飲食店の救世主になるか!?クラウドキッチンを活用して他店に差をつけよう!

こんにちは!
飲食店の未来を創造する情報をお届けする「UTAGE(うたげ)」です。

自宅で美味しい料理を食べたいと思ったとき、「Uber Eats」や「出前館」といったフードデリバリーサービスを利用されたことはありますでしょうか?

まだあまり使っていないという人は、いざアプリを開いてみると「お店の数が多過ぎてなかなか選べない」といった経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

新型コロナウィルスの影響を受け、多くの飲食店がフードデリバリーサービスを活用したことに伴い、店舗間の競争が激化し、思うように集客できない飲食店も増えてきています。
残念ながら閉店を余儀なくされた飲食店も少なくありません。

そんな中、『クラウドキッチン』という飲食店における新たなビジネスモデルが注目されています。

クラウドキッチンは、ネット注文とデリバリーに特化した「客席のない店舗」で、キッチンを複数の業態やブランドでシェアをするサービスです。
このサービスは、オンラインで注文を受け、配達はフードデリバリーサービスを活用するので、大幅にコストを削減できます。

この仕組みを活用し他店との差別化を図り、サービスの質を高めている飲食店も増えているようです。
そこで今回は、クラウドキッチンについて説明し、飲食店の新たな在り方について考えていきます。

デリバリーに特化した『クラウドキッチン』とは


クラウドキッチンの特徴は、実店舗の機能を削ぎ落している事です。ネット注文とデリバリーに特化しているので、座席はありませんし接客スタッフもいません。
また、販売方法はネットで注文、オンライン決済、配達は提携しているフードデリバリーサービスを利用します。

実店舗は三密や飛沫防止の対策を取る為に、客席の間隔を空けたりアクリル板を設置したりと、
手間やコストが掛かりますが、クラウドキッチンだと必要ありません。

お客様も美味しい料理を安心して食べる事ができるので、急速に需要が高まっています。
一日100食以上を売り上げる店舗も出てきており、今後の成長が期待されているビジネスモデルです。

飲食店がクラウドキッチンを利用する3つのメリット


フードデリバリーサービスの急成長を追い風に、優秀な料理人にクラウドキッチンを使ってもらうというビジネスモデルも広がっています。
ここでは、飲食店にとってクラウドキッチンを利用する2つのメリットについて説明します。

①立地を気にせず出店できる

通常のレストランは、できるだけ人通りが多い立地を選んで店舗を出店しますが、クラウドキッチンならば立地を気にすることはありません。
デリバリーが前提であるため、たとえ人通りが悪くても影響がないからです。
そのため集客を目的とした好立地を選ぶ必要はなく、賃料が安いところを選ぶことで出店コストと毎月の家賃を削減することができます。

②人件費を削減できる

クラウドキッチンは調理に特化しているので、接客スタッフを雇う必要がなく人件費を削減することができます。
店舗によっては、一人の料理人だけで立ち上げているケースもあり、オペレーションコストを限りになくゼロに近づける事が可能です。
優秀な料理人がクラウドキッチンの仕組みを使って、飲食店を立ち上げやすくなるのは大きなメリットと言えるでしょう。

③他店との差別化を図れる

クラウドキッチンは、飲食店が自前の店舗として立ち上げるだけでなく、出店者を募り共同で立ち上げるケースも増えています。
共同で立ち上げることにより必要な調理器具や鍋やお皿などをシェアできますし、食材の仕入れも一括で行うことでよりコストを削減できます。
コストを削減することにより、商品の価格を下げたり料理の質を上げたりすることで、競争力が高まりお客様に支持される店舗になると思います。

クラウドキッチンの活用事例


株式会社SENTOENが2019年6月に立ち上げた「KITCHEN BASE(キッチンベース)」は、日本初のシェア型のクラウドキッチンとして注目を集めました。
「誰でも、すぐに、低リスクで飲食店を開業できる」というクラウドキッチンのメリットを活かして、多くの飲食店の運営をサポートしています。

KITCHEN BASEで開業すると、開業費用は通常の飲食店に比べて大幅に削減できます。初期費用は90%、退去費用は飲食店の負担なしとの事です。
一般的な飲食店と比較して出したおおよその数字ですが、開業リスクをかなり低くすることができると思います。
また、飲食店が用意するのは調理スタッフのみなので、ランニングコストも大幅に削減できます。カスタマーサポートやドライバーの採用などもKITCHEN BASE側が行います。

新型コロナウィルスによる自粛もきっかけになり、KITCHEN BASE以外にもクラウドキッチンを活用したサービスが次々誕生しています。
新たなビジネスモデルとしてはもちろんですが、打撃を受けた飲食店や料理人を救う存在としても注目されているので、今後の動向に注目したいです。

おわりに


今回は、クラウドキッチンを活用した新たなビジネスモデルについて説明しました。

クラウドキッチンを活用すると、主にコスト面でメリットがある事がお分かりいただけたかと思います。

また、三密や飛沫防止など、新型コロナウィルス対策を要請されている飲食店において、
デリバリーやテイクアウト専業で運営することは、理にかなっている選択ではないでしょうか。

さらに、今まで家賃や人件費にかけていたコストを新商品の開発や既存商品の改良に注げるようになり、
他店との差別化も図れると思います。
お客様にとっても、より良い料理を低価格で食べられるというメリットがあり、今後の広がりに期待したいです。

今回の記事がクラウドキッチン活用のきっかけになれば幸いです。
これからも「UTAGE」では飲食店様の売り上げ、利益アップに貢献する情報を発信していきます。

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