週末に街を出歩くと、夜の歓楽街は仕事終わりのサラリーマンで賑わっています。
居酒屋を覗けば、たくさんの人が飲み会を楽しんでおり、
なかには同じ職場の集まりで飲み会しているグループも見かけます。
お酒を「飲み」ながら「コミュニケーション」をとることを
「飲みニケーション」と呼ぶそうです。
なかには、何のために飲みニケーションをするのか?
疑問に感じる方もいるかもしれません。
そこで今回はそんな職場での「飲みニケーション」について紹介したいと思います。
飲みニケーションのメリット・デメリット
◯飲みニケーションのメリット
職場での飲み会は、上司と部下、先輩と後輩など、
社員相互のコミュニケーションが活性化し、
部署や会社全体の士気を高める良い機会になります。
アルコールの効果で緊張も緩み、普段会話をするのに気を遣う上司や
他部署の人たちとも気軽に話ができるのがメリットでもあります。
◯飲みニケーションのデメリット
勤務終了後、家族・友人・恋人との付き合いや、
育児・介護で帰宅しなければならない事情を持つ人にとって、
飲み会に参加することは大きな負担となる場合があります。
上司や先輩に気を遣うことも多々あり、
相手によっては愚痴や説教も我慢しなければならない場合もあります。
また、アルコールが入り理性が喪失することで、
ハラスメントなどのトラブルのリスクが高まります。
飲みニケーションを効果的に行うには
せっかく飲みニケーションをするなら、
社員どうしの親睦を深めたり、仕事にとって建設的な話をしたりしたいですよね。
「飲みニケーションは苦手」と主張する人たちの意見として、
愚痴や自慢話を聞かされたり、夜遅くまで付き合わされたりするのが嫌
という意見もあるようです。
実はこういった、残念なパターンの飲み会も、
あらかじめルールを決めて共有することで解決することもあります。
例えば…
- 忘年会や歓送迎会など、基本的には任意参加
- 参加しない人の悪口などは全員厳禁
- 説教・愚痴の禁止
- 終了時間を決める(締めの挨拶や退店の促しを上司にお願いする)等
このように、少しの工夫で改善できることも多くあります。
社員が参加したいと思う飲み会とは
社会人が一緒に飲みたいと思う上司の1位は「話がおもしろい・ユーモアがある」
- フラットに会話ができると楽しい
- 仕事の話にならない、話題の豊富な上司がいい
上記した通り、社会人が一緒に飲みたいと思う理想の上司1位は
「話がおもしろい・ユーモアがある」だそうです。
飲み会のときくらい、仕事とは関係ない話で盛り上がりたいと思う人も多いでしょう。
そういう人にとってユーモアがあって、おもしろい話ができる上司は魅力的ですよね
たとえ仕事の話であっても、聞いていてためになる。
面白い!もっと聞きたい!と思わせることができれば、
部下は自発的に参加したいと思うのではないでしょうか。
終わりに
いかがでしたか?
今回は飲みニケーションについて紹介しました。
誰も傷付かず、不満を持たず、楽しく親睦を深めることができる。
上司も部下も、お互いに「気を遣う」のではなく、「自然な気遣い」ができる。
それが当たり前にできるような飲みニケーションになれば、
仕事もうまくいきそうな気がしませんか?
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