざの内容が全て立証されているかは定かではありません。
しかし昔から多くの方に言い伝えられてきてたということは、体感があるからであり信憑性は高いと思います。

そのため、飲みの場で上司の方にことわざを使い、情報をシェアすると受け取りやすく、関心されやすいでしょう。
ことわざを通して、お酒、健康面の情報を上司の方にシェアすると喜ばれると思います。
もし上司が男性であれば、女性に関することわざをシェアすると特に喜ばれると思います。
ただし、ことわざを乱用すると嫌みになることがあるため、そのあたりはご注意ください。


飲み会の心得


飲み会前に話のネタの準備ができたら、あとは当日の飲み会で準備した話のネタを披露しましょう。
ただし、披露する前に飲み会を行っているその場の空気を良くすることが大切です。
その上で、大切にしたい飲み会での心得を紹介します。

飲み会を楽しむ

当たり前ですが、飲み会を楽しみましょう。
年が一回り、二回り上の上司、先輩との飲み会で緊張する気持ちはよく分かりますが、緊張していても得られるものはあまりありません。
会社の方との飲み会ですが、その場は勤務外であり、プライベートの場です。
上司、先輩に対して、敬う心や尊敬を忘れてはいけませんが、プライベートの場として楽しむことが良いでしょう。
上司、先輩も仕事終わりに楽しもうという気持ちで飲み会に参加されています。
そんな中緊張していたら、上司、先輩に気を使わせ、心配させます。
楽しもうと思われている気持ちに応えるよう、自分自身がその場を楽しみましょう。
それで例え空回りしても大丈夫です。
会社での飲み会で緊張するという経験は、上司、先輩もされていることですから。

話をしっかり聞く

相手の話をしっかり聞きましょう。
コミュニケーションを取り、信頼関係を築いていく上で、とても大切なことです。
人はみんな自分のことを一番大事に思っています。
そのため自分の話をしっかり聞いてくれる人に対して、とても好印象を持ちます。
これからお世話になる上司、先輩の話をしっかり聞きましょう。
話を聞く上で1つアドバイスとして、大きめにリアクションをするということです。
話を聞きながら、「うんうん」と首を縦に大きく振る
「なるほど」「そうなんですね」と大きな声で相槌を入れる。
笑うときは大きく笑う
このようにリアクションを取ることで、話す側には喜ばれ、より話したいという気持ちが高まります。
さらに、話に熱が入ることにより、その場はどんどん盛り上がり、楽しい空気が流れます。
その楽しい空気が参加者全員に伝わり、相乗効果でさらに盛り上がっていきます。
ここまでくれば、緊張していたことを忘れているでしょう。
飲み会でしっかり相手の話を聞き、リアクションを大きく取ることで、その場が盛り上がり、楽しい飲み会になっています。
意識してやってみてはいかがでしょうか。

空いたグラス、皿に注意を払う

盛り上がり、飲み会を楽しんでいると、ついつい忘れがちになるのが空いたグラスと皿です。
飲み会を楽しみながらも、注意を払うとよいでしょう。
空いたグラスを見つけたら、「○○さん、次何飲まれますか。」と聞くと喜ばれますし、好印象を持って頂けるでしょう。
空いた皿を見つけると、皿を重ねて、テーブルの端に置くことで、スペースが生まれ、とても居心地がよくなります。
また店員さんに下げて頂く際にも、手間が省けるため店員さんにも喜んで貰えます。
こうした気遣い1つでも、みんなに喜んで貰え、より良い空気が流れ、より楽しめます。
楽しみながらも、意識してみてはいかがでしょうか。


さいごに


いかがでしたでしょうか?

ことわざは、短文に関わらず、学び、知識、常識などが詰まっており、話のネタを収集するのには最適です。
また、短文のためインパクトがあり、すぐ読めて分かりやすい。
かつ信憑性が高いです。
そのため会社の上司、先輩にシェアしやすく、関心を持って貰えます。

新入社員の方で、会社の飲みの場に行くことに不安を持たれている方は、ことわざから話のネタを収集することをおすすめします。
新入社員として新たなチャレンジを繰り返し、忙しい中でもネタ収集できます。
そして、自分の知識向上、成長に繋がります。

ことわざからネタ収集してみてはいかがでしょうか。
話のネタを準備することで飲みの場に行くことが楽しみになり、参加することで上司、先輩とのコミュニケーションが円滑に取れるようになるでしょう。

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