令和の時代に問う。合コンの女王はもういないのか!

『やまとなでしこ』の桜子さんに憧れた少年時代

 

30代の方は、ドラマ『やまとなでしこ』と聞いてピンとくる方も多いのではないでしょうか。今から20年前の2000年にフジテレビの月曜9時枠、いわゆる「月9」で放送されたドラマです。毎週の視聴率は30%を超る大ヒットドラマでした。

美しさの絶頂にある松嶋菜々子さんが玉の輿を狙う客室乗務員を演じ、魚屋さんを演じた堤真一さんとの恋愛を描いたドラマです。

当時小学校の高学年だった私は、姉と一緒に毎週TVにかじりつき「東京の大人の恋愛」への憧れとイメージを膨らませたものです。

 

スッチーという死語。そして合コンのイメージ。

今は死語になっていますが、客室乗務員=スッチーと呼ばれ、

「スッチーは合コンする生き物!」

「合コンの合間にフライトする!」

「一度着た勝負服(ブランド服)は着ない!」

などの名言がこのドラマで桜子さんから生まれました。

桜子さんの目的は玉の輿に乗ることだったわけで、よりお金持ちの男性と出会うためにひたすらに合コンをしていたのです。彼女の美貌に合コンの男たちはみんなメロメロ。いつしか「合コンの女王」というあだ名まで彼女にはついてしまいます。

 

20年前のドラマではありますが、このドラマから生まれたであろう合コンのイメージは沢山あります。スッチーは合コンする生き物、というのは正にその代表例ですね。

 

ただ、現実はというと、彼女のような美女が合コンにいることはまずないでしょう。

友人に女性ファッション誌でカメラマンをしている男性がいます。彼から聞くとモデルの女性は「合コン行ったことない」と言う子が多いのだそうです。曰く「どんな人がいるかわからないのに、、、」ということ。そもそもそれが合コンなのですが…。行けば絶対にモテると思いますが、意外ですよね。

 

ではなぜ、男性がメロメロになるほどの美女が合コンに後ろ向きなのか。

もちろん一人一人の性格もあるので一概には言えませんが、私は彼女たちの「男性への期待」が大きく関係していると考えます。

 

令和の時代に合コンの女王はいないのか

2000年当時、経済危機による平成不況の中にあった日本において、ドラマ『やまとなでしこ』は生まれました。リストラが社会問題になる世の中で、その拠り所にもなっていたと思います。

「お金より優しい心が大事」とドラマでは何度も繰り返されています。「幸せになるためにはお金が全て!!」と豪語していたヒロインの桜子さんは、お金とは縁遠い借金まみれの魚屋さんに惹かれます。そしてクリスマスが迫った最終回では、「お金では買えないものに気づいた!」と言ってニューヨークの彼のもとに駆けつけるのです。

 

数多くの合コンを経験したからこそ、桜子さんはお金では買えないものに気づけたのかと思いますが、そもそも「数多くの合コンをする」という行動力の背景にあったものはなんだったのでしょうか。

一体何が『合コンの女王』を生んだのでしょうか。

 

それは、一言でいうと“男性への期待”ということになると思います。

「この合コンで出会った人がきっと私を幸せにしてくれる」といった期待です。これは、かっこいい人と付き合いたいとか、お金持ちの人がタイプとかそういう次元ではなくて、「この先の人生を預けられるかどうか」というもっとスケールの大きな期待です。

 

しかしながら現代では、女性がより社会進出し、男に媚びず自立しているのがカッコいいという価値観が増えている気がします。

キャリアを積み自信を持って生きている美女たちは、上記のような男性への期待を持っている人は減ってきているのではないでしょうか。

そんな令和の時代では、合コンの女王はいないのではないでしょうか。

 

嗚呼、一度でいいから桜子さんみたいな女性と合コンで飲んでみたいものです。

 

 

「ユカリスタ」初めての方にも役立つ、幹事の可能性を広げる情報をお届けします。

関連記事