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磐梯町の地方創生イベントが開催!圧巻のそば打ちとそば口上を体験!

2021年11月16日に福島県の磐梯町にて、株式会社YUKARIが主催する地方創生イベントが開催されました。
イベント名は「そば・米・酒で知る、磐梯の名水が生んだ宝物」。

磐梯町は磐梯山麗からなだらかに拡がる丘陵地(きゅうりょうち)にある高原の町です。
山々に囲まれ、自然の雪解け水が集まる清水が点在する「名水のまち」でもあります。
磐梯町の名水は、さまざまな自慢の名産を生み出してきました。

それが、イベント名にもある「そば・米・酒」です。
今回のイベントで参加者としてそのすべてを味わってきました。
参加者として感じたことお伝えすると同時に、”磐梯町で名産を味わう”という体験価値をお伝えしていきます。


圧巻のそば打ち!そして迫力満点のそば口上(こうじょう)


今回のイベントの目玉コンテンツが、そば打ちとそば口上です。

◇そば打ち体験

「磐梯更科そば そばさだ」吉田貞男様にお越しいただきました。

そば打ちを始めたきっかけは趣味だったそうです。
見よう見真似で始めたそば打ちだったそうですが、全国の様々なそば打ち大会で受賞をされています。

年齢はお伺いしていないのですが、おそらく見た目から80歳代くらいであろうと推測されます。
お店を立ち上げてから、現役でそば打ちとそば打ち体験の指導を行っています。
現役を続ける理由は、「体験した人ができるようになって帰っていく顔をみると嬉しくなるから」だそうです。

目の前でそば打ちの迫力を感じたのと、私もそばの麺を切ることを体験させていただきました。
教えてくださったの加藤要(かなめ)さんです。

まず、そば打ちで使われる道具が全く見慣れず、新鮮に感じました。
そば切り包丁はとても重くずっしりとしています。そのため、普通の包丁のように握ると刃がブレてしまいます。
なので”キツネのハンドサイン”のように、人差し指と小指を広げた状態で握るのがコツなのだそうです。
確かにそのようにして握ると、包丁が安定してまっすぐ下ろすことができます。

それでもこの重さの包丁を、お店で何十人分ものそばをつくるために握り続けていることを考えると、とても恐れ多いと感じました。
板にTの字の棒がついている「こま板」は、切るときのガイドとして使用します。コツをつかむと、そばを適切な太さに切ることができます。

包丁の持ち方やこま板の使い方の説明を加藤さんから丁寧に受けて、おいしそうな幅で麺を切ることができました。
また、1つ1つ包丁をおろすたびに加藤さんから「その調子でいいよ。」「そうそう、その調子。」「上手いね。」とお褒めの言葉をいただけることが嬉しく感じ、自分でそばを打てているという楽しみを感じることができました。

すべて切り終えたときには達成感を感じ、早く自分の切ったそばを食べてみたいというワクワクが湧いてきました。

◇そば口上

披露いただいた鈴木貞夫様は御年84歳。年齢相応に見えないほど、キビキビと動いておられて、エネルギーにあふれていらっしゃる印象でした。

〇〇口上というものは全国に多いのですが、そば口上は磐梯町ならではの文化です。
お祝いの席で「そば口上」を述べながらそばを振る舞うことが、伝統とされています。

そば口上が始まった瞬間、84歳と思えないほどの迫力ある声量と凛とした表情で、一気に会場の雰囲気がそば口上に飲まれていきます。
参加者皆が、そば口上にくぎ付けになりました。

◇できたての十割そばを実食

会場では参加者全員に十割そばが振る舞われました。

そば口上が終わると同時に、キッチンではおそばを茹で始めました。
タライほどの大きな鍋に大量に沸かしたお湯のなかに、2人前ずつおそばを入れていきます。

十割そばの特徴は、つなぎに小麦粉が使われていない分、すぐにちぎれてしまうことです。
なので、茹でるときにはおそばを入れてから1~2分ほどで上げてしまいます。
コツはそのあとにある、冷水でしっかり洗った後に氷水でしめることです。

私は初めて十割そばを食べたのですが、一口食べるとそばの濃厚な風味が口の中に広がり、そばの旨みと甘みを感じました。
カツオだし香るそばつゆや、薬味も用意があったのですが、何もつけずとも十分にそばの味を楽しめるほど、風味が強く感じられました。

東京では全く味わえない繊細な味わいは、ここ磐梯町で生み出されたそばと水でできているからこそだと感じることができました。


清冽な自然水をふんだんに使用した絶品の日本酒「磐梯山」


続いての自慢の名産品は日本酒です。
磐梯町では酒造が2つあり、人口あたりの酒造の数としてトップを誇る密度となっているそうです。

今回はそのなかでも、磐梯酒造株式会社の桑原様にお越しいただきました。

磐梯酒造は、1890年創業で、去年創業130周年を迎えられました。
磐梯町の農家が「この米でお酒を造ってほしい」と黒米を持って蔵を訪れたことが、日本酒をつくるきっかけとなったそうです。

磐梯山の伏流水(山から溢れる地下水)を使い、地元の米にこだわり、地域に根ざした地酒づくりに精力を出しているそうです。
また大手の酒造ではなかなか難しい昔ながらの製法を採用しており、できるだけ機械化は最小限に抑え、伝統の手法を守り続けているそうです。

現地では、6種類もの日本酒が用意されました。すべて好評で、磐梯酒造様が持ち込んだ日本酒すべてが参加者により購入され売り切れました。
少しずつ試飲した感想をお伝えします。

◇「磐梯山」シリーズ

「磐梯山」シリーズは磐梯酒造の中でも代表銘柄です。
芳醇な香りのする味のしっかりとしたタイプの日本酒です。

純米吟醸「磐梯山」は、グラスに注いだ瞬間にフルーティで芳醇な香りが漂い、一口含むと甘みの中に濃厚な味とコクを感じられ、そのあとの余韻は苦みと辛みが喉の奥にずっと続きます。

◇「磐梯山の恵」

裏磐梯レイクリゾートホテルと契約を結び、レストランや宴会で楽しめる日本酒をつくりました。
香りが芳醇で、一口飲むとお米のうまみが口の中に広がっていきます。

◇「会津桜」

磐梯酒造の特徴とも言えるお酒は「会津桜」です。
日本酒をつくるきっかけとなった、会津産の古代米である「黒米」を一部使用した日本酒です。

見た目は酒銘のごとく”桜色”で、鉄分やマグネシウムなどのミネラル分や、ビタミンB1・B2などを含んでいるそうです。
香りはブルーベリーのような香りがあり、一口含むと濃いながらも優しい甘味と青梅のような酸味が口の中いっぱいにひろがります。
特に参加者の中でも女性に人気がありました。

◇「乗丹坊」シリーズ

磐梯酒造の中でも高品位の日本酒をめざして立ち上げられたブランドです。
純米大吟醸「乗丹坊」は、一口含むと繊細で爽やかな柔らかい香りがひろがり、ゆっくりと喉元に消えていきます。

非常に上品で繊細な味です。現地で茹でたてのおそばをそのままの味で楽しむときに合わせてみて、バランスがとれてちょうどいいと感じました。
特別純米「乗丹坊」は、純米大吟醸よりお米そのものの味を楽しめて、こちらもすっきりした味わいでした。

◇「Bandaisan Apple x Sake」

3年前の平成30年に新たに挑戦したお酒です。
日本バーテンダー協会理事が監修をしていますが、この理事は磐梯町在住だとのこと。
原料に磐梯町産リンゴ100%のジュースと日本酒のみを使用したリキュールを販売スタートしました。

一口含むとリンゴジュースの甘味と香りが広がります。
しかしながら、後味はしっかりと日本酒の芳醇な香りが喉元に残ります。
このように、地元の方々と協力し、磐梯町の特産品開発にも力を入れているそうです。

磐梯酒造が小さな酒造でも生き残っていけるのは、地元磐梯町に特化した日本酒をつくることにこだわってきたからなんだそう。
磐梯町にしかできない、磐梯酒造でしかできないお酒をつくり、また昔ながらのお酒のつくり方は大切にしつつも、時代に合わせて新しいお酒にチャレンジしていることが、長く続く秘訣だとおっしゃっていました。

長く続く秘訣は「変化に強いこと」であるとお話をお聞きし、磐梯酒造だけではなくどの業界でも共通して言えることだと気づきました。
磐梯町の活性化のために、磐梯酒造ができることを考えて新たに創造されているところに、非常に熱い思いを感じました。


大都市とつながる!リモート開催の反響とは?!


今回は、東京と大阪にリモート会場を設けて開催しました。

多くの方に参加いただきました。
都心に拠点を持つ人でも、磐梯町に魅力を感じている方はたくさんいて、町のことを知りたいというニーズがあるということを感じられました。

リモート会場には、事前におそばと日本酒が配送されています。
おそばはそばさださんより、茹で方のコツの説明があり、現地ではその通りに茹でられたそうです。

リモート会場参加者の声としては
「ライブ配信でそば打ちを見て、自分も実際に参加してみたいと思った」
「本会場とつないで質疑応答ができたのは貴重な経験でした」
「現地にいなくても、現地と同じようにおそばをいただけるのがとっても嬉しかった」
「お話を伺った後でその思いの結晶であるお酒とそばを堪能することでより美味しく感じた気がする」
との感想が寄せられ、リモートでも好評だったと伺えます。

しかしながら
「全体的に音声が聞きづらくて、説明がわからなかった」
「カメラワークがうまくいっていなかった」
「接続が悪くて途切れる部分があった」
など、設備に関してこれから改善するべき点もあるようでした。

またリモート開催ならではの気づきもあり
「リモート会場の雰囲気は、その会場の幹事が盛り上げてくださったのがよかった」
との声もあり、リモート会場が成功するかどうかはリモート会場にいる人の雰囲気に左右されることもわかりました。

これからリモート開催する上での良いところと改善点がわかり、今後も行いたい試みでした。


イベントの盛り上がりを聞いた飛び入り参加もあり!


今回のイベントを聞いた現地の方の飛び入り参加が、なんと二社もありました。

◇アルファ電子株式会社様 「う米めん」

製造責任者である樽川千香子さんがリモートで参加されました。

福島県の南にある只見町のコシヒカリを使用した、グルテンフリーであるお米とでんぷんだけでできている麺です。
「地元福島でできた美味しいお米を、もっとたくさん味わってほしい。」との思いで開発されました。

大学教授と提携して成分分析を重ね、すべて数値化して科学的根拠のもと2021年3月にリニューアル発売されました。
本会場では商品の販売がありました。

私も東京の自宅に戻ってから茹でて食べましたが、もちもちとした食感がありながらもしっかりとしたコシと弾力があり、また噛むほどにお米の味がにじみ出てきます。
特に玄米麺は、玄米の香ばしい風味が口の中に広がります。
https://umaimen.net/

◇磐梯養蜂場様 「磐梯はちみつ」

磐梯町で生産をしている養蜂場の参加もありました。

今回はアカシア・トチ・ユリノキのはちみつが提供されておりました。
会津地方だと花の咲く時期が異なり、他種類の花は咲かないため、ほぼ90%の純度での生産が可能なんだそうです。

こちらも購入して試食しましたが、同じように試食をした参加者も味の違いに驚きを隠せない様子でした。
アカシアは上品な甘さでレモンのようなフルーティーさを感じられました。
トチは蜜の味を濃く、甘味が強く感じられました。
ユリノキはあっさりとサラサラしており、メープルシロップのような甘さを感じられました。

また、現地には販売がありませんでしたが、ソバのはちみつの販売も数量限定であるとのことです。
http://www.bandai-hatimitu.com/

どちらの事業者も、インターネットでの販売を行っており、地元の名産品をご自宅でも楽しめます。


おわりに


地元の方々と交流して感じたことは、皆さん地元のことを愛していて、世代関係なくその魅力を伝えようとされていることです。
またそのためのエネルギーはが私たちが思う以上に熱いです。

ここまで人生をかけていろんなことに尽力している姿は、都会で会社員ではなかなか見られないなと感じました。
ぜひその魅力を味わいに、磐梯町に行ってみてはいかがでしょうか。

 

「YUKARI」は社長や関係会社含む、そこで働く人の想いや背景にフォーカスして、人とのご縁の大切さを伝えていきます。
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株式会社YUKARI

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