YUKARI主催の地方創生イベント開催!出店者の声をご紹介!

株式会社YUKARIが地方創生に繋がるイベントを主催しました。

この記事では、出店いただいた方々にフォーカスを当てて書かせていただきました。
出店者の生の声をお聞きいただき、今後出店する際の参考にしていただければと思います。

また、出店するにはどのようにしたら良いか、具体的な方法も合わせてご紹介します。


「関係人口」創出のための地方創生イベント


今回参加したイベントの詳細は、弊社プレスリリースをご覧ください。
地域密着型!現地とオンラインのハイブリッド開催による地方創生イベントを開催!

「そば・米・酒で知る、磐梯の名水が生んだ宝もの」と銘打って、磐梯町会場と関西と関東のオンライン会場をZoomで繋いでイベントは開催されました。開催趣旨は下記の通りです。

開催趣旨

  • 磐梯町で事業を展開する事業主と、大阪・東京在住の若者が交流することにより、磐梯町の食産業を多くの方に認知する機会を増やし、磐梯町の産業の発展と、販路拡大につながる機会を創出します。
  • 磐梯町が運営する Living Anywhere Commons を会場(以降、磐梯町会場)とすることで、ワーケーションや多拠点生活をする場としての認知を広げ、関係人口・交流人口の創出を行います。

今回のイベントにメインで出店されたのは「磐梯更科そば そばさだ」様と「磐梯酒造」様です。
この2つの事業主以外にも、「アルファ電子株式会社」様「磐梯養蜂場」様が出店されました。

このイベントは、上記出店者との交流だけでなく、国の考える「関係人口」を創出するために開催したものです。
出店者の詳しいご紹介の前に、改めて地方創生に繋がる「関係人口」についてご理解いただければと思います。


株式会社YUKARIの考える地方創生に繋がる「関係人口」とは?


出典:総務省『関係人口』ポータルサイト

「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と継続的に多様な形で関わる人々のことを指します。
国は、様々な「関係人口」に関連する取組を加速化させています。

  • プロフェッショナル人材事業
  • サテライトオフィス・二地域居住
  • サテライトキャンパス
  • 地方創生インターンシップ
  • 子供の農山漁村体験

また、特定地域との継続的な関わりを求める都市住民等の創出・拡大となる「ファンづくり」も進めようとしています。
参考:総務省「地方創生の現状と今後の展開」

株式会社YUKARIでは、地方と都市をつないだイベントを企画・演出・広報戦略の提案をし、総合的にプロデュースを行っています。本イベントに参加した筆者自身、国の考えている「ファンづくり」に通じていると感じました。


出店者紹介


そんなイベントの出店者について、詳しくご紹介します。
まず、メインで出店いただいた「磐梯更科そば そばさだ」様と「磐梯酒造」様についてです。

磐梯更科そば そばさだ様

店主は吉田貞男さんです。

そばさだで提供されている「更科そば」は、磐梯山から湧き出る名水と磐梯町産のそば粉「会津のかおり」を使った手打ち十割そばです。
弾けるような食感とツルっとした喉ごしは、わずかに加える山芋が秘訣になっています。

「更科そば」とは、そばの実の中心部分の真っ白な胚乳部分だけを粉にした「更科粉」を使った贅沢な白いそばです。
その舌ざわりと歯応え、上品な美しい白さに人気があります。

 

今回のイベントでは、店主である吉田貞男さんに直接話を聞かせていただきました。

店主が子供の時、福島県の磐梯町では水が冷たくて米が実らなかったが、それを肥料としてそばの実がとても育ったそうです。
そのため、当時の主食はそばだったため、そばが嫌いだったそうです。

ただ、社会人になった時にそばが流行り始めたように思えて、見よう見まねで趣味としてそば打ちを始めたのをきっかけに、全国で様々なそば打ちの大会に出場して賞を取り、「そば打ち名人」と呼ばれるようになりました。

磐梯町はそば打ちが身近にあり、昭和30年頃からすでにそば打ちのグループができているそうです。
今でも道場のようなところで30人くらいが楽しくそば打ちしていると聞いた時は驚きました。
この30人中、店を持ったのは2人だけで、その内の1人が今回出店いただいたことになります。

そんな店主のいる「そばさだ」で使っているそば粉「会津のかおり」は、今から8年前、福島県で研究に研究を重ねてできたそばで、「普通のそばよりちょっと粒が小さいが、香りや甘みがあって非常に美味しい」と話されていました。

ゆでたてを水でしめただけのそば(水蕎麦と呼ぶそうです。)を試食させていただいたのですが、お話の通り香りが感じられてほんのり甘い美味しさがありました。

ざるそばの大盛をいただきましたが、食べても食べてもお腹がすいてくるような美味しさで、2回もおかわりさせていただきました。
また、そば湯も非常に美味しく、参加者のほとんどがそば湯を何杯もおかわりしました。
後述しますが、磐梯町はとにかく水自体がとても美味しいため、そば湯も美味しかったのではないでしょうか。

 

店主によれば、「隠居しようかと思ったけど、そば人口を増やしたいという想いから、そば打ち体験を始めてしまったからやめられない。」とのこと。
体験した人ができるようになって帰っていく顔をみると、嬉しくなって今も続けているそうです。

この「そば打ち体験」は予約制で、なんと材料代のみで体験できるそうです。
自分で打ったそばはより美味しいと感じるに違いないですね!

またぜひ一緒にイベントがしたいと思わせてもらえる、ユーモアとバイタリティ溢れる方でした。

 

余談ですが、イベントの翌日、客としてお店にも行かせていただきました。

頂いたのは山菜おろしそばとねっぽこ(そばがき)です。
どちらも絶品でしたが、特にここでしか食べられない!?と言っても過言ではないぐらいレアな、ねっぽこが印象に残っています。
ねっぽことは軽くあぶったそばがきに、秘伝の味噌ダレを付けたものです。ねっとりした舌触りで、そばの風味が詰まった一品でした。

また是非行きたいと思えるところでしたので、良ければ足を運んで見てください。

  • 店名:磐梯更科そば そばさだ
  • 住所:耶麻郡磐梯町大字磐梯字妙法原6659-456
  • 営業時間:11:00~15:00、夜は宴会のみ(要予約)
  • 定休日:不定休(電話でご確認ください)
  • TEL:0242-73-2089

 

磐梯酒造様

社長は桑原大さんです。
桑原大さんは五代目蔵元でもあります。

磐梯酒造は、経営と蔵元どちらもしている小さな酒蔵です。
創業1890年(明治23年)、130年も続く酒蔵で、磐梯山の地下伏流水(地下からの湧き水)を使い、地元の米や杜氏にこだわり、地域に根ざした地酒造りをされています。

 

蔵元である桑原大さんにも直接話を聞かせていただきました。

蔵元は根っからの町民で、8年ほど他所の蔵に修行に行っていたそうですが、それ以外の50年は磐梯町でずっと生まれ育ってきたそうです。

五代目となり、小さな酒蔵が生き残るにはどうしたらいいか?と考えた時、大きなナショナルブランドと競うのではなく、生まれ育った磐梯町に特化した、磐梯町のお酒を作ろう!と至ったそうです。

例えば「磐梯山アップル酒」は、磐梯町のりんご農家の方が育てたりんごと日本酒のみで作っていて、それ以外のものは入っていません。
「磐梯町にしかできない、私にしかできないお酒を作ることで、オンリーワンの酒造りをすることが長く続く秘訣」と仰ってました。

水自体もそうです。
磐梯町は水が美味しい土地です。お酒の80%は水のため、お酒も美味しくなります。

いつも社訓「和醸良酒(わじょうりょうしゅ)」を掲げ、蔵元と蔵人の心を合わせて酒造りに励んでいるそうです。意味は2つあります。

  1. 「和をもって良い酒を醸す」と言って、蔵人の心を合わせて最高のお酒を造る、という意味
  2. 「良い酒は和を醸す」と言って、私たちが造った美味しいお酒を召し上がった、お客様に和みの時間を提供したい、という意味

酒造りの際は一度に5000人分を作ります。
そのお酒を醸造する時、ただ混ぜるのではなく、お客様が家で飲む1杯の顔を想像して作るようにしていることを聞かせていただき、本当に感動しました。

また、100年以上続く上で大事にしてきたことや、変えてきたことと変えていないこともお聞きしました。

桑原さんは「不易流行(ふえきりゅうこう)」と話されていました。
いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものも取り入れていくことを大事にされているそうです。その意味は2つです。

  1. 時代に合わせて、チャレンジして新しいものを取り入れること。100年続いているが、100年前のお酒を作っているわけではないため。
  2. 昔ながらのお酒の作り方を大事にする。

2.については、酒のカスをどこまで絞るか、という話を例に挙げていただきました。
大手は10%以下まで絞るが、そうすると苦味が出てくるため、極端な話、カスの絞りを20%までにしたら、美味しいお酒ができるそうです。
その分できるお酒の量は少なくなるが、こういう昔ながらの作り方は守っていきたいと、柔らかい笑顔が素敵な方でした。

水も米もすべて磐梯山のもので作られた日本酒はとても美味しく、イベント会場に持ってきていただいたお酒はすべて完売されてました。

筆者自身、その場で堪能させていただいた上、買って帰って、友人と美味しい日本酒とイベントの話を肴に盛り上がりました。
またぜひ一緒にイベントがしたいですね。


飛び入り参加出店者紹介


メインの出店者以外の「アルファ電子株式会社」様と「磐梯養蜂場」様についてご紹介します。

アルファ電子株式会社様

出典:う米めん – UMAIMEN –

社長は樽川久夫さんです。

アルファ電子株式会社は、本業は電子部品の製造業です。
創業から50年、+αの価値を提供しお客様に感動を与える、「感動のものづくりサービス業」をされています。

現地とオンラインのハイブリッド開催という特徴を活かして、商品は現地に置きつつ、Zoomにて出店されました。

 

今回のイベントでは、新規事業として生産を始めた無農薬のキクラゲと、お米とデンプンだけでできた麺のう米めんという商品について、製造責任者の樽川千香子さんから話を聞かせていただきました。

・キクラゲ

白いキクラゲと黒いキクラゲがあります。

世の中は乾燥キクラゲが主流ですが、無農薬で体に良いものをテーマに生産されており、冬になると、少なくとも30~40kgほど収穫できるそうです。
このキクラゲの育て方は、クラシック音楽をかけた場所での菌床栽培で、お水をかけるだけとのことです。

綺麗な水とクラシック音楽によって、とても美味しく育っていることは想像に難くないです。

・う米めん

う米めんとは、お米とデンプンだけでできたグルテンフリーの麺です。

福島県の南にある只見町のコシヒカリを使用して、モチモチとしたうどんのような食感に近づけたそうです。
食感の改良は、大学教授と成分分析など科学的に進めてきたそうで、すべて数値化して科学的根拠に基づいて今年の3月31日にリニューアル発売されたものを紹介していただきました。

う米めんは、樽川千香子さんが福島県に戻ってきたと同時に家業を継ぎ、ご縁を通して米粉に出会ったところからスタートしたそうです。
今の工場長もご縁から働いていただくようになり、磐梯町のご縁で現在の旦那様とも出会えたそうです。

家業を守ることと自社商品を作ることを両立して、米の消費量をどうやって上げていくのかを考えておられ、イベントも開催されている、ご縁を大事にするパワフルな方です。
ネットやAmazonでも購入可能で、レシピコンテストなども企画されています。

モチモチのしこしこで噛めば噛むほど甘みが出てきて、噛み応えもバッチリでした。
子供に食べさせたら顎のトレーニングにも良いかもしれません。

 

磐梯養蜂場様

出典:磐梯養蜂場

店長は鈴木さんです。

磐梯養蜂場は、磐梯の豊かな自然の中で大切に育てられた蜂と花からの贈り物である「はちみつ」を取り扱っています。
今回のイベントを聞いて、現地までわざわざご足労いただきました。

 

そんな店長に話を聞かせていただきました。

磐梯養蜂場の特徴は、国産のはちみつを生産・販売していることでした。
日本にあるほとんどのはちみつは外国産で、国産はわずか7%。この国産にこだわって地元磐梯町で養蜂を行っておられます。

トチやアカシア、ユリなど、すべて地元で取れたこの養蜂場のはちみつは、7%しかない国産のはちみつの一つです。

違う種類の蜜をどのように採取しているのかお聞きしたところ、花の咲く時期が異なるそうです。
トチの花が先に咲き、終わると同時にアカシアの花が咲くそうです。

また、場所を移動しながらはちみつを採取しているそうですが、自然界に他の花は咲かないため、90%ぐらいで狙った蜜が取れるのは驚きでした。

蜂は寒さに弱いため、寒い時期は磐梯町ではなく、千葉県の方に持って行って管理しているそうです。
環境作りは、蜂の巣箱に留まらず、周囲の木々も含めて整えているほどの徹底ぶりです。

試食させていただきましたが、どの味の蜜も特徴がはっきりしていて、筆者の持っているはちみつとは全然違う美味しさでした。


地方の魅力や都心との違いを体感


磐梯町で出店者の方に話を聞いたり、そばを食べたり、日本酒を飲んで筆者が体感したことは、「とにかく水が美味しい」ということでした。

関東や関西の水道水を持ってきて利き水をしてみましたが、全然違いました!
水が美味しくて、帰りは水筒やペットボトルに入れて持って帰ってきたほどです。

また、自然が豊かで空気が美味しく、人がとても温かいです。
イベントの際にいろんな質問に答えていただくだけでなく、ちょっとしたエピソードや、お酒に合う小話など、すごく楽しそうに教えてくださいました。とても有意義な時間を過ごせました。

都心と違ってゆっくりとした時間が流れていますし、いつも楽しんでいることが伝わってくる方ばかりで、次もまた一緒にイベントを盛り上げていきたいと感じずにはいられないところでした。


おわりに


いかがでしょうか?
地域活性に繋がる地方創生イベントを、少しでも多くの方々と開催し、「関係人口」の創出に貢献できればと考えております。

「YUKARI」は社長や関係会社含む、そこで働く人の想いや背景にフォーカスして、人とのご縁の大切さを伝えていきます。
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株式会社YUKARI

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