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宴結び~オトナ女子のバイブル~ 第2話 「合コンで出会って結婚するとは思っていなかった」 そんなスピーチを思い出した夜

【前回までのあらすじ】
丸の内の銀行に勤めている真理子(29)。
誕生日の直前に彼氏に振られて、会社の後輩の美紀(27)の勧めで出会いの場を創る為にお食事会をひらくことに。

お食事会のお店探しを頼まれた真理子。
お店を探すために仕事終わりにカフェに入った。

ーpm7:00ー

美紀にお食事会のお店探しを頼まれた。
お食事会という名の「合コン」のお店選びは結構重要だ。

スマホでお店を探して出してから15分経っていた。

(真理子):お食事会なんていつぶりだろう…勝さんと別れてすぐだったかな

お店探しからいつの間にか脱線してスマホの写真を見返していた。

ー4年前ー

当時25歳。今や恋愛ソングに共感出来ない私も、勝さんと別れた時はけっこうへこんだ。
そんな私を見かねて、同期の朋美が合コンを開いてくれた。

朋美:「真理子!今回の合コンは期待大だよ!取引先の人がイケメンの同期を連れてくるって言ってたから♪心機一転ってことで真理子も気合入れてちゃんと可愛くして来てよねっ」
真理子:「了解~。ちゃんと朋美の顔が立つようにするわ」
朋美:「もぉ、そのご配慮も有り難いけど、仕事は抜きにして純粋に出会いの場を楽しもっ」

営業部の朋美は社外の人との出会いも多い。
今回の合コンも取引先の営業マンの接待を兼ねたものだった。

初めは乗り気じゃなかった合コンだけど、相手が朋美の営業先の人ということもあって、これは「仕事だ」と自分に言い聞かせ行くことにした。

朋美と私はよく「似ているね」と言われていた。
肌が白く、くっきりとした二重の瞼に、すっとした鼻筋で日本人離れした顔立ちをしている朋美。
同性から見ても綺麗だと思う朋美と似ていると言われるのは嬉しかった。

ー合コン当日ー

仕事終わりにメイクを直して「いざ出陣!」

駅から徒歩5分くらいにあるにぎやかな雰囲気のお店。
通された部屋は完全個室。
男性陣4人が横並びで座っていた。

(真理子):THE・合コンじゃん!!久々過ぎて緊張するんですけど…

相手はメーカーの営業マンということもあって会話が上手くて、緊張もすぐに溶けた。
こちらも会社の同期4人で参加していて、全員ほぼ同い年ということで話も合って、合コンは盛り上がっていた。

(真理子):なんか普通に楽しい♪

良太:「真理子ちゃんは彼氏いないの?」
席替えをしたタイミングで目の前に座っていた良太くんに話かけられた。
学生時代は野球をやっていたという良太くん。
さっぱりと整えた短髪でスーツがよく似合う。
口角が上がっていて、笑うと目が細くなる愛嬌のある顔立ちの好青年。

真理子:「うん、彼氏いないよ。」
良太:「へーそうなんだ!彼氏いるけどお付き合いで来ているパターンなのかと思ったよ」
真理子:「良太くんは彼女いないの?」
良太:「いたらここに来てないよ!彼女いたら彼女一筋になるタイプなんでっ」

(真理子):ーなるほど。見た目通りの好青年…
人懐っこい性格の良太くんとはなんだかんだで話が盛り上がった。
住んでいる最寄り駅が近くて日本酒好きという共通点から後日飲みに行くことになった。

「じゃっ!宴もたけなわってことで、今後ともよろしく~☆かんぱーい!」
次の日が仕事ということもあって一次会で解散した。

 

朋美:「ねぇねぇ真理子!どうだった?久々の合コンは良いなって思う人いた?」
少し酔っ払って顔が赤くなっている朋美。

真理子:「良太くんと今度飲み行く話になったよ」
朋美:「あの好青年ね!確かに今日のメンツの中では一番さわやかだったよね。わたしも良いなって思ったもん。でも真理子が飲み行く約束したなら譲る!」
真理子:「いやいや、譲るとかではないから。ただ飲みに行くだけだし」
朋美:「そっか~!でも真理子が心機一転できたみたいで良かった」
真理子:「朋美、今日はありがとね。お店も素敵だったし、料理もお酒も美味しくて普通に楽しめたよ」
朋美:「良かった~!何か進展あったら教えてよねっ」

ーpm7:30ー

昔の写真を見ていたら1時間近くカフェにいた。

ーこの写真懐かしいな~

そこには朋美の結婚式の写真があった。
マーメイドラインのウエディングドレス姿が美しい朋美。
その朋美の横に写っているのはあの好青年の良太だった。

ー合コンで出会ってまさか結婚するとは思ってなかったって結婚式のスピーチでも言ってたっけ。
あの合コンの後日、良太くんとは約束通り日本酒を飲みに行った。

仕事の話。恋愛の話。趣味の話で盛り上がった。
その日は何も期待していなかったというと嘘になるけど、同い年の良太くんとは「仲の良い友達」になった。

結局のところ、私の恋愛対象は「年上の男の人」のままだった
朋美と良太くんと3人で飲みに行くこともあった。
そこから2人をくっつけたのは私だ。
絶対この2人はお似合いだと直感が働いた。

ー合コンからのご縁か…

美紀のお食事会でも何かあるかもしれないな。
それがわたしでも美紀でも。
早くお店決めなきゃだ。

 

▼次回:7月10日金曜更新予定
久しぶりの合コンで真理子が直面したこととは…?

▼前回の話はこちら▼

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