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30代男性が本気で考えてみた!一生忘れない理想のプロポーズ3選

以前ユカリスタで紹介しましたプロポーズについて、今回筆者がプロポーズするならどうするか、シチュエーションを本気で考えてみました!

本題に入る前に、皆さんはプロポーズ婚約の違いをご存知でしょうか?
実はプロポーズ=婚約ではありません。

  • プロポーズ:男性側もしくは女性側から相手に結婚の意思があることを伝えること(求婚)
  • 婚約:お互いが夫婦になることに合意すること

そのため、プロポーズに同意することで、初めて婚約になります。
さらに、プロポーズの有無は関係なく、お互いの口約束だけでも婚約は成立します。

口約束だけでも婚約が成立してしまうってすごいですよね。
しかも法的に認められるそうで、一種の契約が成り立ってしまうそうです。
参考:婚約とは? プロポーズで成立? 知っておきたい定義や注意点

幼稚園児達はたくさん婚約相手がいますが、いつこの知識を得たのでしょうね。

冗談は置いておいて・・・皆さんは今、プロポーズしようと考えていますか?
それともゆくゆくは結婚したいなと思っている状態でしょうか。

長い人生を一生一緒に過ごしたいと思える伴侶と巡り合うことは、この上ない幸せです。
そして、そんな大事な人にプロポーズするなら、ずっと記憶に残る、幸せな思い出を作りたいですよね。

ただ、せっかくなら理想のプロポーズをしたい、でも理想のプロポーズってどんなのかイメージできない・・・
そんな方が多いのではないかと思います。

そこで今回は、そんなプロポーズで困っている方のために、筆者がプロポーズするならどんなシチュエーションでするか?を本気で考えてみました。
参考にしてもらえたら嬉しい限りです。

 

理想のプロポーズ①:旅行先、和室の縁側で星をみながらプロポーズ


王道のプロポーズと言えば、名だたるホテルのレストランや旅先などの特別な場所がよく選ばれるようです。
ドラマとかでもよくあるような、ドレスアップして、「大事な話があるんだ」と切り出すようなイメージですね。

そこで、私は旅行先の和室をチョイスします。

ホテルや旅館が用意してくださっているプロポーズプランは活用しません。
どうしても型にハマった感があるからです。
迷惑がかかりそうだったり、お力を借りる場合は責任者の方にお伝えしますが、基本全部は自分で準備します。

2人で積み重ねてきた想いの形は2人しかわかりませんからね。

和室をチョイスするのは2つの理由があります。
日本で生まれた2人であり、これからも日本で過ごすからです。
そして、環(わ)を贈ることで一生を誓い、2人の縁から広がる輪(わ)を大切にし、2人の和(わ)を願うためです。

旅行先を選ぶのは、ホテルのレストランなどでは、いかにもって感じがするからです。
旅行にしたら、もしドレスアップすることになっても、いくらでも言いようがありますし、思い出も増えます。

久しぶりの旅行ではしゃぐ君。
夜のことを考えて、緊張気味の僕。

「すごーい!」緑に囲まれた、落ち着いた雰囲気の和室とは正反対にテンション上がる君。
「すごいね。」イメージした通り、凛とした和室、プロポーズするにふさわしい空気感に安心する僕。

豪華で四季を感じさせる素晴らしい食事を堪能する。味がわからない。
お酒を飲みそうになる彼女を抑えて、ひとまず温泉に行く。お酒の勢いに任せたくない。

浴衣に着替えて部屋の縁側にあたる所に2人で座る。
なんとかお酒は部屋の中に置いてこれた。

何か感づいてるのか、ちゃんと化粧をしてる君。
感づいてないよな?髪の毛をセットし直した僕。

「なんかお酒抜きでこうやってゆっくりするのも良いね」落ち着いた声で上機嫌な君。
「たまには良いでしょ」落ち着いてるフリをしながら、すでに緊張でカサカサの唇をなめる僕。

他愛ない話をする君。
浴衣に忍ばせた指輪を握りしめる僕。

上を見る。星空が綺麗だ。
横を見る。君はとても綺麗だ。

彼女もこちらを見る。吸い込まれそうだ。
「どうしたの?」

「いや、なんでもない。」
なんでもなくねえだろ!と自分にツッコミを入れる。

「変なの。」と笑う君。
「変なのはいつも通り。」とうまく笑えない僕。

しばらくの沈黙。

意を決して彼女の方に身体を向けて、ビックリする彼女の左手を痛くない程度にしっかり掴む。
彼女の左手の薬指に、右手でずっと握りしめていた指輪をゆっくりはめる。

涙ぐむ彼女の目を真っ直ぐ見ながら想いを伝える。

「僕と結婚してください。」

 

理想のプロポーズ②:何気ない日常の中で、想いが溢れるプロポーズ


次は日常の中でのプロポーズです。
付き合いの長いカップルほど、意外と日常の中でのプロポーズが嬉しいようです。

いつもと変わらない食事や団欒の中で、さらっと「結婚しようか」なんて、気持ちが溢れた感じがしませんか?

男性が結婚を決める瞬間は、意外と日常の中にあると私は思っています。
なぜならお互い誤魔化しが効かないからです。

結婚するということは、一生一緒にいること、日常の一部になることです。
この人となら何気ない日常が楽しい、飽きない、2人でいるのに1人でいるような安心感、この人がいない生活がもうイメージできない。

そんな想いになった時に、ロマンティックの欠片もないし、指輪も用意してないけど、思わず溢れてしまった言葉。
こんな素敵なプロポーズも良いなと思います。

2人で台所に立って料理。
いつも通り冗談を言ってケラケラ笑う僕を見て、「またアホなこと言ってー」と呟く君。

たまにちょっかいを出してくる私をたしなめながら、手際よく料理を作る君。
このやり取りは毎回してるけど飽きない。

2人で一緒に「いただきます」。
なぜかいつもより美味しく感じる。
まぁ例えまずくても、作ってくれるだけ有難いので毎回美味しいと言うのだけど。

お笑い番組を見ながら爆笑する君。
一緒に爆笑しながら横顔を眺める。

失礼かもしれないけど、顔もスタイルも普通。
彼女より綺麗な人なんていくらでもいるだろう。雑誌やテレビに出てる人と比較してよく怒られる。
彼女よりスタイルの良い人はいくらでもいるだろう。街中で見かけたら目で追ってしまってよく怒られる。

でも君が一番愛おしい。
君がいない生活がイメージできなくなってしまった。

君となら、いや、君だからこそ一生一緒にいたい。

爆笑する彼女の手の上に、おもむろに手を重ねる。
きょとんとした顔でこちらを見る彼女に、かろうじてテレビの音量より大きい声で呟く。

「僕と結婚してください。」

 

理想のプロポーズ③:友達と一緒に仕掛ける、サプライズなプロポーズ


最後はサプライズによるプロポーズ大作戦です。

今の2人がいるのは、自分だけではなく、お互いの両親や友人、仕事関係や趣味仲間など、多くの方のおかげです。
2人がみんなを大切に思っているように、みんなも2人を大切に思ってくれています。

この思いを形にするのがサプライズ。
1人ではできないような大掛かりなサプライズも、みんなで手分けすれば可能になります。

サプライズのプロポーズを喜ぶ方は多いようです。
ただ人によっては苦手な方もいるので、事前に誕生日などでサプライズをして、見極めておいた方が良いでしょう。

どんなサプライズをするかは自由です。
人の手を借りれば、それこそ無限大の方法があるためです。

オススメは、なんでもないような日を特別な日にすることです。
記念日が増えるような、そんなプロポーズって素敵ではないですか。

彼女へのプロポーズ大作戦は決まった。
彼女を含めた数名で、共通の友人の一人にサプライズを仕掛けるのだ。

実はこの話、すでに彼女以外全員にしている。
そう、彼女が仕掛ける側と思いきや、実は仕掛けられる側というパターンだ。

テレビでもよくあるが、仕掛ける側がまさか仕掛けられる側だったということを見抜くのは非常に難しい。
決行日は僕と彼女の誕生日のちょうど真ん中の日。特にイベントらしいイベントもない日だ。

彼女には、共通の友人の一人が難しい試験に合格したけど、まだ誰にも言ってないから、みんなでサプライズを仕掛けよう!
と話した。人を祝うことが大好きな彼女なので、喜んで仕掛ける側になってくれた。

彼女には仕掛ける側になりきってもらう必要があるので、何回かに分けてちゃんと打ち合わせをする。
友人をどうやって呼び出すか、呼び出してどんな話をするかといった話だ。

彼女以外とは、何回か打ち合わせするだけでなく、メーリングまで使って用意周到な準備をした。
何時にどこに集合するか、いつ着替えるか、もし予期せぬ動きがあった場合の対応、断られた時の慰める方法まで。

決行日当日、彼女がサプライズを仕掛ける友人を、相談があるとレンタルスペースに呼び出す。
何も知らない(フリ)をしている友人は、事前に用意しておいた彼女の相談を熱心に聞いている。

座る場所も指定していた通りだ。
彼女はこちらに背を向けている。

彼女には、電気を消したらケーキを持って登場すると伝えてある。
彼女と友人以外は別の部屋で息を潜めて待機中だ。

僕はすでに正装に着替えている。
指輪の入ったケースを右手に握りしめる。

電気を消す。
彼女は暗闇の中で息を潜める。

「えっ?何?」わざとらしく友人が呟く。
その言葉を合図に、僕は暗闇の中ゆっくり移動して、彼女がいる椅子の後ろに片膝を立てて座り、ケースを開く。

誰かが紙を広げるような音がした後、しばらくの沈黙。
ケーキがなかなか来ないことに少しソワソワする彼女。

電気がつく。
彼女の目の前にいた友人が紙を広げてる。

「後ろを見て」
彼女が振り向く。

「僕と結婚してください。」

 

おわりに


いかがでしたか?
いろんなシチュエーションのプロポーズを考えてみました。

どんなプロポーズでも心に残るものでしょうが、一生に一度ですから、ぜひ考えてこだわってみるのも良いのではないでしょうか。

人のご縁とは不思議なもので、どこで繋がるかわかりません。

「出会いは飲み会でした。」
幹事を長くやっていると、飲み会で出会った男女が結婚することもあります。
プロポーズされたと聞いたりもします。

幹事という仕事は、人と人とを繋ぐ架け橋にもなるのだと、改めて感じた筆者でした。

次回もお楽しみに♪

 

 

「ユカリスタ」初めての方にも役立つ、幹事の可能性を拡げる情報をお届けします。

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